レポートの配信制限の内訳を使用して、パーソナライズド広告と非パーソナライズド広告を比較できます。この内訳では、広告がパーソナライズされない原因となる制限と、それらの制限が収益に与える影響を把握できます。
注: 2024 年 10 月 11 日より前の AdSense レポートでは、配信制限データをご利用いただけません。
この内訳をレポートに追加すると、AdSense のトラフィックに影響を与えている配信制限とその内容を次のとおり確認できます。
- 制限付き広告: Cookie、モバイル デバイス ID、またはその他のローカル ストレージの使用に対する同意がないために制限されている広告です。
- 制限付きデータ処理(RDP): 制限付きデータ処理が有効になっています(例: AdSense のブロックのコントロールを使用)。
- 非パーソナライズド広告(NPA): 非パーソナライズド広告が有効になっています。
- 基本的な広告: IAB TCF v2.2 に沿った基本的な広告が配信されたことを示します。
- カスタマイズ無効: iOS ユーザーが制限付き広告トラッキングを有効にしているか、AppTrackingTransparency(ATT)において同意しておらず、ほかに有効なユーザー ID もない場合に発生することがあります。また、Android ユーザーが広告のパーソナライズを無効にすると発生することがあります。なんらかの理由でパーソナライズができなかった場合も含まれます。
- 制限なし: 利用可能なユーザー識別子を使用してパーソナライズされた広告が配信されたことを示します。
一部の広告リクエストは、このリストの複数のカテゴリに該当する場合があります。その場合、広告リクエストは上記の順序に従って、最初に該当するカテゴリに分類されます。
ポリシーに関する問題による広告配信の制限は、配信制限の内訳には含まれません。アカウントのポリシー センターで、ポリシーに関する問題と広告配信への影響をご確認ください。