ダイナミック広告挿入用のライブ ストリームを設定する

アド マネージャー ダイナミック広告挿入(DAI)を使用すると、毎日 24 時間配信されるリニア ストリームまたはライブ ストリームに広告を挿入できます。

新しいライブ ストリームを設定する

  1. Google アド マネージャーにログインします。

  2. [動画] 次に [ライブストリーム] 次に [新しいライブストリーム] をクリックします。

  3. 名前を入力します。この名前はアド マネージャーでのみ表示され、外部では使用されません。ここには毎日 24 時間配信されるリニア ストリーム、またはライブ ストリームの名前を指定します。

  4. ライブ ストリーム設定を定義します。一部の項目は、選択したストリーミング形式(DASH または HLS)によっては使用できません。

  5. ライブ ストリームを保存します。

    • 保存して開始: ライブ ストリームを保存して、指定した開始日に公開します。この状態で保存したライブ ストリームは編集できません。一時停止すれば編集できますが、その場合、視聴者への配信が停止します。
    • 保存して後で有効にする: ライブ ストリームを後で有効にするものとして、保留状態で保存します。ライブ ストリームが公開されるのは、有効にしてからとなります。

これで、保存したライブ ストリームが [ライブ ストリーム] ページに表示されます。

全般設定

設定 説明

ストリーミング形式

現在、アド マネージャーでは DASH と HLS のメディア ファイル ストリーミング形式がサポートされています。

ダイナミック広告挿入タイプ

ライブ ストリーム広告の挿入方法です。

  • リニア: 動画コンテンツと広告をユーザーごとに固有の動画マニフェストに合成する場合に使用します。
  • セグメントのリダイレクト: すべてのユーザーに同じマニフェストを使用する一方、広告ブレークのセグメント URL はユーザーごとに固有の広告セグメントにリダイレクトする場合に使用します。

開始時間

アド マネージャーでストリームの取り込みを開始できる時間です。現時点でストリームを取り込むことができる場合は [今すぐ] をクリックします。

ライブイベント向けのストリームの場合は、テストも兼ねて、実際のイベントの数日前に開始することをおすすめします。ストリームが使用可能になる 15 分前までの時間を指定してください。

終了時間

毎日 24 時間配信されるストリームの場合は [無期限] をクリックします。それ以外で、イベントを配信する場合は、ストリームの視聴者が誰もいなくなる時間を終了時間に指定します。イベントの終了予定時間から 15 分以上空けて設定することをおすすめします。

DAI 認証キー

DAI SDK API へのストリーム リクエストの認証に使用します。

スレート

ライブ ストリームのコマーシャル ブレークの中で動的配信の広告を表示できるだけの時間が残っていない場合は、スレートが配信されます。

ネットワークのデフォルトのスレートを表示したくない場合は、[オーバーライド] をクリックして、このライブ ストリームでのみ配信するスレートを指定します。スレートは請求の対象とはなりません。

コンテンツ ストリーミング設定

設定 説明

コンテンツ ストリーミング

コンテンツ ストリーミング ソースの URL です。この URL は、ライブ HLS ストリームの m3u8 形式のマスター ファイルを指すものでなければなりません。連続したコンテンツ ストリーム(例: テレビのチャンネル)、または単発のストリーム(例: スポーツの試合)の URL を指定できます。

詳しくは、DAI 向けの HLS 仕様をご覧ください。

(省略可)代替エンコーダがある場合は、[代替ストリームを追加] をクリックします。

マスター再生リストの更新

マスター再生リストを更新する頻度です。

  • 自動: 数分ごとにマスター再生リストが自動更新されます。
  • 手動: 更新ボタンが表示され、再生リストを手動で更新することができます。

再生リストのタイプ

このライブ ストリームに関連付けられている再生リストのタイプです。

  • イベント: メディア セグメントを再生リストの末尾にのみ追加できる場合に選択します。これにより、視聴者はスクラブして再生リストの先頭に戻ることができます。このタイプは、「#EXT-X-PLAYLIST-TYPE:EVENT」タグが指定されたストリームに使用します。

    イベント再生リストは、SSB ではサポートされていません。

  • ライブ:(すべてのライブ ストリームのデフォルト)メディア セグメントを再生リストの先頭から削除できるかどうかについての制限がない場合に選択します。このタイプは、「#EXT-X-PLAYLIST-TYPE」タグのないストリームで使用します。

ライブ ストリーム コンテンツの設定
(省略可)

外部の CDN の認証が必要になる場合は、既存の CDN 設定を選択するか、新しい設定を作成します。

DVR ウィンドウ
(省略可)

視聴者がライブ ストリームの視聴中にスクラブして戻ることのできる、コンテンツの時間(秒)です。この設定は再生リストのタイプが [ライブ] の場合のみ使用できます。

DVR ウィンドウは、クライアント側のビーコンで作成されたストリームにのみ適用されます。デフォルトでは、これらのストリームの再生リストは入力ストリームと同じ長さになります。

相対プレイリストの URL

CDN 設定の配信用プレフィックスに対して、固定ではなく相対の再生リスト URL を有効にします。

IP のホワイトリストを使用する

ブロック設定されている地域に関係なく、ホワイトリストに登録されている IP アドレスからこのコンテンツ ソースへのアクセスを許可する設定を有効にします。

広告ブレーク設定

設定 説明

マスター広告タグ

DAI 用のデフォルトの広告タグを作成し、ここに入力します。または、[タグを作成] をクリックし、DAI 専用の手順に沿って広告タグを作成することもできます。

空の広告ブレーク フィルタイプ

VAST レスポンスが空の場合に、広告ブレークで表示する動画コンテンツのタイプです。広告ブレークの一部が埋まっている場合、残りの時間を埋めるコンテンツとしては常にスレートが使用されます。空の VAST レスポンスを受信した場合は、スレートとベース コンテンツのどちらを表示するかを選択できます。

