以下の表に、動画ソリューションで認識される(場合によっては必要となる)、XML フィード内のすべてのフィールドを示します。認識されるのはこの表にある要素のみです。
要素をクリックすると詳細に移動します
必須の要素
推奨要素と省略可能な要素
ダイナミック広告挿入の要素
以下はダイナミック広告挿入に固有の要素で、上記の要素と組み合わせて使用する必要があります。
要素の使用例については、サンプル フィードをご確認ください。
コンテンツ ID は大文字と小文字が区別されます。同じ
コンテンツ ID でも、大文字と小文字を組み合わせて表記したものと、小文字のみで表記したものとでは別々に扱われます。これはアド マネージャーのレポートに反映されます。
必須の要素
要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<atom:link> |
<channel> |
必須 |
説明
フィードのページ設定情報を示します。アド マネージャーでは、この要素から rel と href の 2 つの属性が読み取られます。
rel は、href 属性に指定されている URL がフィードの結果セットとどのように関係しているかを示します。
rel='next' : href の URL がフィードの結果セットの次ページを指していることを示します。rel='next' と指定された <atom:link> タグがフィードに含まれている場合、結果セットにはさらにページがあります。それ以外の場合は、現在のページが結果セットの最終ページになります。
href は、<atom:link> タグ内のリソースを示す URL です。
例
<atom:link rel='next' href='http://www.feedprovider.com/video/account/vids?page3'/
重要事項:
- アド マネージャーで最初にコンテンツ ソースが作成されるときには、フィード URL セットでフィードの最初の結果セットが返されることが想定されています。推奨される結果セットのアイテム数は、ページあたり 100 アイテムです。
- フィードのページに
<atom:link> 要素がない場合、アド マネージャーではそのページがフィードの最終ページであると判断されます。
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:contentId> |
<item> |
必須 |
説明
CMS コンテンツ ID としてアド マネージャーに保存される重要なリクエスト パラメータです。これは広告リクエストの一部として送信され、該当する動画に対してアド マネージャーから配信可能な広告を特定するために使用されます。
コンテンツ ID の値は文字列で、大文字と小文字が区別されます。この値は、動画広告リクエストの vid パラメータで使用できます。
例
<dfpvideo:contentId>sdjfbadfb8w3489y</dfpvideo:contentId>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:lastModifiedDate> |
<item> |
必須 |
説明
動画のなんらかのデータ、あるいはメタデータが最後に更新された日付を示します。
変更されたコンテンツをアド マネージャーに取り込むには、lastModifiedDate を指定し、変更日の新しい項目が先頭にくるようにフィードを並べ替えます。
すべてのタイムスタンプは、RFC 822 仕様に準拠するか IS0 8601 形式になっている必要があります。タイムスタンプ文字列にタイムゾーンが含まれていない場合、デフォルトは米国太平洋標準時(PST)になります。
例
<dfpvideo:lastModifiedDate>2021-01-15T08:00:00+01:00</dfpvideo:lastModifiedDate>
<dfpvideo:lastModifiedDate>Fri, 15 Jan 2021 08:00:00 EST
</dfpvideo:lastModifiedDate>
それぞれの日付形式の例をご覧ください。
例
RFC 822
Fri, 15 Jan 2021 08:00:00 EST
Fri, 15 Jan 2021 13:00:00 GMT
Fri, 15 Jan 2021 15:00:00 +0200
ISO 8601
2021-01-15T12:00:00Z
2021-01-15T08:00:00+01:00
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:version> |
<channel> |
必須 |
説明
このフィードで使用する MRSS 仕様の現在のバージョンを示します。値は整数値で、1 つのフィードに 1 回のみ設定します。
このフィールドで現在有効な値は 2 のみです。
例
<dfpvideo:version>2</dfpvideo:version>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<title> |
<item> |
必須 |
説明
動画エントリの名前です。
例
<title>My video</title>
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推奨要素と省略可能な要素
要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:cuepoints> |
<item> |
場合によって異なる * |
説明
*動画にミッドロール広告ブレークが含まれている場合は必須です。
キューポイント(秒)をカンマで区切って指定します。キューポイントとは、動画内で広告を挿入できるタイミングです。
