閲覧開始数とセッション数の違い

レポートに表示される閲覧開始数とセッション数が異なる場合がある理由を説明します。

概要

Google アナリティクスでは、閲覧開始数とセッション数が異なる方法でカウントされます。そのため、レポートに表示されるこれらの指標は異なる値になる場合があります。

閲覧開始数は、各セッションで最初のページビューかスクリーン ビューのヒットが発生した場合にカウントされます。これに対してセッション数は、ヒットの種類に関わらず、各セッションで最初のヒットが発生した場合にカウントされます。したがって、あるセッションで発生した最初のヒットがイベントだった場合は、そのプロパティの閲覧開始数と、ページビュー数やスクリーン ビュー数には違いが生じます。

こうした違いは、閲覧開始数とセッション数を直接比較した場合や、一部のレポートで [日付] ディメンションを使用した場合に発生します。

詳細

この例では、ウェブサイトにアクセスしたユーザーが次のように 2 つのページを閲覧したとします。

開始 → ページ A → ページ B → 離脱

この場合、それぞれのページのデータは次のように表示されます。

  • ページ A: 閲覧開始数 1、セッション数 1、ページビュー数 1
  • ページ B: 閲覧開始数 0、セッション数 0、ページビュー数 1

このユーザーはページ A から閲覧を開始して(ページ A ではページビュー数もカウントされます)、ページ B に移動してからサイトを離れ、セッションが終了しました。

このセッションの最初のヒットがページビューではなくイベントだった場合、このセッションは次のようになります。

開始 → イベント 1ページ パラメータによってページ B に関連付けられたイベント) → ページ A → ページ B → 離脱

この場合、それぞれのページに関連付けられたデータは、レポートで次のように表示されます。

  • ページ A: 閲覧開始数 1、セッション数 0、ページビュー数 1
  • ページ B: 閲覧開始数 0、セッション数 1、ページビュー数 1

この例では、ユーザーがサイトにアクセスしてすぐに、ページ B でホストされる Google アナリティクス イベント(そのサイトの開発者が dl ページ パラメータを使って定義したイベント)が発生しました。このイベントはページ B でホストされていますが、ヒットの種類はあくまでもイベントでページビューではないため、ページ B で閲覧開始がカウントされることはありません。閲覧開始はやはりページ A でカウントされます。これは、ユーザーがページ A にアクセスしたときに、イベント発生に続く次のヒットとして、このセッションの最初のページビューが Google アナリティクスに送られたためです。

次に、前の例とは対照的なケースを見てみましょう。次の例では、同じページでイベントと最初のページビューが発生し、閲覧開始数とページビュー(スクリーンビュー)の数が同じになっています。

開始 → イベントページ パラメータによってページ A に関連付けられたイベント) → ページ A → ページ B → 離脱

この場合、レポートには次のようなデータが表示されます。

  • ページ A: 閲覧開始数 1、セッション数 1、ページビュー数 1
  • ページ B: 閲覧開始数 0、セッション数 0、ページビュー数 1

この例では、ページ A からイベントヒットが送られ、さらにページビュー ヒットも送られました。このため、このセッションでは同じページで閲覧開始とセッションがカウントされました。

ページビューやスクリーン ビューのヒットがゼロのセッションがある場合は、閲覧開始数よりもセッション数の方が多くなります。ページビューやスクリーン ビューのヒットが送られなければ、レポートで閲覧開始がカウントされることはないからです。

次の例では、セッションに 2 つしかヒットがなく、両方ともイベントヒットです。

開始 → イベント 1 → イベント 2 → 離脱

このため、レポートの閲覧開始数とページビュー数はゼロになります。

  • 閲覧開始数 0、セッション数 1、ページビュー数 0

こうしたデータは、レポートでページビュー数がゼロのセグメントを作成し、カスタム レポートイベント レポートなどのさまざまなレポートに適用すると表示される可能性があります。

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