自動化ルールの使用例

眠っている間もスケジュールに応じて広告の掲載を開始/停止したい場合や、クリック率の低い広告の掲載を一時停止したい場合、広告が最初のページに掲載されるよう入札単価を調整したい場合などは、自動化ルールが役立ちます。

広告のスケジュール設定、掲載結果の優れない広告やキーワードの一時停止、入札単価の調整とスケジュール設定、予算の調整などを行うためのルールの設定方法を見ていきましょう。

自動化ルールの利用例

まずは AdWords アカウントで日常的に行っている作業の手順を書き出し、次にこれらの作業を自動的に行うためのルールを組み立てます。

ここでは、ルールの使用例を紹介します。ルールを作成するには、[キャンペーン]、[広告グループ]、[キーワード]、[広告] のいずれかのタブで [自動化] ボタンをクリックします。

ここで紹介するルールは一例です。ご自身の目標に応じて、最適なルールを作成してください。

作成したルールは効果を定期的に確認し、希望の結果が得られるように調整します。

広告のスケジュール設定

宣伝イベントに合わせて表示する広告を切り替える(例: ゴールデン ウィーク)

「ゴールデン ウィーク割引」という文言を含む広告を、ゴールデン ウィーク期間中のみ掲載したいとします。その場合は、広告を作成して一時停止にした後、1 回限りのルールを 2 つ作成します。

1 つ目のルールではゴールデン ウィークの開始に合わせて(たとえば 4 月 28 日の午後 5 時頃から)広告を有効にします。

  1. AdWords の左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックしてから、[広告] タブをクリックします。
  2. [自動化] をクリックし、[広告を有効にする...] を選択します。
  3. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  4. [条件] で [広告文] と [次を含む] を選択し、「ゴールデン ウィーク割引」と入力します。
  5. [頻度] で [1 回限り] を選択してから、4 月 28 日の午後 5 時を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

ルール 1:

2 つ目のルールでは期間の終了に合わせて(5 月 5 日の午後 11 時頃に)広告を一時停止します。

  1. 再度 [自動化] をクリックし、今度は [広告を一時停止する...] を選択します。
  2. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  3. [条件] で [広告文] と [次を含む] を選択し、「ゴールデン ウィーク割引」と入力します。
  4. [頻度] で [1 回限り] を選択してから、5 月 5 日の午後 11 時を選択します。
  5. [保存] をクリックします。

ルール 2:

定期的に表示する広告を切り替える(例: 毎週末)

毎週末に「送料無料」の告知広告を掲載したいとします。この場合は頻度が毎週のルールを 2 つ作成します。

1 つ目のルールでは、毎週土曜の朝に広告を有効にします。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [広告] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、 [広告を有効にする...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  5. [条件] で [広告文] と [次を含む] を選択し、「送料無料」と入力します。
  6. [頻度] で [毎週] を選択してから、[土曜日 01 時] を選択します。
  7. [保存] をクリックします。

2 つ目のルールでは、毎週日曜の夜に広告を一時停止します。

  1. 再度 [自動化] をクリックし、今度は [広告を一時停止する...]を選択します。
  2. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  3. [条件] で [広告文] と [次を含む] を選択し、「送料無料」と入力します。
  4. [頻度] で [毎週] を選択してから、[日曜日 23 時] を選択します。
  5. [保存] をクリックします。
宣伝イベントに合わせて実行するキャンペーンを切り替える

子供の日に特別なキャンペーンを展開したいとします。その場合は、該当のキャンペーンを一時停止に設定した上で、1 回限りのルールを 2 つ作成します。

1 つ目のルールでは子供の日の始まりに合わせて(たとえば 5 月 5 日の午前 1 時頃から)キャンペーンを有効にします。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックしてから、[キャンペーン] タブをクリックします。
  2. [自動化] をクリックし、[キャンペーンを有効にする...] を選択します。
  3. [対象] で [選択済みキャンペーン] を選択します。
  4. [頻度] で [1 回限り] を選択してから、5 月 5 日の午前 1 時頃を選択します。
  5. 表で該当のキャンペーンにチェックを入れます。
  6. [保存] をクリックします。

2 つ目のルールでは当日の終わり(午後 11 時頃)にキャンペーンを一時停止します。

  1. [自動化] をクリックし、[キャンペーンを一時停止する...] を選択します。
  2. [対象] で [選択済みキャンペーン] を選択します。
  3. [頻度] で [1 回限り] を選択してから、5 月 5 日の午後 11 時頃を選択します。
  4. 表で該当のキャンペーンにチェックを入れます。
  5. [保存] をクリックします。