秒数は小数点以下 3 桁まで指定できます(例: 55.532 秒)。小数点以下、4 桁以降は切り捨てられます。
動画のキューポイント数の上限は 1,000 です。動画がこの上限に達すると、すべてのキューポイントが切り捨てられます。
例
<dfpvideo:cuepoints>55.532,109</dfpvideo:cuepoints>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:keyvalues> |
<item> |
省略可能 |
説明
動画のカスタム メタデータを示します。属性は key、value 、type (データタイプは string のみ)です。
MRSS フィード経由で取り込む Key-Value のフォーマット要件は、アド マネージャーの管理画面で定義する Key-Value のフォーマット要件と同じです。Key-Value がこれらの フォーマット要件に準拠していることをご確認ください。
例
<dfpvideo:keyvalues key="episode" value="5" type="string"/>
<dfpvideo:keyvalues key="season" value="2" type="string"/>
<dfpvideo:keyvalues key="title" value="Example Title" type="string"/>
<dfpvideo:keyvalues key="recommended count" value="5" type="string"/>
<dfpvideo:keyvalues key="description" value="A lot of text here" type="string"/>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:thirdPartyContentId> |
<item> |
省略可 |
説明
この機能を使用するには、有効にする必要があります。使用する際は、アカウント マネージャーにお問い合わせください。
この要素は、YouTube 動画を含むカスタム MRSS フィードがある場合に使用します。同じネットワークの 2 つの MRSS コンテンツで同じ YouTube 動画を指定することはできません。
この要素の必須属性は次の 1 つのみです。
"id" 属性: YouTube コンテンツ ソースの contentId への参照です。
例
<dfpvideo:thirdPartyContentId cms="youtube" id='vNclnVLp_c0'/>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<media:content> |
<item> |
推奨 |
説明
この要素の属性を使って、ソース URL や再生時間などの有用なメタデータ情報を指定します。これは <item> の下位要素で、省略可能です。
アド マネージャーでは <media:content> 要素の次の属性を読み取り可能です。
-
"duration" 属性: アド マネージャーでは 1 つの <item> につき 1 つの再生時間エントリのみが認識されます。複数指定されている場合は、ランダムに 1 つが選択されるので、予期しない結果となることがあります。
再生時間の値は秒単位で指定します(整数で指定し、小数は使用しません)。
この duration 属性は、ミッドロール広告を配信する場合は必須です。
"url" 属性: 動画リソースを直接示す URL です。アド マネージャーの管理画面で、コンテンツの詳細にリンクを表示する目的でのみ使用されます。
例
<media:content url='http://www.feedprovider.com/video?8eqe7e' duration='39'/>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<media:status> |
<media:content> または
<item> |
省略可能 |
説明
アド マネージャーで、動画が有効、無効、アーカイブ済みのうちどのステータスに該当するかを示します。この要素がない場合、デフォルトのステータスは有効(active)です。値の大文字と小文字は区別されません。指定できる値は次のとおりです。
- active(アド マネージャーでは「有効」と表示されます)
- deleted(アド マネージャーでは「アーカイブ済み」と表示されます。新たに「deleted」と指定された動画は取り込まれません)
- blocked(アド マネージャーでは「無効」と表示されます)
ユーザーがアド マネージャーで動画のステータスを変更すると、それ以降のフィードからのステータス変更は無視されます。ユーザーはアド マネージャーの管理画面で [ソースの設定を使用] をクリックしてこのオーバーライドを解除できます。オーバーライドが解除されると、フィードからのステータス更新が再び反映されるようになります。
パブリッシャーと CMS パートナーは、次のいずれかの方法により、アップロード済みで非アクティブまたは終了となったコンテンツがアド マネージャーによって再条件付けされるのを防ぐことができます。
- (推奨)MRSS フィードで
<media:status state="deleted"/> をサポートする
- フィード内のコンテンツを保持し、VOD 取り込みの対象外のコンテンツを表示する、ダイナミック広告挿入に関連するすべての要素をコンテンツから削除する。削除する要素については、ダイナミック広告挿入の要素に関するセクションをご覧ください。
ダイナミック広告挿入で配信された場合の配信ステータス
ダイナミック広告挿入の配信ステータスは、ソースとコンテンツ自体の両方のステータスに基づいて決まります。それぞれの値の組み合わせに基づく配信ステータスは次のようになります。
