不要なクリックによる費用の発生を抑えたい場合は、パソコンやネットワークの IP アドレスを除外することで、インターネット上の特定のエリアを広告掲載の対象から外すことができます。
この記事では、キャンペーン単位でインターネット プロトコル(IP)アドレスを除外して、それらのアドレスに関連するパソコンやネットワークにはキャンペーンの広告が表示されないように設定する方法について説明します。
IP アドレスによる除外のメリット
特定の IP アドレスを除外すると、見込み顧客が表示しないような特定のネットワークに広告が表示されるのを制限できます。
たとえば、自社のスタッフがオーガニック検索結果を定期的にチェックしており、このときに自社広告が表示されることがあるとします。このような場合、自社のネットワークの IP アドレスを除外すれば、自社広告の不要なインプレッションや意図しないクリックによる費用の発生を避けることができます。
キャンペーンごとに最大 500 個の IP アドレスを除外できます。特定の IP アドレスを入力します。また、末尾の 3 桁をアスタリスク(*)に置き換えれば特定の範囲の IP アドレスを除外することもできます。
留意点
特定の地域に広告が表示されないようにする場合は、IP アドレスを除外するのではなく、地域を広告掲載対象から除外するようにしてください。
IP アドレスは複数のバージョンで表示される可能性がありますので、除外する IP アドレスのすべてのバージョンを指定する必要があります。
手順
注: 動画キャンペーン、ホテル キャンペーン、アプリ キャンペーン、スマート ディスプレイ キャンペーン、ファインド キャンペーンでは、IP アドレスの除外をご利用いただけません。
IP アドレスを除外する方法
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- IP アドレスの除外を行うキャンペーンを選択します。
- 設定アイコン をクリックします。
- [設定] ページで [その他の設定] をクリックします。
- [IP アドレスの除外] セクションをクリックして展開します。
- 広告の表示先から除外する IP アドレスを入力します。
- [保存] をクリックします。
IP アドレスの除外を解除する方法
- 上記の 1~7 の手順を行います。
- 除外を解除する IP アドレスをすべて削除します。
- [保存] をクリックします。