[GA4] 正規表現を使用してイベントを変更、作成する

ウェブデータ ストリームでは、正規表現を使用して Google アナリティクスでイベントを変更、作成できます。

ただし、不適切な形式の正規表現はサイトのパフォーマンスに悪影響を与える恐れがあります。そのような事態を避けるため、以下のおすすめの方法を参考にしてください。

  • 可能な場合は、正規表現ではなく、他の演算子(例: 完全一致、次を含む)を使用してください。
  • 使用する予定の正規表現をテストし、意図した文字列にマッチすることを確認してください。
  • 大文字と小文字を区別する必要がある場合は、正規表現で大文字と小文字が区別されるように指定します。オプションは、「(大文字と小文字を区別しない)」と記載されていないものを使用してください。

Google アナリティクス 4 では、イベントの作成および変更のルールがブラウザ上で直接実行されます。そのため、無効な正規表現を指定すると、ウェブサイトのパフォーマンスが低下する恐れがあります。

ブラウザで JavaScript 正規表現を実行するときには、バックトラック法が使用されます。バックトラック法では、正規表現にマッチする文字列を見つけるために、可能性のある実行パスがすべて試されます。そのため、正規表現が複雑であったり記述が不十分であったりすると、一部のブラウザで重大な問題が生じたり、ウェブサイトの障害やパソコンのクラッシュにつながったりする恐れがあります。このような事態が発生する場合は、イベントの作成 / 変更ルールの正規表現あるいは正規表現と照合する文字列のいずれかが原因であると考えられます。

致命的なバックトラッキングを回避するためのベスト プラクティス

  • 処理時間が指数関数的に増加することを避けるため、無制限の、あるいはネストされた繰り返し処理は使用しないでください。想定される繰り返しの最大数を定義することをおすすめします。

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