コンテンツ ソースのステータス |
コンテンツのステータス |
配信ステータス |
有効 |
有効 |
コンテンツが配信される |
有効 |
無効 |
コンテンツが配信される |
有効 |
アーカイブ済み |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
無効 |
有効 |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
無効 |
無効 |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
無効 |
アーカイブ済み |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
アーカイブ済み |
有効 |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
アーカイブ済み |
無効 |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
アーカイブ済み |
アーカイブ済み |
コンテンツは配信されない(404 エラー) |
- 有効: 広告を配信できます。
- 無効: 広告を配信できません。
- アーカイブ済み: コンテンツ ターゲティング広告は配信できませんが、ネットワーク掲載の広告は配信されることがあります。
コンテンツ ソースのステータスが「無効」または「アーカイブ済み」の場合、またはコンテンツ ステータスが「アーカイブ済み」の場合、これらのコンテンツはダイナミック広告挿入では配信されません。
例
<media:status state="blocked" reason="http://www.reasonforblocking.com"/>
<media:status state="deleted"/>
<media:status state="active"/>
(アド マネージャーに reason 属性は取り込まれません)
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<media:thumbnail> |
<media:content> または
<item> |
推奨 |
説明
この要素により、動画のサムネイルをアド マネージャーの管理画面に表示できます。現在、アド マネージャーではこの要素の URL 属性のみが必須となっていますが、必要に応じて高さ、幅、時間(サムネイルの画像が動画の中で表示される時間)といった追加の属性も指定できます。
アド マネージャーの管理画面では、幅 280 ピクセル×高さ 190 ピクセルよりも大きいサムネイルは表示されません。URL のリンク先の画像がこのサイズを上回る場合は元の画像が使用され、管理画面に表示する際にインライン CSS で画像の表示サイズが調整されます。
例
<media:thumbnail url='http://www.myfeed.com/account/sdjfbadfb8w3489y/bigtn.jpg' width='280' height='190'/>
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<pubDate> |
<item> |
省略可 |
説明
コンテンツの公開日を示します。この要素は動画の広告ルールでのみ使用されます。
すべてのタイムスタンプは、RFC 822 仕様に準拠するか IS0 8601 形式になっている必要があります。タイムスタンプ文字列にタイムゾーンが含まれていない場合、デフォルトは米国太平洋標準時(PST)になります。
例
<pubDate>2006-02-19T04:22:39+05:00</pubDate>
<pubDate>Sun, 19 Feb 2006 09:22:39 +0000</pubDate>
それぞれの日付形式の例をご覧ください。
例
RFC 822
Wed, 31 Oct 2016 08:00:00 EST
Wed, 31 Oct 2016 13:00:00 GMT
Wed, 31 Oct 2016 15:00:00 +0200
ISO 8601
20161031
2016-10-31
2016-10-31T08:00:00+01:00
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:ingestUrl> |
<item> |
必須 * |
説明
*ダイナミック広告挿入では必須です。
動画の取り込み URL を指定するノードです。条件付けや再生リストの生成に使用する m3u8 形式のマスター ファイルを指定します。
"type" 属性: HLS の場合は application/x-mpegURL 、DASH の場合は application/dash+xml を設定します。
"preconditioned" 属性: このコンテンツの ingestURL がミッドロール広告用に条件付けされているかどうか、つまり、セグメントが広告ブレークのタイミングで分割されているかどうかを示す値として、true または false を設定します。値が明示的に設定されていない場合は、デフォルトで false が使用されます。
ストリーム内の動画セグメントに広告挿入のキューポイントを示す正確なタイムコードが付けられている場合、コンテンツは条件付けされていると見なされます。その場合、HLS ストリーム内には #EXT-X-PLACEMENT-OPPORTUNITY マーカーが必要です。このマーカーにより、動画コンテンツ内での広告ブレークの挿入位置がアド マネージャーで認識されます。
詳しくは、ミッドロール広告挿入のためのコンテンツの条件付け / 事前の条件付けをご覧ください。
例
HLS の場合
