サイトの未販売の広告枠をできるだけ高い金額の広告申込情報で埋める場合に使用します。
価格優先広告申込情報には次の特徴があります。
- 1 日または全期間での配信上限を指定できる。
- インプレッション数や終了日を無制限に設定できる。
- 予測結果に反映されない。
- AdSense や Ad Exchange と直接競合できる。
価格優先広告申込情報が他の空き枠広告申込情報と競合する仕組み
アド マネージャーでは、配信候補となるすべての空き枠広告申込情報(価格優先、バルク、ネットワーク広告申込情報など)が CPM レート(または、指定されている場合は仮想 CPM)に基づいてランク付けされ、CPM 値の最も高い広告申込情報が選ばれます。
ネットワークで空き枠広告申込情報と AdSense または Ad Exchange の競合を有効にしている場合、アド マネージャーは配信可能な AdSense や Ad Exchange の広告申込情報がないかどうかも確認します。種類を問わず、アド マネージャーで選ばれた広告申込情報の CPM より AdSense または Ad Exchange の広告申込情報の CPM が高い場合は、AdSense または Ad Exchange の広告申込情報が配信されます。このため、価格優先広告申込情報の目標を無制限に設定していても、AdSense や Ad Exchange が毎回選ばれた場合、価格優先広告申込情報は配信されずに終了する可能性があります。
詳しくは、広告の選択に関するホワイト ペーパーをご覧ください。
注: 統一オークションで価格を基準として競合しない価格優先、バルク、ネットワーク広告申込情報(レートが 0 で仮想 CPM が設定されていない広告申込情報など)は、自社広告申込情報として扱われます。
広告申込情報が上限を超えて配信される原因
広告申込情報で配信されたインプレッション数の合計が 1 日または全期間の上限をわずかに超える原因としては、配信数が上限に達してから後発インプレッションがカウントされたか、配信数が上限に達したタイミングと同時にリクエストが発生したことが考えられます。
価格優先広告申込情報で Ad Exchange のコードを入稿することはできますか?
この方法はおすすめしません。使用する場合は以下のことについてご理解ください。
- Ad Exchange の価格優先広告申込情報がダイナミック アロケーションで Ad Exchange と競合する際、専門知識を有する購入者は通常とは異なる構成であることに気付き、入札単価を引き下げたり入札をやめたりする可能性があります。
- Ad Exchange の価格優先広告申込情報がインプレッションを獲得できない場合、アド マネージャーへのパスバックを手動で行って解決することが必要になります。その際、やり方を間違えると、待ち時間が発生したりレポートで混乱が生じたりする可能性があります。
- アド マネージャーから Ad Exchange 広告申込情報を介して渡される、広告配信とレポート機能の改善に役立つ情報が失われます。
アド マネージャーの価格優先広告申込情報で AdSense タグを入稿するにはどうすればよいですか?
カスタム クリエイティブ内で AdSense 広告コードを配信するようにアド マネージャーとウェブページを設定します。
- ウェブページを設定します。
- コア AdSense スクリプトを含める: AdSense サイトレベルのコードは、HTML ドキュメントの
<head>セクション内に配置する必要があります。このコードは、サイトの AdSense 機能を初期化し、固有のパブリッシャー ID を含みます。 - AdSense コードを取得してコピーしたら、HTML 内で AdSense コードを配置する場所を確認します。
この設定では、広告ユニットのコードを取得してコピーすることをおすすめします。
- コア AdSense スクリプトを含める: AdSense サイトレベルのコードは、HTML ドキュメントの
- アド マネージャーの広告スロットが存在することを確認します。
標準のアド マネージャー広告スロット(googletag.defineSlotで定義)が、広告が表示される<body>に存在することを確認します。この方法を使用する場合、アド マネージャーで管理されるスロットの<body>に AdSense 広告ユニットタグを直接配置しないでください。
- アド マネージャーの設定:
- 価格優先広告申込情報を作成します。
- アド マネージャーで、[配信] > [オーダー] に移動します。新しいオーダーを作成するか、既存のオーダーを使います。
- このオーダーに関連付ける新しい広告申込情報を作成します。
- 広告枠タイプ(ディスプレイなど)を選択します。
- 広告申込情報タイプを「価格優先」に設定します
- この広告申込情報で競合する希望のレート(CPM)を入力します。AdSense レポートで確認できる週単位または月単位の平均 RPM 値の使用をご検討ください。
- この広告申込情報で配信するクリエイティブ サイズを指定します。詳しくは、固定サイズのディスプレイ広告ユニットのガイドラインをご覧ください。
- 広告のターゲットを設定して、この広告申込情報の配信対象となる広告ユニット、地域、Key-Value などの条件を選択します。
- 必要に応じて [配信設定](開始時間や終了時間など)を調整します
- カスタム クリエイティブを作成する:
- 新しく作成した価格優先の広告申込情報で、[クリエイティブ] に移動します。
- クリックして新しいクリエイティブを追加します。
- 広告申込情報と一致するクリエイティブ サイズを選択します。
- クリエイティブ タイプとして [カスタム クリエイティブ] を選択します。
- [コード スニペット] 入力フィールドに、特定の AdSense 広告ユニットコードを貼り付けます。詳しくは、AdSense アカウントのコードを取得する方法をご覧ください。
ヒント: AdSense 広告ユニットのコード全体をアド マネージャーの [コード スニペット] フィールドに貼り付けます。このコードには、広告スロット ID を含む
<ins class="adsbygoogle"...>タグが含まれ、<script>(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});</script>行が含まれる場合があります。 - [SafeFrame で配信する] 設定を確認します。AdSense 広告ユニットのタイプやページの要件に応じて、このチェックボックスをオフにして、ページへの直接アクセスを許可します。
- クリエイティブを保存します。価格優先の広告申込情報に自動的に関連付けられます。
- 価格優先広告申込情報を作成します。
実行シーケンス
- ユーザーがページにアクセスすると、アド マネージャー タグ(
gpt.js)からアド マネージャー サーバーに広告リクエストが送信されます。 - アド マネージャーは、ターゲティングと優先度に基づいて、競合可能な広告申込情報を評価します。
- 設定された価格優先広告申込情報が、他の配信可能な非保証型広告申込情報との競合で CPM レートに基づいて選択され、価格設定ルールを通過した場合:
アド マネージャーは、関連付けられた「カスタム」クリエイティブ(AdSense 広告ユニットコードを含む)のコンテンツを、ページ上のgpt.jsライブラリに返します。 gpt.jsは、この HTML スニペットをページ上の適切なアド マネージャー広告スロットの div コンテナにレンダリングします。- 以前に
adsbygoogle.jsタグを介して読み込まれたadsbygoogle.jsスクリプトが、動的に挿入された AdSense 広告ユニットタグを検出します。 - AdSense スクリプトは、このタグを処理し、パブリッシャー ID(head スクリプトから取得)と広告スロット ID(クリエイティブ スニペットから取得)を使用して AdSense に広告リクエストを送信し、スロットを埋めます。