成果の低い広告やキーワードを一時停止する。

コンバージョン単価が高いキーワードを一時停止する

コンバージョン単価(コンバージョンの獲得 1 件にかかる広告費用)が高すぎるキーワードを一時停止することができます。ここでは、過去 30 日間に 100 件以上のコンバージョンを獲得しているキーワード(十分な量のデータに基づいて判断するため)のうち、コンバージョン単価が 2,000 円を上回るものを毎月一時停止するケースを例に手順を説明します。実際にルールを作成する場合は、ご自身の目標に合わせて設定を行ってください。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[キーワードを一時停止する...] を選択します。
  4. [対象] で、[すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. [条件] で、[費用/クリックスルー コンバージョン > 2,000 円] という条件を設定します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[費用/クリックスルー コンバージョン] を選択できるようになります。)
  6. その下の [+ 追加] をクリックし、[クリックスルー コンバージョン >= 100] という条件を追加します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[クリックスルー コンバージョン] を選択できるようになります。)
  7. [頻度] で、[月別] を選択し、データの使用期間は [過去 30 日間] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。

注: コンバージョンに基づくルールを作成する場合は、コンバージョンを正確に把握できるように、[データの使用期間] を長めに設定することをおすすめします(過去 7 日間や過去 30 日間など)。コンバージョンの達成には 30 日かかる場合もあります。

クリック率が低い広告を一時停止する

成果の低い広告を一時停止できます。ここでは、前日の表示回数が 1,000 回を超えている広告(十分な量のデータに基づいて判断するため)のうち、クリック率が 0.2% を下回るものを毎日自動的に一時停止するケースを例に手順を説明します。

実際にルールを作成する場合は、ご自身の目標に合わせて設定を行ってください。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [広告] タブをクリックします。
  3. [自動化] ボタンをクリックし、[広告を一時停止する...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  5. [条件] で [クリック率 < 0.2] という条件を設定します。
  6. その下の [+ 追加] をクリックし、[表示回数 >= 1,000] という条件を追加します。([掲載結果] にカーソルを合わせると、[表示回数] を選択できるようになります。)
  7. [頻度] で、[毎日] を選択し、データの使用期間は [前日] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。

[すべてのキャンペーン] をクリックして作成したルールは、すべてのキャンペーンに適用されます。たとえばルールを適用するキャンペーンを 3 つに対象を絞りたい場合は、条件に [キャンペーン] を追加します。

あるいは、3 つのキャンペーンそれぞれで同じルールを作成することもできます。

入札単価の変更

コンバージョン単価に基づいてキーワードの入札単価を調整する

低いコンバージョン単価で多くのコンバージョンを獲得しているキーワードで入札単価を引き上げたり、そうでないキーワードでは引き下げたりするように設定できます。

まず、前週のコンバージョンが 50 回超、コンバージョン単価が 1,000 円未満で、掲載順位が 3 位を下回っているキーワードの上限クリック単価を毎週 15% 引き上げるケースを例に手順を説明します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. [変更内容] で、[入札単価を引き上げる] を選択し、[15%] と入力します。設定の際は、入札単価が上がりすぎないよう、上限額を設けることをおすすめします。
  6. [条件] で、[費用/クリックスルー コンバージョン < 1,000 円] という条件を設定します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[費用/クリックスルー コンバージョン] を選択できます。)
  7. その下の [+ 追加] をクリックし、[クリックスルー コンバージョン >= 50] という条件を追加します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[クリックスルー コンバージョン] を選択できます。)
  8. その下の [+ 追加] をクリックし、[平均掲載順位 次を下回る: 3] という条件を追加します。([掲載結果] にカーソルを合わせると、[平均掲載順位] を選択できます。)
  9. [頻度] で、[毎週] を選択し、データの使用期間は [先週] に設定します。
  10. ルールに名前を付けて保存します。

続いて、コンバージョン単価が 1200 円を上回るキーワードの入札単価を 15% 引き下げる手順を説明します。

手順は同様ですが、[変更内容] は [入札単価の引き下げ] に設定します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. [変更内容] で、[入札単価の引き下げ] を選択します。
  6. [費用/クリックスルー コンバージョン > 1,200 円] という条件を設定します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[費用/クリックスルー コンバージョン] を選択できます。)
  7. その下の [+ 追加] をクリックし、 [クリックスルー コンバージョン >= 50] という条件を追加します。([コンバージョン数] にカーソルを合わせると、[クリックスルー コンバージョン] を選択できます。)
  8. [頻度] で、[毎週] を選択し、データの使用期間は [先週] に設定します。
  9. ルールに名前を付けて保存します。

