2022 年 4 月 6 日以降、新しい利用規約に同意していないすべてのプロパティは、Firebase 向け Google アナリティクスのプロパティで新しいデータを処理できなくなります(30 日間はアップグレードとデータ入力の再開が可能です)。30 日間の猶予期間後に新しい利用規約に同意いただいていない場合、プロパティはデータとともに完全に削除されます。
プロパティと関連データが削除されないようにするには、すべてのプロパティで新しい利用規約に同意する必要があります。利用規約への同意およびアップグレードが必要な場合は、Firebase コンソールのアナリティクス マイレポートにバナーが表示されます。
2022 年 4 月 6 日より 30 日以内に新しい利用規約に同意した場合:
- データの処理が再開され、削除は行われません
- プロパティでデータが処理されなくなってから利用規約に同意した日までの期間のデータに空白が生じます
プロパティのアップグレード
- console.firebase.google.com で Firebase コンソールを開きます。
- ログインを求めるメッセージが表示されたら、Firebase プロジェクトと Google Cloud プロジェクトの管理に使用している Google アカウントでログインします。
- Firebase プロジェクトを選択します。
- 画面左側で [分析] > [Dashboard] の順にクリックします。
- アップグレードが必要な場合は、ページの上部に [新しい規約に同意] リンクが表示されます。[新しい規約に同意] をクリックします。
注: アップグレードするためのリンクがページの上部に表示されない場合、Firebase コンソールの左側にある設定ボタンをクリックし、[プロジェクト設定] > [統合] > [Google アナリティクス] をクリックします。
- アップグレード ウィザードの指示に沿って利用規約に同意し、プロパティをアップグレードします。
複数のプロジェクトを所有している場合は、プロジェクトごとにアップグレード フローを完了する必要があります。
利用規約への同意に必要とされる Firebase のアクセス権に基づく役割
新しい利用規約に同意するには、Firebase プロジェクトへのアクセス権が必要です。
- 新しい利用規約に同意できるのは、プロジェクト オーナーの役割を持つユーザーです。
- Firebase 管理者またはプロジェクト編集者の役割では、新しい利用規約に同意できません。
Firebase プロジェクトに対する権限とアクセス(プロジェクト オーナーの検索や割り当ての方法など)について詳しくは、Firebase のよくある質問をご覧ください。
注: アップグレード後のプロパティを追加した Google アナリティクス アカウントによっては、特定の Google アナリティクス権限が必要になります(詳しくは次のセクションをご覧ください)。
アップグレード後のプロパティを追加する Google アナリティクス アカウントを選択する
新しい利用規約に同意するコンソール内プロセスの中で、Google アナリティクス アカウントについて次のいずれかの手順を選択する必要があります。
- アップグレード後のプロパティを既存の Google アナリティクス アカウントに追加する
- 新しい Google アナリティクス アカウントを作成し、アップグレード後のプロパティを追加する
アカウントを選択する際は、次の点にご注意ください。
- 重要: アップグレード後のプロパティを既存のアカウントに追加するには、既存の Google アナリティクス アカウントの編集者権限が必要です。編集者権限がない場合は、新規アカウントを作成する必要があります。
- ウェブデータ ストリームを使ったプロパティがある Google アナリティクス アカウントをすでにお持ちの場合は、アップグレード後のプロパティを新たにそのアカウントに追加すれば、アプリとウェブのデータを同じアカウントで管理できます。
- アップグレードしたプロパティを間違ったアカウントに追加した場合でも、後で正しいアカウントにプロパティを移行できます。