カスタム ディメンションとカスタム指標はアナリティクス アカウントの既定のディメンションと指標とほとんど同じですが、自分で作成するという点で異なり、アナリティクスで自動的にトラッキングされないデータを収集、解析するために使用できます。
カスタム ディメンションとカスタム指標は、アナリティクス アカウントのプロパティ レベルで設定します。カスタム ディメンションとカスタム指標を作成または編集するには、プロパティの編集者のロールが必要です。
カスタム ディメンションやカスタム指標は、2 段階の手順で作成します。まず、カスタム ディメンションまたはカスタム指標をプロパティ内に設定し、次にトラッキング コードを修正します。なお、手順は必ず順番どおりに行ってください。
この記事の内容:カスタム ディメンションを設定する
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックし、カスタム ディメンションを追加するプロパティに移動します。
- [プロパティ] 列で、[カスタム定義]、[カスタム ディメンション] の順にクリックします。
- [+ 新しいカスタム ディメンション] をクリックします。
- [名前] を入力します。
どのような文字列でも指定できますが、レポート内の他のディメンションや指標と区別しやすいように重複しない名前を指定してください。 - [範囲] を選択します。
トラッキングのレベルを、ヒット、セッション、ユーザー、商品から選択します。開発者向けガイドで、範囲の詳細とカスタム ディメンションの処理方法をご確認ください。 - [アクティブ] ボックスをオンにするとデータの収集が開始され、まもなくレポートにディメンションが表示されます。作成したディメンションを非アクティブ状態にする場合は、このボックスをオフにしてください。
- [作成] をクリックします。
カスタム指標を設定する
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックし、カスタム指標を追加するプロパティに移動します。
- [プロパティ] 列で、[カスタム定義]、[カスタム指標] の順にクリックします。
- [新規カスタム指標] ボタンをクリックします。
- [名前] を入力します。
どのような文字列でも指定できますが、レポート内の他のディメンションや指標と見分けられるよう重複しない名前を指定してください。 - [フォーマット タイプ] のプルダウンで、整数、通貨、時間のいずれかを選択します。
整数には任意の数字を指定でき、通貨タイプにはビュー設定で指定した通貨(日本円、米ドルなど)が適用され、小数を含む数字で入力する必要があります。時間は秒で指定しますが、レポートではhh:mm:ss
形式で表示されます。 - [アクティブ] ボックスをオンにしておくと、作成後すぐにデータの収集が開始され、レポートに指標が表示されるようになります。作成した指標を非アクティブ状態にする場合は、このボックスをオフにしてください。
- [作成] をクリックします。
トラッキング コードを編集する
プロパティでカスタム ディメンションやカスタム指標を作成したら、さらにトラッキング コードも修正する必要があります。この作業は手馴れたユーザーが行うようにしてください。手順については、ご利用環境に応じて次のデベロッパー ガイドをご覧ください。
- ウェブサイトのトラッキング: ユニバーサル アナリティクス(analytics.js を使用する場合)
- モバイルアプリのトラッキング: Android および iOS のモバイルアプリ
カスタム ディメンションとカスタム指標を編集する
一度作成したカスタム ディメンションやカスタム指標は削除できませんが、アカウントの設定から管理、編集することは可能です。既存のカスタム ディメンションの使用をやめるには、[アクティブ] のチェックボックスをオフにして [保存] をクリックします。