データの更新頻度とは、Google アナリティクスがプロパティからのイベントの収集と処理に要する時間のことを指します。たとえばこのプロセスに 20 分かかる場合、データの更新頻度は 20 分となります。
データの更新間隔
アナリティクスでは、Google アナリティクス 360 のプロパティと標準プロパティのデータの標準的な更新間隔は次のとおりです。
間隔 | 標準的な処理時間 | プロパティ | プロパティごとのデータの上限 | クエリの適用範囲 |
---|---|---|---|---|
リアルタイム | 1 分未満 | 360、標準 | なし | いくつかのディメンションと指標のみ |
360(当日) | 約 1 時間 | 360 | プレミアム(標準)とプレミアム(大)の定義についてはこちらをご覧ください | こちらを除くすべてのレポートと API クエリ |
標準(当日) | 4~8 時間 | 標準 | 標準(通常) | こちらを除くすべてのレポートと API クエリ |
毎日 | 12 時間 | 360、標準 | 標準、プレミアム(標準) | すべてのレポートと API クエリ |
毎日 | 18 時間 | 360、標準 | プレミアム(大) | すべてのレポートと API クエリ |
毎日 | 24 時間以上 | 360、標準 | プレミアム(特大) | すべてのレポートと API クエリ |
プロパティのカテゴリ
プロパティは、特定の日に収集および処理されたイベントの数に基づいて、次のように分類されます。
- プロパティで収集および処理されたイベントが 250 億個未満の場合は「標準」
- プロパティで収集および処理されたイベントが 250 億個以上の場合は「大」
- プロパティで収集および処理されたイベントが 2,500 億個以上の場合は「特大」
イベントの数は、過去 31 日間のデータ(プロパティで設定されているタイムゾーンの当日を除く)に基づいて測定されます。
なお、通常は「標準」または「大」に分類されているプロパティが、過去 7 日間(プロパティで設定されているタイムゾーンの当日を除く)で 1 日平均 150 億個を超えるイベントを収集および処理していた場合、その日は「特大」に分類される可能性があります。
制限事項
データ探索とレポートの間でデータが同期されない場合があります。
オフライン イベント
ユーザーのデバイスがオフラインになった(例: モバイルアプリの使用中にインターネットの接続が切れた)場合、イベントデータはデバイスに保存され、オンラインへの復帰後に送信されます。ただし、イベントが発生して 72 時間以上経過してから送信されたイベントは無視されます。
非標準のデータ処理について詳しくは、[GA4] データの更新頻度とサービスレベル契約の制約をご覧ください。