サブプロパティは、有効なオーダーを持つ Google マーケティング プラットフォーム内の「組織」にリンクされた Google アナリティクス 360 アカウントでのみご利用いただけます。サブプロパティの参照元プロパティにできるのは、Google アナリティクス 360 プロパティのみです。
サブプロパティを参照元プロパティと同期すると、参照元プロパティに設定されたカスタム ディメンションとカスタム指標を使用できるようになります。
仕組み
同期した後にサブプロパティで使用できるのは、参照元ですでに定義されているディメンションと指標のみで、これらを編集、削除、新規作成することはできません。参照元での更新内容はサブプロパティに自動的に反映され、同期を解除するとサブプロパティにコピーが保持されます。これらのカスタム ディメンションとカスタム指標は編集することができます。
注: 統合プロパティでは同期を利用できません。詳しくは、統合プロパティについてをご覧ください。
初回の同期には最長で 48 時間ほどかかることがあります。同期が完了すると、参照元プロパティの [管理] > [サブプロパティの管理] でステータスが「同期済み」に更新されます。
注: サブプロパティの作成時にサブプロパティの同期を有効にすることも、カスタム ディメンションもカスタム指標も設定されていない既存のサブプロパティの同期を有効にすることもできます。サブプロパティを作成するには、アナリティクス アカウントに編集者以上の権限が必要です。また、参照元プロパティは通常のプロパティである必要があります。別のサブプロパティや統合プロパティからサブプロパティを作成することはできません。詳しくは、サブプロパティを作成、編集するをご覧ください。
サブプロパティを作成して同期する
- [管理] の の [プロパティ] で [サブプロパティの管理] > [サブプロパティを作成する] をクリックします。
- [参照元プロパティ名] メニューで 360 参照元プロパティを選択します。
- サブプロパティの名前を入力し、タイムゾーンと通貨を選択します。
- [このプロパティの作成にあたって追加費用が発生することを理解しています] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [フィルタを編集] をクリックして「含む」条件や「除外」条件を設定し、サブプロパティに表示される参照元プロパティのイベントデータを定義します。
- フィルタの条件を設定したら、[確認]、[次へ] の順にクリックします。
- [サブプロパティに同期する項目を選択する] で、[すべてのカスタム ディメンションとカスタム指標をサブプロパティに同期する] の横にある切り替えボタンをクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- サブプロパティに当てはまる業種、サブプロパティで計測するビジネスの規模、アナリティクスを利用する理由を選択します。
- [作成] をクリックします。
サブプロパティの同期ステータスを確認する
- [管理] の の [プロパティ] で [サブプロパティの管理] をクリックします。
- 確認するサブプロパティの横にある [同期ステータス] 列を確認します。
- [同期ステータス] が「同期済み」の場合、サブプロパティは完全に同期されています。
- [同期ステータス] が「同期しています…」の場合は、同期が進行中です。
- 注: 初回の同期には最長で 48 時間ほどかかることがあります。
- [同期ステータス] が「未同期」の場合、サブプロパティは同期されていません。既存のカスタム ディメンションもカスタム指標もない場合には同期が可能です。
サブプロパティの同期を管理する
参照元プロパティで、サブプロパティの同期関連アクティビティを管理したり、実行したりできます。
まだ同期されていない既存のサブプロパティを同期する
- 参照元プロパティの [管理] の の [プロパティ] で、[サブプロパティの管理] をクリックします。
- 同期されていないサブプロパティの場合は、対応する行のその他メニュー
をクリックします。
- [カスタム ディメンションとカスタム指標を同期する] ボタンをクリックして、サブプロパティを同期します。
- サブプロパティにカスタム ディメンションまたはカスタム指標が存在する場合、[カスタム ディメンションとカスタム指標を同期する] ボタンは使用できません。同期できるようにするには、既存のカスタム ディメンションとカスタム指標をすべてサブプロパティから削除する必要があります。
すでに同期されているサブプロパティの同期を解除する
- 参照元プロパティの [管理] の の [プロパティ] で、[サブプロパティの管理] をクリックします。
- すでに同期されているサブプロパティの場合は、対応する行のその他メニュー
をクリックします。
- [カスタム ディメンションとカスタム指標の同期を解除する] ボタンをクリックして、サブプロパティの同期を解除します。
- サブプロパティの同期を解除すると、参照元プロパティでカスタム ディメンションまたはカスタム指標が変更されても、サブプロパティのカスタム ディメンションとカスタム指標は更新されなくなります。
- 同期の解除後、サブプロパティには、すべてのカスタム ディメンションとカスタム指標のコピーが保持され、そのコピーを編集できるようになります。