フィルタを使用すると、指定したドメインを参照元とするトラフィックを除外できます。この方法で参照 URL を除外すると、除外したサイトを発生元とするすべてのヒットを Google アナリティクスのトラフィックから除外できます。これにより、正規のヒットデータからスパム行為に該当するヒットに関するデータが除外される、というメリットがあります。参照除外フィルタを適用すると、お客様が指定したフィルタ パターンと、[キャンペーンのソース] ディメンション内のヒットの値が照合されます。
参照ドメインへのフィルタ適用は、プロパティ単位の参照除外機能とは異なります。フィルタを適用すると、対象ドメインからのトラフィックに起因するヒットが除外され、こうしたヒットから発生したセッションが記録されなくなります。一方、参照の除外では、除外したソースを参照元とするヒットはノーリファラーとして処理されます。
特定の参照 URL を除外する
- ビューに新しいフィルタを作成する手順に従います。
- [フィルタの種類] を [カスタム] に設定します。
- [フィルタの種類を選択] プルダウン メニューをクリックし、[
Exclude
] を選択します。 - [フィルタ] フィールド を [
Campaign Source
] に設定します。 - 除外する参照ドメインを含むフィルタ パターンを入力します(例:
some-spam-site.com
)。
複数の参照 URL を除外する
複数の参照 URL を除外するには、[フィルタ パターン] フィールドで、次のような正規表現を使います。
例:
example\.com|secondexample\.com|.*spammysubdomain\.com
上記の例では、パイプ記号(|)が「OR」演算子として使用されています。つまり、example.com または secondexample.com または .*spammysubdomain.com に該当する URL が除外されます。フィルタ パターンの最後はパイプ記号にしないでください。最後にパイプ記号があると、すべての参照ソースが除外されます。