Firebase 向け Google アナリティクスは、アプリ開発のための包括的なツールセットを提供します。公式 SDK は、Android、iOS、Flutter、Unity、C++、React Native、ウェブで最適に動作しますが、直接サポートされていないプラットフォームでも Firebase の機能を使用できます。この記事では、サポートされていないプラットフォームで Firebase を統合する方法について説明します。
既存のプラグインから探す
- コミュニティ ソリューションを検索する: ご利用のプラットフォーム向けに設計された事前構築済みの Firebase プラグインまたはライブラリを探します。コミュニティ ソリューションから見つけるなら、時間と労力を節約できます。
- プラットフォーム固有のリポジトリから探す: プラットフォームに関連付けられているパッケージ管理システムとリポジトリを確認します。Firebase 機能をラップするプロジェクトがすでに作成されている可能性があります。
ネイティブの Firebase SDK
適切なプラグインがない場合は、ネイティブの Firebase SDK(Android または iOS)を直接使用します。
- プラットフォームとのやり取り方法を調査する: プラットフォームがネイティブ コードとどのようにやり取りするかを学びます。ほとんどのプラットフォームには、Android アプリまたは iOS アプリとやり取りするためのメカニズムが用意されています。
- ラッパー関数を作成する: プラットフォームの開発環境内でラッパー関数またはプラグインを構築します。ネイティブ Firebase SDK を内部で呼び出す一方で、プラットフォームの規則に沿ったメソッドを提供するラッパーを構築する必要があります。
モバイル プラットフォームに関する考慮事項
モバイルアプリ プラットフォームがウェブ フレームワークをサポートしている場合でも、iOS と Android 向けのネイティブの Firebase SDK を直接使用することを強くおすすめします。このアプローチにより、次のことが可能になります。
- 最適なパフォーマンス: ネイティブ SDK を使用すると、パフォーマンスと効率が向上します。
- すべての機能にアクセス可能: Firebase と Google サービスで提供されているすべての Firebase 機能とキャンペーン タイプに、互換性に関する制限なしでアクセスできます。
- 統合: ネイティブの SDK を使用すると、モバイル固有のサービスと、ネイティブ環境向けにカスタマイズされた Firebase の潜在的な機能を効率的に統合できます。
注: プラットフォームと、実装する特定の機能によっては、サポートされていないプラットフォームでの Firebase の使用が複雑になる場合があります。多くの場合、プラットフォームと Android または iOS の開発の両方について深い理解が必要です。また、Firebase が SDK を更新するたびに、カスタム ラッパーまたはプラグインをご自身で管理する必要があります。