アトリビューション モデルとは、ユーザーが重要なアクションを完了するまでの経路における各タッチポイントにどのように貢献度を割り振るかを決めるルールまたはデータドリブン アルゴリズムです。このモデルを使用することで、最終的なアクションの促進に最も大きく貢献した経路を把握できます。
セッション スコープのトラフィック ソース ディメンションで集客チャネルをレポートする方法は、次の手順で変更できます。
- [管理] の [データの表示] で [イベント] をクリックします。
前のリンクをクリックすると、最後にアクセスしたアナリティクス プロパティが開きます。プロパティ セレクタでプロパティを変更できます。アトリビューション設定を選択するには、(プロパティ単位): マーケティング担当者以上の権限が必要です。
- [キーイベントのアトリビューション] をクリックします。
- [レポート用のアトリビューション モデル] で、次のいずれかのアトリビューション モデルを選択します。
- 有料チャネルとオーガニック チャネル:
- データドリブン(推奨): 各キーイベントのデータに基づいて貢献度を割り当てます。このモデルは他のアトリビューション モデルとは異なり、プロパティのデータを使用して、各クリック インタラクションの実際の貢献度を計算します。
- ラストクリック: ノーリファラーを無視し、ユーザーが重要なインタラクションを完了する前の最後の接点にすべての貢献度を割り当てます。
- Google の有料チャネル:
- ラストクリック: ユーザーが重要なインタラクションを完了する前にクリックした最後の Google 広告チャネルに、すべての貢献度を割り当てます。Google 広告のクリックが発生していない場合は、有料チャネルとオーガニック チャネルの「ラストクリック」にフォールバックします。
- 有料チャネルとオーガニック チャネル:
- [保存] をクリックします。
アトリビューション モデルとは、ユーザーが重要なアクションを完了するまでの経路における各タッチポイントにどのように貢献度を割り振るかを決めるひとつのルール、複数のルール、またはデータドリブン アルゴリズムです。
[レポート用のアトリビューション モデル] では、Google アナリティクス 4 レポートおよびリンクされている Firebase プロジェクトのレポートで貢献度を割り当てるために使用するアトリビューション モデルを選択できます。レポート用のアトリビューション モデルの変更は、過去と将来のデータに適用されます。詳しくは、アトリビューションのスタートガイドをご覧ください。
レポート用のアトリビューション モデルを変更すると、イベント スコープのトラフィック ディメンション(参照元、メディア、キャンペーン、デフォルト チャネル グループなど)を使用するすべてのキーイベント レポートとデータ探索ツールに反映されます。データ探索ツールでは、アトリビューションと互換性のあるディメンションの一覧を確認できます。なお、レポート用のアトリビューション モデルを変更しても、セッションの参照元、ユーザーの最初のメディアなど、ユーザー / セッション スコープのトラフィック ディメンションには影響は生じません。
注: アトリビューション モデルは異なる日程で導入されました(以下を参照)。そのため、モデルの「開始日」より前の期間を対象に含めると、表示されるデータは部分的なものになります。
- 有料チャネルとオーガニック チャネルのデータドリブン アトリビューション: 2021 年 11 月 1 日
- 有料チャネルとオーガニック チャネルのルールベース モデル: 2021 年 6 月 14 日
小数値の貢献度
イベント スコープのトラフィック ディメンションとともに使用した場合、選択したアトリビューション モデルに基づいて、キーイベント数、総収益、購入による収益、広告収入合計の指標が変化します。
データドリブン アトリビューション モデルに切り替えると、これらの列に初めて小数点(「小数値の貢献度」)が表示されるようになります。これは、特定のキーイベントに対する貢献度が、選択したアトリビューション モデルに応じて、サイトまたはアプリでユーザーがアクションを完了するまでに経由した広告、クリック、その他の要因などのさまざまなインタラクションに分配されるためです。
例
データドリブン モデルを選択します。ユーザーがキーワード 1 > キーワード 2 の順に経路を進み、キーイベントを完了した場合、キーワード 1 と キーワード 2 の各キーワードに小数値の貢献度が表示され、[キーイベント] 列の合計は 1.0 になります。
レポート用アトリビューション モデルを変更する
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] の [データの表示] で [イベント] をクリックします。
前のリンクをクリックすると、最後にアクセスしたアナリティクス プロパティが開きます。プロパティ セレクタでプロパティを変更できます。アトリビューション設定を選択するには、(プロパティ単位): マーケティング担当者以上の権限が必要です。
- [キーイベントのアトリビューション] をクリックします。
- [レポート用のアトリビューション モデル] で、次のいずれかのアトリビューション モデルを選択します。
- 有料チャネルとオーガニック チャネル:
- データドリブン(推奨): 各キーイベントのデータに基づいて貢献度を割り当てます。このモデルは他のアトリビューション モデルとは異なり、アカウントのデータを使用して、各クリック インタラクションの実際の貢献度を計算します。
- ラストクリック: ノーリファラーを無視し、ユーザーが重要なインタラクションを完了する前の最後の接点にすべての貢献度を割り当てます。
- Google の有料チャネル:
- ラストクリック: ユーザーが重要なインタラクションを完了する前にクリックした最後の Google 広告チャネルに、すべての貢献度を割り当てます。Google 広告のクリックが発生していない場合は、有料チャネルとオーガニック チャネルの「ラストクリック」にフォールバックします。
- 有料チャネルとオーガニック チャネル:
- [保存] をクリックします。