ゴールフローを使用して目標設定プロセスを分析する

ユーザーが期待通りにコンテンツを閲覧しているかどうかを確認します。

この記事では、ゴールフロー レポートを使用してユーザーがコンテンツにたどり着くまでに通る最も一般的な経路を把握することで、どれだけ的確にトラフィックを誘導できているかを確認する方法について説明します。事前に関連資料セクションのコンテンツもお読みください。

この記事の内容:

シナリオ: 理想の新車をデザインする

ここでは、新型車を宣伝する場合を考えてみましょう。ウェブサイトには、新車の説明、技術仕様、試乗した人の感想などのコンテンツが用意され、最後のページでユーザーは新車のオプションを選択できます。到達ページ目標をデザイン確認ページに設定し、その目標に至るまでの経路としてユーザーが通る可能性のあるページや画面を含む目標到達プロセスを設定したとします。目標到達プロセスは、アナリティクスでは直線的な経路として設定していても、実際にはユーザーが目標に至るまでにアクセスする可能性が最も高いコンテンツを入れるためのコンテナとして考えることができます。目標到達プロセスには、サイトのトップページやプロモーションのトップページ、検索結果ページ、サイト上で車をカスタマイズしたときの確認ページなどを追加できます。

分析 1: 目標に到達するまでのトラフィックを追跡する

目標到達プロセスを設定すると、ユーザーがあるページや画面から次のページや画面に移動しているかどうかを確認できます。たとえば、プロモーション ページまでユーザーをうまく引き付けることができているか、そのページから次のステップへの道筋は明確に示されているか、などがわかります。なお、目標までに十分なトラフィックがある場合は、こうした問題はないといえるでしょう。途中で離脱しているユーザーが多い場合は、コンテンツやステップを見直して改善方法を検討します。

分析 2: その他のコネクションを確認する

このレポートでは、目標に向かう別の開始位置を確認することもできます。コネクション数のスライダーを右に動かして表示経路を増やすと、目標到達プロセスのステップを経由せずに直接目標に到達したトラフィックがどれだけあったか、ユーザーはオーガニック検索からプロモーション ページにアクセスしたのか直接目標に到達したのか、などの情報を確認できます。

プロモーション ページから関連する他のページ(カタログや仕様記載ページなど)へのトラフィック量も確認できます。最初のステップの後に離脱している場合は、広告コンテンツに根本的な欠陥があるか、無効なリンクなどの単純なエラーが発生している可能性があります。

分析 3: ユーザーが引き返したポイントを確認する

ユーザーがどのポイントで別のノードに移動し、元の場所に戻ってしまったかは、次のように見極めます。

  • 検索結果ページから検索ページに戻ってしまった場合、ユーザーが目的の情報を得られなかった可能性があります。

  • 一方、新型車のカスタム セクションの最終ページから最初のページに戻っている場合は、新型車の別バージョンを作成して結果を比較しようとしている可能性があります。このような場合、保存した結果ページに直接アクセスしたトラフィックが増加していないかを確認します。

分析 4: 詳細な情報を確認する

ノードの [ここを深く見る] を使用すると、各ノードのトラフィックを分析できます。 たとえば、ユーザーがプロモーション ページで離脱していて、新型車の仕様記載ページに興味を示さずエンジンや車の色を選ぼうとしていない場合に、こうしたユーザーが次にアクセスしているページを確認できます。最初のステップに戻り、他のモデルの車を閲覧しているのか、それともコンテンツ自体を離脱しているのか、などがわかります。

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