Google アナリティクス アカウントに Google 広告の費用データを読み込む、またはその他の費用データを読み込むと、モデル比較ツールに表示項目が追加され、その費用データを確認できます(費用データを読み込んでいない場合、これらの項目は表示されません)。[費用] 列には選択した期間の総費用が表示されます。
表内の指標選択用プルダウン メニューから [コンバージョンと CPA] または [コンバージョン値と ROAS] を選択すると、選択した各アトリビューション モデルに対応する費用データ関連の指標が表示されます。CPA(コンバージョン単価)は、チャネルの費用を、特定のモデルによってチャネルに関連付けられたコンバージョン数で割った値となります。ROAS(広告費用対効果)は、コンバージョン値(e コマース収益または目標値に基づく)をチャネルの費用で割った値となります。
[変動率] 列には、選択した指標がアトリビューション モデルごとにどう変動するかが割合で表示されます。ROAS はコンバージョン値に基づく指標であるため、モデルごとの変動率はコンバージョン値の変動率と同一です。表内には表示されません。
変動率の列に表示される割合の数値の横には、次の記号が表示されます。
- 灰色の点は、参照モデルと比較モデルの間に有意差がない(2 つのモデルの評価方法が同じ)ことを意味します。
- 上向き矢印は参照モデルよりも評価が高くなっていることを意味します。
- 下向き矢印は、参照モデルよりも評価が低くなっていることを意味します。
アトリビューション モデル間の差の絶対値が 10% 以上の場合は、それが有益な変化かどうかを示す色が矢印に付きます。
- 緑色は、比較モデルではコンバージョン単価が低下するなど、比較モデルの方が高い評価が出ていることを意味します。コンバージョン数の増加も緑色の矢印で示されます。
- 赤色は、比較モデルではコンバージョン単価が増加するなど、比較モデルの方が低い評価が出ていることを意味します。
表示項目の「0」と「—」の意味
「0」と「—」(ダッシュ)が [費用] 列と [コンバージョン] 列に表示される場合があります。
[費用] 列
- 「0 円」: 対象のチャネル、参照元、メディア、キーワードに対して費用データが含まれているが、選択した期間の総費用が 0 円だった場合
- 「—」: 費用データをアップロードしていない場合や、参照元のように費用なしのチャネルなど、費用データが含まれていない場合
[コンバージョン] 列
- 「0」: 選択したアトリビューション モデルでは、指定した期間にその表示項目へのコンバージョンの貢献度が割り振られていない場合
- 「—」: その表示項目のコンバージョン経路データがない場合