  • スレート: スレートとして作成した動画コンテンツを表示して広告ブレークを埋めます。
  • ベース コンテンツ: ライブ ストリーム コンテンツを表示して広告ブレークを埋めます。

「掲載不足」広告ブレーク フィルタイプ
 (ベータ版) 

広告ブレーク全体を埋める十分な広告がない場合に、そのブレークで表示する動画コンテンツのタイプです。現在、HLS にのみ対応しています。

  • スレート: スレートとして作成した動画コンテンツを表示して広告ブレークを埋めます。
  • ベース コンテンツ: ライブ ストリーム コンテンツを表示して広告ブレークを埋めます。詳細

時間指定なしの広告ブレーク

ライブ ストリームに時間指定のない終了キューのマーカーが含まれていて、広告ブレークの継続時間が事前にはわからない場合に有効にします。

広告ブレークのデフォルトの継続時間

広告ブレークの終了キューで継続時間が指定されていない場合にリクエストされる、広告ブレークのデフォルトの継続時間(秒)です。これは、[時間指定なしの広告ブレーク] が有効になっている場合にのみ使用できます。

デフォルトの継続時間が実際のブレーク時間より短い場合は、アド マネージャーによって残りの時間がスレートで埋められます。デフォルトの継続時間が実際のブレーク時間より長い場合は、広告がカットされます。

広告ブレークをプリフェッチする

広告ブレークの最初と後続の部分をリクエストします。

すべてのライブイベントで広告リクエストをより均等に割り当て、アド マネージャーと第三者の広告サーバーでの抑制エラーを防ぐことをおすすめします。有効にした場合は、広告リクエストの再生時間の初期設定を行う必要があります。

プリフェッチでは、広告リクエストの再生時間は CUE-OUT の前に決定されるため、「広告リクエストの再生時間の初期設定」で SCTE-35 ターゲティングは使用されません。詳細

広告ブレークを強制終了する
 (ベータ版) 
#EXT-CUE-IN マーカーのないライブ ストリームの配置機会を強制的にクローズするかどうか。
短い広告ブレーク セグメントをドロップする
 (ベータ版) 
連続配信広告最後の 1 秒未満のセグメントを無視するかどうか。

広告リクエストの再生時間の初期設定

プリフェッチされた広告ブレークで最初の広告リクエストに割り当てられた時間(秒)です。これは、[広告ブレークをプリフェッチする] が有効になっている場合にのみ使用できます。

プリフェッチの効果を高めるには、この再生時間をできるだけ長く、ただし想定される最も短い広告ブレークを超えないように設定します。たとえば、30 秒と 60 秒の広告ブレークが設定されたライブイベントの場合、再生時間の初期設定は 30 秒にします。

広告なしの時間枠の長さ
(省略可)

ユーザーが動画ストリームを開始した時点からの、ミッドロールをスキップする時間(秒)です。この項目は、ストリーム リクエストに広告なしの時間枠(dai-ah)が指定されている場合にのみ適用されます。

広告なしの時間枠の機能が特に役に立つのは、ライブ ストリームの前にクライアントサイドのプレロールを使用する場合です。この機能を使用して、プレロール広告の直後に別の広告が表示されるのを防ぐことができます。

フィラーの最大表示時間

この連続配信広告を(設定に応じて)スレートまたはベース コンテンツで埋めるために使用できる最大秒数の設定を有効にします。広告を埋めるためにこれより多くの時間が必要となった場合、連続配信広告は破棄され、ベース コンテンツが配信されます。

掲載不足の広告ブレークを埋めるために使用されるベース コンテンツ

掲載不足の広告ブレークをベース コンテンツのストリーミングで埋めるよう選択した場合:

  • HLS 仕様の要件に従い、すべてのセグメントがキーフレーム / Instantaneous Decoding Refresh(IDR)で始まるように条件付けを行う必要があります。コンテンツの条件付けが不適切な場合、プレーヤーで誤った処理が行われ、再生が中断することがあります。最初の IDR の前に存在するフレームは破棄される可能性が高くなります。
  • アド マネージャーでは、広告が終了すると最も近いセグメントに切り戻されるため、セグメントや時間にずれが生じて、タイムラインが数秒遅れることがあります。
  • コンテンツに戻ると、再生タイムラインに広告ブレークの時間が追加される(広告ブレークあたり最大でセグメントの長さ 1 つ分)ため、ライブ ストリームのセグメントとプレイヘッドのずれが少しずつ大きくなります。

ライブ ストリームの配信中に編集を加える

配信を開始した後にライブ ストリームを編集する必要が生じた場合は、[ライブ ストリーム] ページでそのライブ ストリームのステータスを [一時停止] に変更し、編集を行った後、ステータスを [有効] に戻します。広告の掲載が再開されるまでには最大 15 分かかります。

ライブリニア ストリームの URL とアセットキーを確認する

アド マネージャーでライブ ストリームを保存すると、ライブ ストリームの詳細ページに「デスクトップ ストリーミング URL」と「アプリ ストリーミング URL」が表示されるようになります。「アセットキー」をコピーして、SSB URL を生成したり、SDK を使用するアプリケーション用にストリームをリクエストしたりできます。

アド マネージャーでアセットキーを確認するには:

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [動画] 次に [ライブ ストリーム] をクリックします。
  3. 目的のライブ ストリーム名をクリックします。
  4. [設定] タブで、[デスクトップ ストリーミング URL] または [アプリ ストリーミング URL] を探します。
  5. 各 URL の「/event/」の後に、アセット ID が指定されています。

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