アド マネージャーでダイナミック アロケーションを使用してアプリの広告のバックフィルを行っている場合は、動画インタースティシャル広告(TrueView、Click-to-Download 動画を含む)を表示できます。スキップ可能な動画とスキップ不可の動画のどちらも表示できます。標準のイメージ広告と動画広告が競合することで、最大限の成果を得ることができます。
通常、インタースティシャル広告は、モバイルアプリでセクションが切り替わる際に表示されます。インタースティシャル動画形式を配信できるようになると、アプリの収益性を高める選択肢が増えることになります。
- 動画に対する需要は増えており、動画形式の CPM は一般的なディスプレイ ユニットに比べてかなり高い傾向にあります。
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アプリの動画インタースティシャル広告の需要を牽引しているのが、スキップ可能な動画広告 TrueView です。この形式では、ユーザーが 5 秒後に動画をスキップできます。また広告主は、動画広告が最後まで再生されるか、再生時間が 30 秒以上の場合は 30 秒に達したときにのみ費用を支払います。
プログラマティック直接取引では、TrueView 動画広告はサポートされていません。詳しくは、プログラマティック直接取引で利用できる機能をご覧ください。
- Click-to-Download 動画広告も需要が多く、広告主にとってアプリのダウンロード数を増やすのに効果的です。これはスキップ可能な広告のカテゴリに含まれます。
要件
動画広告を配信するための要件は次のとおりです。
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最新バージョンの Google Mobile Ads SDK を使用する。
- モバイル インタースティシャル広告枠に配信する動画について取引提案を作成する場合は、環境タイプとして [モバイルアプリ内広告] を選択する。
- ユーザーが Wi-Fi または 4G ネットワークを使用している。
動画インタースティシャル広告を許可する
デフォルトでは、動画インタースティシャルの表示はブロックされます。入稿の際に動画インタースティシャル広告を許可するには、広告エクスペリエンスの管理機能で [動画] を有効にします。
表示する動画インタースティシャル広告をコントロールする
広告エクスペリエンスの管理機能で [動画] を有効にすると、表示を許可する動画のタイプ(スキップ可能、スキップ不可)と再生時間を制御するルールを設定できるようになります。
動画インタースティシャルのレポートを作成する
アプリに配信される動画広告のデータのみを表示するには、以下を選択してアド マネージャー レポートの結果をフィルタします。
- [広告タイプ]: [次のいずれかに一致]: [動画]
- [広告枠タイプ]: [次のいずれかに一致]: アプリ
その後、[広告枠フォーマット] ディメンションを選択して、動画アプリ インタースティシャルと他のフォーマットの掲載結果を比較できます。