動的検索広告のターゲットについて

動的検索広告のターゲティング方法では、広告主様のサイトの特定のページと Google での検索語句が一致すると広告を表示して、キーワードを使用せずに広告のリーチを広げます。ターゲティングの方法はご自身で設定できます。サイトの構造に応じて自動的に提示される「カテゴリ」によるターゲティングと、サイトの全ページに基づくターゲティングのほか、条件指定による詳細なターゲティングや、一部のページを対象外にする除外設定も可能です。

この記事では、広告が表示される方法を設定するのに使用できる 8 種類の動的広告ターゲットについて説明します。概要については、動的検索広告についてをご覧ください。広告に表示される最終的なテキストは、お客様の責任において決められるものですので、ランディング ページを選ぶ際には、この点にご留意ください。

ターゲットの種類

現在お使いの広告グループのランディング ページ

「現在お使いの広告グループのランディング ページ」カテゴリを選択すると、アカウント全体で現在実行している検索広告のすべてのウェブページがターゲットとして指定されます。このターゲティングを使うと、既存の広告グループやキャンペーンのランディング ページとしてすでに使用しているウェブページのトラフィックを容易に増やすことができます。動的検索広告を初めて使用する広告主様がトラフィックの増加を希望される場合は、この方法をおすすめします。このオプションは、現在お使いの広告グループに対象となるランディング ページが設定されているアカウントでのみ使用できます。

たとえば、電子機器に関するウェブサイトを運営しており、「カメラ」ページにユーザーを導く検索広告を掲載しているとします。このページに関連した検索を行っているユーザーにリーチするには、「現在お使いの広告グループのランディング ページ」カテゴリをターゲットに設定すると効果的です。

URL によるターゲティング

URL が次に等しい

特定の URL をターゲットに設定できます。

ウェブサイトの「クリアランス」ページへのトラフィックを増やす場合は、そのページの特定の URL をターゲットにします。これは、サイト上の特定のページを除外するためにもおすすめの方法です。

URL に含まれる文字列:

特定のテキストを含んだ URL のページをターゲットに設定できます。このテキストはトークンと呼ばれ、URL 上では「/」や「-」などの制限値に囲まれています。

運営する家電製品のウェブサイトで、サービスに関するページ全体をターゲットに含める場合は、URL によるターゲット設定を利用できます。たとえば、対象の URL がすべて「electronicsexample.com/services/」という文字列を含んでいる場合は、「services」という単語を含むすべての URL をターゲットにします。

なお、例えば electronicsexample.com/servicesmenu/ のような URL ではターゲットになりませんのでご注意ください。これはターゲット テキストの後に「menu」という単語が続いているためです。ただし、electronicsexample.com/services-menu/ であれば、「-」が区切り文字となっているため問題ありません。区切り文字には他にも「:」「/」「?」「+」「&」などがあります。

カスタムラベル

ページフィードを使って、ターゲットに設定する URL のリストを作成し、カスタムラベルを URL に添付して整理することができます。カスタムラベル ターゲットを使うと、ページフィードのこうしたサブセットをターゲットに設定したり、除外したりすることが可能です。詳しくは、フィードを使用して、動的検索広告をターゲット設定するをご覧ください。

4 つ星の評価を受けているデジタルカメラのキャンペーンを作成したいとします。フィードをキャンペーンに設定し、そのフィードを使ってすべての 4 つ星のカメラの URL に「FOUR_STAR」というラベルを付けます。Google 広告で、カスタムラベルをターゲットに設定し、カスタムラベルとして「FOUR_STAR」と入力します。

その他のターゲティング タイプ

すべてのウェブページ

すべてのウェブページとは、Google 検索や広告クローラ(1 つのウェブページから別のウェブページへのリンクをたどることで、自動的にウェブページを特定してスキャンするプログラム)で特定される、ウェブサイトのドメインに含まれるあらゆるページを指します。

たとえば、家電製品のウェブサイト「www.electronicsexample.com」を運営しているとします。「www.electronicsexample.com」内のすべてのページをターゲットにするには、すべてのウェブページをターゲットに設定します。

すべてのウェブページを使用するよう設定していて、検索広告のトラフィックを生じさせたくないページがある場合、そのページを除外動的広告ターゲットに設定することをおすすめします。詳しくは、動的検索広告で除外設定を作成するをご覧ください。

ページのタイトル

タイトルに特定の語句を含むページをターゲットに設定できます。ページのタイトルがわからない場合は、ブラウザタブにカーソルを合わせると、ツールチップでページのタイトルが表示されます。ページのタイトルを使ったターゲティングはエラーが起きやすいため十分な注意が必要です。

タイトルに「カメラ」などの特定の語句を含むタイトルのページをターゲットにするには、「カメラ」という単語を含むページのタイトルをターゲットに追加します。

ページ コンテンツ

指定した語句を含むページをターゲットに設定できます。

たとえば、「デジタルカメラ」というフレーズを含むすべてのページをターゲットとして広告を表示する場合は、ウェブページのグループを追加します。[Page_Content] を選択し、「デジタルカメラ」と入力します。

カテゴリ

サイトのコンテンツに基づいてカテゴリが作成され、広告主様のランディング ページがテーマ別に分類されます。ターゲットにするカテゴリやサブカテゴリは自由に設定し、選択することができます。動的広告グループを設定した後、カテゴリが反映されるまでに最大 24 時間ほどかかることがあります。

たとえば、電子機器に関するウェブサイトを運営しており、デジタルカメラを販売しているページをターゲットにしたいと考えているとします。このウェブサイトは、Google AI によって、「デジタルカメラ」「TV」「ビデオ レコーダー」といったカテゴリに分類されています。カテゴリ別のページをターゲットにするには、ウェブサイト向けの推奨カテゴリを使用します。サイトに基づいて、デジタルカメラの動的広告ターゲットが作成されます。カテゴリビューの上にある検索ボックスを使用すれば、リストされていない場合でも、推奨カテゴリセット外のカテゴリを検索できます。

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