<dfpvideo:ingestUrl type="application/x-mpegURL" preconditioned="false">https://cdn.example.com/?v=123.m3u8</dfpvideo:ingestUrl>
DASH の場合
<dfpvideo:ingestUrl type="application/dash+xml" preconditioned="true">
https://cdn.example.com//playlist.mpd
</dfpvideo:ingestUrl>
1 つの動画コンテンツに HLS と DASH の両方を含めることができます。取り込み URL には安全な https 版の URL を使用することをおすすめします。
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:lastMediaModifiedDate> |
<item> |
推奨 |
説明
<dfpvideo:ingestUrl> で参照されている動画ファイルの最終更新日を示します。フィード内でこの値が更新される場合は、コンテンツの lastModifiedDate も更新が必要です。
すべてのタイムスタンプは、RFC 822 仕様に準拠するか IS0 8601 形式になっている必要があります。タイムスタンプ文字列にタイムゾーンが含まれていない場合、デフォルトは米国太平洋標準時(PST)になります。
例
<dfpvideo:lastMediaModifiedDate>2006-02-19T04:22:39+05:00</dfpvideo:lastMediaModifiedDate>
<dfpvideo:lastMediaModifiedDate>Sun, 19 Feb 2006 09:22:39
+0000</dfpvideo:lastMediaModifiedDate>
それぞれの日付形式の例をご覧ください。
例
RFC 822
Wed, 31 Oct 2016 08:00:00 EST
Wed, 31 Oct 2016 13:00:00 GMT
Wed, 31 Oct 2016 15:00:00 +0200
ISO 8601
20161031
2016-10-31
2016-10-31T08:00:00+01:00
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:closedCaptionUrl> |
<item> |
場合によって異なる * |
説明
*インターフェースで字幕を有効にしている場合にのみ必須です。
字幕ファイルへの URL を指定するノードです。1 言語に 1 つずつ、closedCaptionUrl 要素を使って字幕ファイルを指定し、使用可能なすべての字幕ファイルをフィード内に含めます。
ビデオ オンデマンドの HLS マニフェストの字幕
このフィード要素が存在する場合、フィードの字幕のみが取り込まれ、HLS マニフェストで指定された字幕は無視されます。HLS マニフェストの字幕は、字幕フィード要素がない場合にのみ取り込まれます。
TTML/DXFP(application/ttaf+xml )と WebVTT(text/vtt )のフォーマットがサポートされています。
"language" 属性: 必須(空白不可)、字幕ファイルの言語を設定します。RFC5646 に準拠している必要があり、文字列 "$$$$$" を含めることはできません。この属性は、XML で指定される xml:lang 属性と同様の方法で使用します。
"name" 属性: 文字列 "$$$$$" を含めることはできません。
"type" 属性: 字幕ファイルの MIME タイプを設定します。
"characteristics" 属性: 次のいずれかに設定します(空白可)**。
"public.accessibility.transcribes-spoken-dialog"
"public.accessibility.describes-music-and-sound"
"public.easy-to-read"
** "characteristics" が上記のとおりに設定されていない場合、警告が表示されますが、動作には影響しません。
1 つのコンテンツ ソースに対し、language と name の組み合わせは字幕ファイルごとに固有である必要があります。たとえば、[language="en", name="English" ] と [language="en", name="English (CC)" ] を指定します。
例
<dfpvideo:closedCaptionUrl language="en" name="English" type="text/vtt">http://cdn.com/subtitle.vtt</dfpvideo:closedCaptionUrl>
<dfpvideo:closedCaptionUrl language="en" name="English (CC)" characteristics="public.accessibility.describes-music-and-sound" type="text/vtt">http://cdn.com/subtitle.vtt</dfpvideo:closedCaptionUrl
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要素 |
親要素 |
必須かどうか |
<dfpvideo:fw_caid> |
<item> |
場合によって異なる * |
説明
* Freewheel ユーザーの場合にのみ必須です。
広告のターゲティングで使用される Freewheel のカスタム アセット ID を指定するノードです。
例
<dfpvideo:fw_caid>621160003648<dfpvideo:fw-caid>
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