複数のプロポーザル広告申込情報を編集する

この記事では、複数のプロポーザル広告申込情報を編集する方法と、おすすめの方法を紹介します。

取り上げる内容は次のとおりです。

複数のプロポーザル広告申込情報を編集する方法

選択したプロポーザル広告申込情報で、ターゲティングと設定の両方を同時に一括編集することはできません。1 回の一括編集では、いずれかのみの編集が可能です。一括編集ツールで編集可能な項目、設定、ターゲティング オプションは、選択したプロポーザル広告申込情報の種類によって異なります。

複数のプロポーザル広告申込情報を編集するには:

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [セールス] 次へ [プロポーザル] 次へ [すべてのプロポーザル] または [マイ プロポーザル] をクリックします。
  3. 編集するプロポーザル広告申込情報が含まれているプロポーザルの名前をクリックします。
  4. 表で、編集するプロポーザル広告申込情報の横にあるチェックボックスをオンにします。
  5. 表の上部にある [編集] をクリックします。
  6. 必要な変更を加え、[保存] をクリックします。

ターゲティングを編集した場合は、ターゲティングを適用する前に [追加] または [上書き] のいずれかを選択できます。

  • [追加] オプションを選択した場合は、一括編集ツールで選択したターゲティングが既存のターゲティングに追加されます。
  • [上書き] オプションを選択した場合は、既存のターゲティングが削除され、一括編集ツールで選択したターゲティングに置き換えられます。

[追加] オプションを使用する場合は、Google アド マネージャーでプロポーザル広告申込情報の既存のターゲティングと一括編集ツールで選択したターゲティングが競合していないかどうかが確認されます。競合している場合は、該当のプロポーザル広告申込情報のリストが表示されます。詳しくは、Google アド マネージャーでターゲティングを適用できない一般的な理由をご覧ください。

一括編集を適用すると、すべての変更が直ちに保存されます。変更を「元に戻す」、つまり以前に保存した値に戻すことはできません。一括編集の適用後に以前の値に戻すには、個々のプロポーザル広告申込情報を手動で編集し直す必要があります。

Google アド マネージャーでターゲティングを適用できない一般的な理由

Google アド マネージャーでは、選択したプロポーザル広告申込情報に常にターゲティングを適用できるとは限りません。

プロポーザル広告申込情報にターゲティングの一部を適用できない場合、そのプロポーザル広告申込情報にはどのターゲティングも適用されません。

このようなターゲティングの適用方法がとられているのは、一括編集ツールにおいて、想定しているターゲティングのうち一部のみを適用し、それ以外の適用を忘れてしまうという事態を防ぐためです。Google アド マネージャーでターゲティングがスキップされると、スキップされたプロポーザル広告申込情報と理由が表示されます。この情報を基に、該当のプロポーザル広告申込情報に移動して、想定しているターゲティングがすべて適用されているか確認できます。

原則として、広告申込情報タイプが同じか類似しているプロポーザル広告申込情報を選択してください。

Google アド マネージャーでターゲティングを適用できない一般的な理由を以下にいくつか紹介します。それぞれの場合について、Google アド マネージャーの管理画面にはアラートと影響を受けるプロポーザル広告申込情報のリストが表示されます。

  • 次のプロポーザル広告申込情報では動画ターゲティングはサポートされていません

    一部のプロポーザル広告申込情報では、動画ターゲティングはサポートされていません。たとえば、「標準」のプロポーザル広告申込情報で広告枠のサイズが「VAST 動画」に設定されていない場合、動画ターゲティングを使用することはできません。

  • バンパー動画の位置はバンパー プロポーザル広告申込情報にのみ適用できます

    「動画位置」ターゲティングは 2 種類に分けられます。バンパー動画以外のプロポーザル広告申込情報に「バンパー」動画位置を適用しようとすると、アド マネージャーではアラートが返されプロポーザル広告申込情報が列挙されます。詳しくは、一括編集ツールでの動画ターゲティングをご覧ください。

  • 次のプロポーザル広告申込情報で、追加したターゲティングが既存のターゲティングと競合しています

    ターゲティングを追加した場合は、既存のターゲティングと一括編集ツールで追加したターゲティングがプロポーザル広告申込情報で競合していないかどうかがアド マネージャーで確認されます。競合がなければターゲティングは統合されますが、競合がある場合は、そのプロポーザル広告申込情報と、競合するターゲティングが列挙されます。

    「競合」は、ターゲティングで直接矛盾が生じている状態です。たとえば、既存のターゲティングで「米国」が設定されているのに「米国」を除外しようとした場合、アド マネージャーではターゲティングは適用されず、プロポーザル広告申込情報が列挙されます。

一括編集ツールでの動画ターゲティング

動画を一括編集する際は、「動画位置」と「動画コンテンツ」の 2 つのターゲティング タイプを考慮する必要があります。

動画の位置

「動画位置」ターゲティングは次の 2 種類に分けられます。

広告枠のサイズを [動画 VAST] に設定しているプロポーザル広告申込情報では、ターゲットを「ミッドロール位置」のみに設定できます。また、プロポーザル広告申込情報タイプを [バンパー] に設定している場合は、ターゲットを「バンパー位置」のみに設定できます。これらの位置は両立しないため、プロポーザル広告申込情報で両方同時にターゲットに設定することはできません。

一括編集ツールでは、この 2 種類を使用するプロポーザル広告申込情報を組み合わせて選択することができますが、その場合、アド マネージャーにはミッドロール位置のみが表示されます。バンパー位置を使用するプロポーザル広告申込情報にミッドロール位置を適用しようとしても、そのバンパー動画プロポーザル広告申込情報にターゲティングは適用されません。

原則として、バンパー動画プロポーザル広告申込情報を対象に位置を一括編集する場合は、ミッドロール位置の動画プロポーザル広告申込情報を一緒に選択しないでください。

動画コンテンツ

「動画コンテンツ」ターゲティングを一括編集する場合は、既存のターゲティングを上書きできるだけで、追加はできません。「追加」を指定して動画コンテンツ ターゲティングを変更した場合、アド マネージャーではアラートが表示され、[上書き] オプションを選択してターゲティングを適用するか、動画コンテンツ ターゲティングを削除するように促されます。

一括編集ツールでのターゲティング初期設定

一括編集ツールに手動でターゲティングを追加した後にターゲティング初期設定を選択した場合は、初期設定が読み込まれると、手動で追加したターゲティングは無視され、初期設定のターゲティングが適用されます。

たとえば、プロポーザル広告申込情報の既存のターゲティングで、次の 2 つの地域をターゲットに設定しているとします。

  • 米国
  • イギリス

このプロポーザル広告申込情報を選択してターゲティング一括編集ツールを開き、一括編集ツールで次の地域を手動で追加したとします。

  • フランス

ここで、一括編集ツールで初期設定を見つけて選択します。この初期設定の地域ターゲティングには「スペイン」のみが設定されています。一括編集ツールに初期設定が読み込まれると、「フランス」は無視され、初期設定が適用されます。

一括編集ツールで [追加] を選択した場合、このターゲティングを適用すると、プロポーザル広告申込情報のターゲティングは次のようになります。

  • 米国
  • イギリス
  • スペイン

一括編集ツールで [上書き] を選択し、地域ターゲティングがカスタマイズ可能な場合は、このターゲティングを適用するとプロポーザル広告申込情報のターゲティングは次のようになります。

  • スペイン

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