インタースティシャル広告を導入すると、モバイルアプリ ユーザーにリッチメディアのインタラクティブ広告を表示できます。この広告はコンテンツの合間に表示するもので、アプリのコンテンツが切り替わる自然なタイミングに配置すると効果的です。導入の際はユーザーの利便性を損なわず、偶発的なクリックを誘発しないよう十分ご注意ください。
以下に、AdMob インタースティシャル広告の導入に関するガイドラインと実践的な手法をご紹介します。このガイドラインに従えば、無効な操作の原因を排除し、アプリでの広告掲載が停止される事態を回避できます。詳しくは、広告トラフィック品質管理リソース センターをご覧ください。
AdMob interstitials best practices
Google Developer サイト情報
インタースティシャル広告について詳しくは、Google Developers サイト(Android、iOS 向け)をご覧ください。
最新の SDK を組み込む
常に最新の SDK(Android、iOS 向け)にアップデートして、最新の広告フォーマット、機能、バグ修正を備えたバージョンをご利用ください。
インタースティシャル広告フォーマットに最適なアプリ
インタースティシャル広告は、使い方が一方向に進むアプリに最適です。つまり、始まりと終わりの地点が明確に決まっているアプリです。この要件に合わないアプリ(例: フラッシュライト アプリといったユーティリティ アプリなど)では、別の AdMob 広告フォーマット(バナー広告など)のご利用をおすすめします。
ユーザーの立場になって考える
モバイルアプリにインタースティシャル広告を導入する際は、アプリを利用するユーザーの自然な流れ(手順)を損なわないように配慮します。予期しないタイミングで広告が表示されたり、表示される広告が多すぎたり、広告で操作が妨げられたりすると、全体的な利便性が低下し、意図しない広告のクリックが増加して、最終的にはユーザーや広告主がアプリから離れてしまいます。アプリで最も重要なのは広告ではありません。アプリにインタースティシャル広告を表示するために、ユーザーの利便性を犠牲にすることのないようにしてください。
なお、一部のインタースティシャル広告では「閉じる」オプションが表示されるまでに最大 5 秒かかることがあります。また、第三者の入札ソースから配信される一部のインタースティシャル動画広告では、閉じるオプションが表示されるまでに最大 30 秒の遅延が生じる場合があります。
無効な操作を誘発しない
携帯端末にフルスクリーンで表示されるインタースティシャル広告を導入する際は、従来のパソコンの画面に比べて携帯端末の画面が小さい点に常に配慮してください。フルスクリーンに展開されるインタースティシャル広告を不適切なタイミングで表示すると、ユーザの意図しないクリックを誘発する可能性があります。
インタースティシャル広告の導入に関するガイドラインと実践的な手法
インタースティシャル広告を導入する際は、次の点を考慮してください。
- 広告を表示するタイミングで、ユーザーはアプリをどのように使っているか。
- ユーザーが予期しないタイミングでの広告表示にならないか。
- インタースティシャル広告の表示に適したタイミングか。
以上の質問を考慮した上で、インタースティシャル広告の導入における推奨事項とインタースティシャル広告の導入における禁止事項にあるガイドラインを確認してから、インタースティシャル広告ユニットをアプリに配置してください。