ヒント

コンバージョンに基づくルールを作成する場合は、コンバージョンを正確に把握できるように、[データの使用期間] を長め(たとえば過去 14 日間、過去 30 日間、あるいはそれ以上)に設定することをおすすめします。コンバージョンの達成には 30 日かかる場合もあります。

目標とする平均掲載順位になるよう入札単価を調整する

3~5 位など、特定の順位で広告を掲載したい場合は、キーワードの入札単価を調整するのが効果的です。たとえば、掲載順位 3~5 位を狙う場合は、平均掲載順位が 5 位を下回った場合に毎日入札単価を引き上げるルールと、3 位を上回った場合に入札単価を引き下げるルールを設定します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. [変更内容] で [入札単価を引き上げる] を選択し、引き上げ率または引き上げ額を設定します。設定の際は、入札単価が上がりすぎないよう、上限額を設けることをおすすめします。([掲載結果] にカーソルを合わせると、[平均掲載順位] を選択できます。)
  6. [条件] で、[平均掲載順位 次を下回る: 5] を選択します。
  7. [頻度] で、[毎日] を選択し、データの使用期間は [前日] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。

2 つ目のルールの場合も手順は同様ですが、[変更内容] は [入札単価の引き下げ] に設定し、[条件] は [平均掲載順位 次を上回る: 3] に設定します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. [変更内容] で [入札単価の引き上げ] を選択し、引き下げ率または引き下げ額を設定します。
  6. [条件] で、[平均掲載順位 次を上回る: 3] を選択します。([掲載結果] にカーソルを合わせると、[平均掲載順位] を選択できます。)
  7. [頻度] で、[毎日] を選択し、データの使用期間は [前日] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。

複数のルールを設定することで目標達成を早めることもできます。たとえば、平均掲載順位が 5 位未満、7 位以上の場合は入札単価を 10% 引き上げ、7 位未満の場合は入札単価を 20% 引き上げるように設定します。

ただし、高い入札単価が原因で広告の掲載順位が下がることもありますのでご注意ください。掲載順位の仕組みについてはこちらをご覧ください。

検索結果の 1 ページ目に広告が表示されるように入札単価を引き上げる

広告を検索結果の最初のページに表示したい場合は、キーワードの入札単価を First Page Bid の見積もり額まで引き上げるルールを作成することができます。見直しが必要なキーワードの入札単価を引き上げないよう、品質スコアが高い(たとえば 6 以上の)キーワードに絞って入札単価を引き上げることもできます。

  1. [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[入札単価を First Page CPC まで引き上げる...] を選択します。
  4. 入札単価が上がりすぎないよう、[変更内容] で上限を設けることをおすすめします。
  5. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  6. [条件] の欄で [+ 追加] をクリックし、[品質スコア >= 6] という条件を追加します。
  7. [頻度] で、[毎日] を選択し、データの使用期間は [前日] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。
入札単価をページ上部表示の推奨入札単価まで引き上げる

キーワードの入札単価をページ上部表示の推奨入札単価(検索結果の上部に広告を表示するために必要なクリック単価の見積もり)まで引き上げるよう、ルールを作成することができます。見直しが必要なキーワードの費用を引き上げてしまわないよう、品質スコアが高い(たとえば 6 以上の)キーワードに絞って入札単価を引き上げることもできます。

  1. [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[入札単価をページ上部表示の推定入札単価に引き上げる...] を選択します。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべてのキーワード] を選択します。
  5. 入札単価が上がりすぎないよう、[変更内容] で上限を設けることをおすすめします。
  6. [条件] で、[品質スコア >= 6] という条件を設定します。
  7. [頻度] で、[毎日] を選択し、データの使用期間は [前日] に設定します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。
決まった時間帯に入札単価を引き上げる

特定の曜日や時間帯に入札単価を上げ下げできます。2 つのルールを組み合わせれば、特定の時間にだけ(たとえば午後 6~10 時の間だけ)入札単価を引き上げることもできます。

