収益の低下
クリック率とページ RPM の低下
クリック率やページ RPM が低下する原因としては、サイトのデザインが最適化されていないことや、ターゲットが正しく設定されていないことが考えられます。サイト訪問者は広告を見たとしても関連性を見い出せずクリックしなかったか、広告をまったく見なかったと思われます。クリック率やページ RPM が低下すると、通常、収益は低下します。
クリック率やページ RPM の傾向を分析し、低下の原因となった可能性のある変化を特定するには、レポートの期間を過去 30 日以上に指定することをおすすめします。あるいは、「他の期間と比較」機能を使うと、前月や前年に同じような低下が見られたかどうかを確認できます。それにより、収益に影響を与える可能性のある季節的な傾向を見つけることができるかもしれません。
クリック率やページ RPM の低下に対処するおすすめの方法
クリック率やページ RPM の低下が原因で収益が低下している場合は、以下の点を確認してください。
視認性が高くなると、通常、クリック率やページ RPM は高くなります。レポートでアクティブ ビュー視認範囲表示率が低い広告ユニットを特定します。広告ユニットが特定できたら、ページの人気のある部分に移動するなど、その広告ユニットのプレースメントを改善します。詳しくは、視認性とアクティブ ビューをご覧ください。
モバイル端末からのページビュー数が多い場合は、サイトをモバイル向けに最適化してください。あるいは、ユーザーが使用しているスクリーン サイズにかかわらず常に最適なユーザー エクスペリエンスを提供する、レスポンシブ広告ユニットへの切り替えを検討してください。
モバイル端末やタブレットでのクリック率が低い場合は(「プラットフォーム」レポートで [クリック数] 指標グループ、[クリック率] 指標の順に選択して確認)、サイトをモバイル端末やタブレット広告向けに最適化してください。詳しくは、マルチスクリーン対応ガイドラインの概要をご覧ください。
クリック率やページ RPM を引き上げるためのおすすめの方法
クリック率やページ RPM を引き上げるためのおすすめの方法:
- サイトに融合させる、引き立たせる、コントラストを付ける: サイトに最適な広告スタイルをデザインするためのテクニックを使用します。
- 複数の広告ユニットを使用して広告スペースを最大限に活用する: ページ内の広告数がコンテンツ数を超えなければ、広告ユニット、リンクユニット、検索ボックスを組み合わせてサイトの各ページに配置できます。詳しくは、AdSense の価値の高い広告枠に関するポリシーをご覧ください。
- パフォーマンスのよい広告サイズを使う: 最も効果的な広告サイズは、720×90、336×280、160×600、320×100(モバイルバナー)です。
詳しくは、AdSense の活用についてをご覧ください。