Open Measurement は、対応する第三者の視認性データの提供元がモバイルアプリの視認性データを統一的かつ安全に測定できるようにするソリューションです。
この業界規格により、アプリのデベロッパーは 1 つの SDK だけで、対応する提供元に視認性データの測定を許可できます。SDK が実装されていれば、パブリッシャーは視認性データの提供元をアド マネージャーの広告申込情報に割り当てることができます。
アド マネージャーでは、次のような視認性測定ベンダーがサポートされています。
- Adform
- Adloox
- Bulbit
- Comscore
- DoubleVerify
- Forensiq
- Integral Ad Science(IAS)
- Meetrics
- Moat
- Pixalate
- Protected Media
- Teemo
- White Ops
- Xandr(Appnexus)
SDK の実装
Open Measurement との統合をサポートしている SDK は次のとおりです。
各 SDK でサポートされているフォーマットや、SDK をインポートして Open Measurement を有効化する方法について詳しくは、上記の iOS と Android のガイドをご確認ください。
Open Measurement 規格の詳細については、IAB のドキュメント(英語)をご覧ください。
アド マネージャー ネットワークで視認性データの提供元を設定する
第三者の視認性データの提供元は、広告申込情報に割り当てる前にアド マネージャー ネットワークに追加する必要があります。新しい会社を追加する方法をご覧ください。
視認性データの提供元を追加するには
アド マネージャー ネットワークに追加する各提供元から次の情報を入手します。提供元の連絡先情報などの追加設定は省略可能です。
- ベンダーキー: ベンダーキーは通常、
[domain]-[usecase]
の形式になります。
例:moat.com-omid
、integralads.com-omid
、comscore.com-omid
、doubleverify.com-omid
- スクリプト URL: 提供元の検証スクリプトをホストする URL です。
- URL パラメータ: ダウンロードされた検証スクリプトに渡すパラメータです。VAST 4.1 規格の
VerificationParameters
と同じです。 - 拒否された場合のトラッカー URL: 検証スクリプトを実行できない場合に ping を送信する URL です
広告申込情報に視認性データの提供元を割り当てる
対応する視認性データの提供元をアド マネージャー ネットワークに追加したら、次に広告申込情報に割り当てます。これにより、広告申込情報に割り当てられているクリエイティブで、第三者による視認性データの測定を開始できます。
広告申込情報には、複数の提供元を追加できます。
アド マネージャーの広告申込情報を作成、編集する方法をご覧ください。
ディスプレイ タイプのネイティブ カスタム フォーマットを配信する
ディスプレイ タイプのネイティブ カスタム フォーマットを配信するには、IAB がパートナーとして認定したことを示す ID を追加する必要があります。
- HTML & CSS エディタまたは Android と iOS のアプリコードを使用して、ネイティブ広告を作成します。
- (HTML & CSS エディタの場合のみ)[新しいフォーマット] を選択します。
- [Open Measurement パートナー] 欄に、IAB Tech LAB に登録したパートナー名の識別子を入力します。
- ネイティブ広告の作成を完了します。