ゴールフローを使用してトラフィックの参照元とコンバージョンを比較する

トラフィックの参照元の掲載結果を分析します。

サイトでの目標コンバージョンにつながったトラフィックの流入元は、[参照元]、[キャンペーン]、[国]、[ブラウザ] などの起点となるディメンションを使用して視覚化することで簡単に把握できます。

この記事の内容:

[参照元] ディメンションでトラフィックを比較する

次の例では、[参照元] ディメンションを使用してトラフィックを視覚化しています。ノードの最初の列は、ノーリファラーを含め、参照元上位 5 位からの相対的なトラフィック量を示しています。

[参照元] ディメンションによるゴールフローの可視化
[参照元] ディメンションでトラフィックを分析

上の例では、ディメンション値 google(オーガニック検索とクリック単価の両方を含む)からのトラフィック量が最も多くなっています(769 セッション)。この参照元が、特定の目標または目標到達プロセスのステップでも目標達成数が最多かどうかを確認するには、google ノードと目標またはステップのノード(上の例の Billing)をつなぐコネクションをクリックします。

ノード コネクションの分析
ノードのコネクションを強調表示

参照元から目標に達する経路を通るトラフィックが強調表示されます。また、目標またはステップのノードには、目標のステップの相対的な貢献度も表示されます。この例では、google 参照元から発生したセッションが合計 769 あり、そのうち 645 のセッションでユーザーがお支払いステップに進んでいます。

こうした数値を他の参照元と比較するには、その他の参照元と目標またはステップをつなぐコネクションをクリックします。ゴールフロー レポート下部に表示されるデータ表の最後の列で、参照元ごとの相対的なコンバージョン率も確認できます。

ゴールフローのデータ表
ゴールフローのデータ表

セグメントを適用する

目標のビジュアル フローにセグメントを適用して、より正確にコンバージョンを分析することができます。フローレポートには複数のセグメントを定義できますが、一度に適用できるセグメントは 1 つだけです。

複数のフィルタとともにアドバンス セグメントを使用することにより、適用できるセグメント数の制限に対処することができます。

ゴールフロー レポートへのセグメントの適用
ゴールフロー レポートにセグメントを適用

次のステップ

他のディメンションについても同じように比較し、それに応じてリソースを分配することができます。

たとえば、ディメンションに [キャンペーン] を使用すると、最も掲載結果が高いキャンペーンや、改善や削除が必要なキャンペーンを特定できます。また、[国] を使用すると、トラフィックがどの国から来ているかを特定し、広告掲載費用を投資する国を決定することができます。

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