それにはまず、毎日午後 6 時頃に特定のキーワードの入札単価を 25% 引き上げるルールを作成します。

  1. [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [キーワード] タブをクリックします。
  3. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  4. [対象] で [選択済み キーワード] を選択します。
  5. キーワードの表で、入札単価を引き上げるキーワードにチェックを入れます。
  6. [変更内容] で [入札単価を引き上げる] を選択し、引き上げ率を 25% に設定します。
  7. [頻度] で、[毎日 18 時] を選択します。
  8. ルールに名前を付けて保存します。

同じ手順で午後 10 時頃に入札単価を 20% 引き下げるルールを作成すると、入札単価を元の金額に戻すことができます(100 円を 25% 引き上げると 125 円で、125 円を 20% 引き下げると 100 円に戻ります)。

  1. [自動化] をクリックし、[上限クリック単価を変更する...] を選択します。
  2. [対象] で [選択済み キーワード] を選択します。
  3. キーワードの表で、入札単価を引き上げるキーワードにチェックを入れます。
  4. [変更内容] で [入札単価の引き下げ] を選択し、引き下げ率を 20% に設定します。
  5. [頻度] で、[毎日 22 時] を選択します。
  6. ルールに名前を付けて保存します。

ヒント

引き上げ率が x% の場合、元の金額に戻す引き下げ率 d% は「d =(100 * x)/(100 + x)」のように計算します。上の例は x = 25 で、d =(100 * 25)/(100 + 25)= 20 となります。

予算の調整

予算の使用状況に応じて通知メールを受け取る

特定の条件下でメール通知を受け取ることができます。たとえば、毎日正午の時点でキャンペーンの利用金額が 5,000 円を超えていた場合に、メール通知を受け取ることができます。

  1. 左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. キャンペーンの一覧表で、メールを受け取るキャンペーンにチェックを入れます。
  3. キャンペーンの表の上にある [自動化] をクリックし、[メールを送信する...] をクリックします。
  4. [対象] で [選択済みキャンペーン] を選択します。
  5. [条件] で、[ご利用金額 > 5,000] と指定します。
  6. [頻度] で [毎日 12 時] を選択し、データの使用期間は [同じ日] を設定します。
  7. ルール名を入力し、[保存] をクリックします。

同様に、広告グループ、広告、キーワードで特定の条件が発生したときにメールで通知を受け取るルールを作成することもできます。

予算の設定をスケジュール化する(例: 決まった曜日に予算を引き上げる)

特定の曜日にキャンペーンの予算を上げ下げできます。たとえば、2 つのルールを組み合わせ、火曜の朝に予算を引き上げて、水曜の夜に元に戻したいとします。

この例ではまず、火曜の朝に予算を 50% 引き上げるルールを作成します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [自動化] をクリックし、[1 日の予算を変更する...] を選択します。
  3. [対象] で [削除済み以外のすべてのキャンペーン] を選択します。
  4. [変更内容] で [1 日の予算の引き上げ] を選択し、50% に設定します。
  5. [頻度] で [毎週 火曜日 01 時] を選択します。
  6. ルールに名前を付けて保存します。

続いて水曜の夜に 33.3% 引き下げて元の金額に戻すルールを作成します(100 円を 50% 引き上げると 150 円で、150 円を 33.3% 引き下げると 100 円に戻ります)。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [自動化] をクリックし、[1 日の予算を変更する...] を選択します。
  3. [対象] で [削除済み以外のすべてのキャンペーン] を選択します。
  4. [変更内容] で [1 日の予算を削減] を選択し、33.3% に設定します。
  5. [頻度] で [毎週 水曜日 23 時] を選択します。
  6. ルールに名前を付けて保存します。

ヒント

引き上げ率が x% の場合、元の金額に戻す引き下げ率 d% は「d =(100 * x)/(100 + x)」のように計算します。上の例は x = 50 で、d =(100 * 50)/(100 + 50)= 33.3 となります。

1 か月の中で一定の利用金額に達したキャンペーンを一時停止する

1 日あたりの予算とは別に 1 か月単位での利用額の上限を設けたい場合は、当月の費用が特定の金額(20,000 円など)に達したキャンペーンを一時停止するルールを設定します。ルールの頻度は [毎日] に設定し、データの使用期間は [同じ月] に設定します。

1 日の中で一定のクリック数に達したキャンペーンを一時停止する

キャンペーンの 1 日あたりのクリック数を特定の数(500 回など)に制限したいケースもあります。その場合は、毎日特定の時間帯に適用するルールを複数作成します。例えば次の 4 つのルールを作成します。

