トラフィック獲得レポートでは、ウェブサイトまたはアプリにアクセスしたユーザーのアクセス元を把握できます。具体的には、新規ユーザーとリピーターのアクセス元が示されます。新規ユーザーのアクセス元を示すユーザー獲得レポートとは異なります。
トラフィック ソースのディメンション
トラフィック獲得レポートでは、クロスチャネルのトラフィック ソースのディメンションを利用できます。これは、サービスに依存しない特別なディメンションで、ユーザーの獲得方法を詳しく把握できます。
これらのディメンションを使って、オーガニックおよび有料のトラフィック ソース、Google の有料ソース、第三者の有料ソース、購入者向けプラットフォーム(Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360 など)、パブリッシャーまたは広告枠ソース(Google 検索、YouTube など)のデータを取得できます。
レポートを表示する
- Google アナリティクスにログインします。
- 左側のメニューから [レポート]
を選択します。
- 左側の [集客] > [トラフィック獲得] を選択します。
レポートが表示されない場合: 左側にレポートが表示されない場合は、そのレポートは削除されたか、デフォルトで表示される複数のレポートに含まれていない可能性があります。編集者または管理者であれば、レポートを左側のナビゲーションに追加できます。レポートの追加方法の詳細
データの収集元
手動でリンク先 URL にタグを設定するか、アナリティクスと広告プラットフォーム(Google 広告、検索広告 360、ディスプレイ&ビデオ 360 など)の統合を作成し、そうした統合で利用できる自動タグ設定を使用して、トラフィック ソースのデータを収集できます。
1 つのトラフィック ソースのデータを表示する
1 つのトラフィック ソースのデータを表示するには、表の上にある検索バーでトラフィック ソースを検索します。たとえば、オーガニックの Google 検索のトラフィックを表示するには、検索バーに「google / organic」を入力して Enter キーを押します。
レポートのディメンション
トラフィック獲得レポートには、以下のクロスチャネルのトラフィック ソースのディメンションが含まれます。これらのディメンションを使用して、すべてのトラフィック ソースとマーケティング チャネルの全体像をまとめて表示できます。クロスチャネル トラフィック ソースのディメンションの名前は、特定の統合、チャネル、またはソース プラットフォームを参照していません。
次のクロスチャネルのトラフィック ソースのディメンションにはそれぞれ「セッション」という単語が含まれています。これは、そのディメンションが、新規ユーザーかリピーターにかかわらず、ユーザーの直近のセッションを表示していることを示しています。スコープについて詳しくは、スコープの詳細をご覧ください。
指標 | 概要 | データ入力の方法 |
---|---|---|
セッション キャンペーン |
セッションでコンバージョン イベントにつながったプロモーションまたはマーケティング キャンペーンの名前。 |
このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
セッションのデフォルト チャネル グループ |
チャネル グループとは、ルールに基づいて分類されるトラフィック ソースの定義を指します。 デフォルト チャネル グループには、「ノーリファラー」、「オーガニック検索」、「有料ソーシャル」、「オーガニック ソーシャル」、「メール」などがあります。ディメンション値の詳細 これはレポートのデフォルトのディメンションです。 |
このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
セッション メディア |
新しいセッションでユーザーを呼び込む方法。 |
このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
セッション参照元 |
トラフィックの発生元となったパブリッシャーまたは広告在庫ソース。たとえば、Google 検索から再度ウェブサイトにアクセスしたユーザーは、セッション ソース ディメンションで「google」と表示されます。 その他「youtube」、「gmail」などがあります。 |
このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
セッション参照元またはメディア | 新しいセッションに関連付けられた参照元とメディア。 | このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
セッションの参照元プラットフォーム |
購入アクティビティを管理するプラットフォーム(予算とターゲティング条件を設定)。 以下に例を示します。
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このディメンションへのデータ入力の方法については、トラフィック ソースのディメンション、手動タグ設定、自動タグ設定についてをご覧ください。 |
レポートの指標
レポートには次の指標が含まれています。編集者または管理者の権限を持つユーザーは、レポートで指標を追加または削除できます。
指標 | 概要 | データ入力の方法 |
---|---|---|
セッションあたりの平均エンゲージメント時間 |
各セッション中に、ウェブサイトがユーザーのブラウザでフォーカス状態にあった平均時間、またはアプリがユーザーのデバイスでフォアグラウンド表示されていた平均時間。 |
この指標は自動的に入力されます。 |
コンバージョン数 | ユーザーがコンバージョン イベントをトリガーした回数。 | イベントにコンバージョンとしてマークを付けて、この指標にデータを入力します。 |
エンゲージメントのあったセッション数 | 10 秒以上継続するか、コンバージョン イベントが発生するか、ページビューまたはスクリーン ビューが 2 件以上発生したセッションの数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
エンゲージメント セッション数(1 ユーザーあたり) | ユーザー 1 人あたりの平均エンゲージメント セッション数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
エンゲージメント率 | エンゲージメントのあったセッションの割合。詳細 | この指標は自動的に入力されます。 |
イベント数 | ユーザーがイベントをトリガーした回数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
セッションあたりのイベント数 | セッションあたりのイベントの平均数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
セッション数 | ウェブサイトまたはアプリで開始されたセッションの数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
合計収益 | 購入、アプリ内購入、サブスクリプション、広告収益によって発生した収益の合計額。 |
この指標は、purchase、in_app_purchase、app_store_subscription_renew、app_store_subscription_convert のイベントと広告収益の合計です。広告収益は、Google AdMob 統合または Google アド マネージャー統合経由か、サードパーティ統合から ad_impression イベントを送信することで入力されます。 重要: 購入イベントを設定する際には、value パラメータと currency パラメータの両方に値を指定してください。これは、[合計収益] 指標の購入データを表示するために必要なステップです。
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ユーザー数 | ウェブサイトまたはアプリにアクセスした個別のユーザーの数。 | この指標は自動的に入力されます。 |