AdMob ではコンバージョンを作成できなくなりました。コンバージョン表には、引き続き AdMob と Google 広告で作成したコンバージョンの一覧が読み取り専用で表示されます。
今後はすべてのコンバージョンを Google 広告で作成し、Firebase SDK を使ってコンバージョンをトラッキングする必要があります。Google 広告でコンバージョン トラッキングを初めて設定する場合は、Firebase を使ってコンバージョンを計測する手順に従ってください。
コンバージョン アクションごとに、表の [すべてのコンバージョン] 列の数値にコンバージョンのデータを含めるかどうかを指定できます。コンバージョンに対する入札の方法を管理したり、レポートに表示するデータをカスタマイズしたりする際に役立つ設定です。
この記事では、[最適化] 設定の仕組みやメリットと、この設定を変更する方法について説明します。
メリット
[最適化] の設定をオンにすると以下のメリットがあります。
- [すべてのコンバージョン] 列に、重視するコンバージョン アクションのデータだけを表示できます。
- 自動入札戦略で最適化の際に参照するコンバージョンを指定できます。AdWords で入札戦略を設定できます。
- 個別単価設定を行う際の判断基準として使いやすいよう、[すべてのコンバージョン] 列の内容をカスタマイズすることができます。
[最適化] 設定の仕組み
[最適化] 設定では、そのコンバージョン アクションのデータを [すべてのコンバージョン] 列の数値に含めるかどうかを指定できます。各コンバージョン アクションについてそれぞれ変更できるため、どういったコンバージョンを数値に含め、どういったコンバージョンを含めないか選ぶことができます。
この設定は、コンバージョン重視の単価設定の管理にも役立ちます。自動入札戦略(目標広告費用対効果、拡張クリック単価、コンバージョン オプティマイザーなど)では、[すべてのコンバージョン] 列のデータをもとに最適化が行われます。[コンバージョン数] 列に算入しないよう設定したコンバージョン アクションは、入札戦略による単価設定の基準からも外れます。単価設定の基準にしたいコンバージョンとそうでないコンバージョンがある場合は、この方法で反映することができます。
自動入札戦略を使用していない場合、この設定によって自動的に単価設定が変化することはありませんが、個別単価設定を行う際の判断基準として使いやすいよう、[すべてのコンバージョン] 列の内容をカスタマイズすることができます。
ほとんどのコンバージョン アクションでは、データを [すべてのコンバージョン] 列の数値に含めるのがデフォルト設定です。
各コンバージョン アクションの [最適化] 設定を変更するには、コンバージョンを編集し、[最適化] チェックボックスのオン、オフを切り替えます。