  1. ルール 1: 午前 6 時頃に 500 クリックに達しているか確認し、必要に応じてキャンペーンを一時停止する。
  2. ルール 2: 午後 12 時頃に 500 クリックに達しているかを確認し、必要に応じてキャンペーンを一時停止する。
  3. ルール 3: 午後 6 時頃に 500 クリックに達しているかを確認し、必要に応じてキャンペーンを一時停止する。
  4. ルール 4: 午後 11 時頃にキャンペーンを有効化し、翌日に掲載できるようにする。

次のスクリーンショットは、上記の 4 つのうち最初のルールの設定を示しています。

コンバージョンに貢献しているキャンペーンの予算を引き上げる

目標コンバージョン単価が設定されており、期待以上の成果を上げているキャンペーンがある場合は、そのキャンペーンにより多くの予算を割り当てたいと考えるものです。その場合は、頻度が毎週の自動化ルールを使用します。たとえば、コンバージョンが 10 件を上回り、コンバージョン単価が 500 円を下回るキャンペーンは、予算を 10% 増額するというルールを作成できます。なお、このルールを使用する場合は、事前に予算の上限額を設定しておくことをおすすめします。

自動化ルールの活用のヒント

十分なデータに基づいて判断する

十分なデータに基づいた変更を加えられるように、時間を十分取ったり、「表示回数 > X」というような要件をルールに追加したりすることをおすすめします。コンバージョンに基づくルールでは、データの使用期間を 30 日間以上に設定します。コンバージョン数の計測はクリック数や表示回数の計測と比べて時間がかかり、また、コンバージョンの発生頻度そのものも低いため、コンバージョンを正確に把握するには 30 日間以上のデータを使用する必要があります。

入札単価と予算に制限を設定する

入札単価や予算が過度に高く、あるいは低くならないように、上限や下限を設定します。入札単価を引き上げ続けるとクリック単価が必要以上に高くなり、逆に引き下げ続けると表示回数やクリック数が著しく減少することがあります。

クリック率だけを基準に入札単価を変更しない

広告のクリック率はページでの掲載順位に左右されます。クリック率が低い場合に入札単価を引き下げるルールを作成すると、広告の掲載順位の低下とクリック率の低下を繰り返す悪循環に陥ることがあります。

毎日適用の入札単価変更ルールは注意深く設定する

毎日適用されるルールの場合、データの使用期間を [前日] に設定するのが一般的です。入札単価を変更するルールを作成する場合は、まず小規模な変更(例: 5% の引き上げ/引き下げ)から始め、掲載結果の変化を詳しく観察します。

1 つ、複数、またはすべてのキャンペーンを対象とするルールを設定する

すべてのキャンペーンに適用するルールを作成するには、AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。次に、[キャンペーン]、[広告グループ]、[キーワード]、[広告] タブのいずれかで [自動化] ボタンをクリックします。

1 つのキャンペーンに適用するルールを作成するには、そのキャンペーンを選択してから [自動化] ボタンをクリックします。

一部のキャンペーンでのみルールを適用するには、条件としてキャンペーンを追加します。

たとえば一部のキャンペーンで「送料無料」という文言を含んだ広告を有効にするルールは、次の手順で作成します。

  1. AdWords アカウントの左側のパネルで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
  2. [広告] タブの [自動化] ボタンをクリックします。
  3. [広告を有効にする...] をクリックします。
  4. [対象] で [すべてのキャンペーンのうち、削除済み以外のすべての広告] を選択します。
  5. [条件] で、[キャンペーン] を選び、ルールを適用するキャンペーンを指定します。
  6. その下の [+ 追加] をクリックし、[広告文] [次を含む] を選び、ボックスに「送料無料」と記入します。
  7. 頻度を設定し、保存します。

特定のキーワードをルールから除外する

すべてのキーワードにルールを適用せず、一部のキーワードは除外して手動で管理したいケースもあります。その場合は、[条件] を使用して該当するキーワードを除外します。たとえば、「屋外ウェディング」という語句を含むキーワードを除外したうえで、キャンペーンのその他すべてのキーワードのクリック単価を引き上げるルールをスケジュール設定したいとします。その場合は、当該キャンペーンの [キーワード] タブを表示してルールを作成する際に、キーワードに「屋外ウェディング」が含まれていないという条件を設定します。

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