このレポートには、対応するビューのタイムゾーン設定に基づいて、時間別（午前 0 時から午後 11 時）と曜日別（日曜日から土曜日）に統計情報が表示されます。
1 つの地域や国だけで商品やサービスを販売している場合は、特定の時間帯や曜日を指定して広告を表示すると効果が上がる場合があります。一方、世界的な取引を行っている場合は、国によって時差があるため、時間帯を指定する意味はあまりありません。
たとえば、テーマパークへ行く家族ツアーを販売している場合、親が昼休みを取る午前 11 時から午後 1 時、仕事が終わる午後 4 時から午後 6 時、子供が寝た後の午後 9 時から午後 11 時に重点的に広告を掲載すると効果が上がる可能性があります。また、不眠症の対策グッズを販売している場合は、午前 1 時から午前 4 時に広告を掲載するとよいでしょう。
または、新しいゲームのダウンロードを促進しようとしているアプリ デベロッパーの方は、平日であれば朝と夕方の通勤時間帯や夜間帯、週末であれば終日など、ユーザーが携帯端末を操作する可能性が高い時間帯をターゲットにすることをおすすめします。
取引に適した時間帯や曜日がある程度わかっている場合は、そうした時間帯や曜日を指定して広告を掲載すれば、AdWords の時間帯レポートで予測を検証できます。また、最初は時間帯や曜日に関係なく同じ頻度で広告を掲載しておいて、このレポートで成果の高い時間帯や曜日を確認してから、そこに重点的に予算を配分することもできます。
[平均セッション継続時間] や [目標の完了数] でデータを並べ替えると、関心の高いユーザーをより多く呼び込んでいる時間帯を確認できます。たとえば、午後 6 時から午後 9 時の時間帯に、サイトやアプリの利用時間が長く、ユーザーが目標を達成しやすい傾向がある場合は、この時間帯の入札単価を引き上げます。
また、セカンダリ ディメンションとして [キーワード] を追加し、[収益] で並べ替えると、時間帯によって高い成果を上げているキーワードがあるかどうかを確認できます。
関連資料
広告のスケジュール設定について詳しくは、Google 広告のヘルプセンターをご覧ください。
