不要な広告

この記事では、望ましくない広告について説明します。不要な広告、不要な広告をブロックする方法、不要な広告を報告する方法について説明します。不要な広告には、誤って分類された広告から悪意のある広告まで、多様な広告が含まれます。望ましくない広告を報告する際は、できるだけ多くの情報を提供してください。広告は、広告レビュー センターを使用するか、カスタム ブロックルールを作成してブロックできます。

Google アド マネージャーの「不要な広告」とは、カテゴリでブロックしたにもかかわらず、誤って分類されて表示された広告や、ユーザーをアプリから自動的にリダイレクトする恐れのある、悪意ある広告のことです。

Google では広告の品質を重視しており、不要な広告が表示されることのないように厳正なポリシーとシステムを導入しています。とはいえ、こうした広告の表示が避けられない場合もありますので、不要な広告が表示された場合はぜひ情報をご提供ください。お客様から情報をいただくことで、Google で迅速に調査を進め、該当する広告をブロックすることができます。また、今後同じような広告が表示されるのを防ぐことも可能になります。

このページの内容

不要な広告をブロックする

不要な広告の例

  • カテゴリ、URL、クリエイティブ、広告主のブロックを設定しているにもかかわらず表示される広告
  • 外観や動作が動的に変化(クリックしたときに無関係なドメインに移動するなど)する広告
  • 成人向けの広告
  • 自動的にリダイレクトされる広告
  • 不正なソフトウェア(ウィルスの警告、自動ダウンロードなど)

設定を確認する

  • 複数のデマンドソースまたは広告ネットワークを利用している場合
    詳細を確認し、問題の原因となっているソースを特定するようにします。Ad Exchange が原因となっている場合は、後述の手順のいくつかを行うことで、すばやく広告を調査してブロックできます。
  • 不要な広告を防ぐためのブロック設定を行っている場合
    1 つのサービスのみが対象となり、他のサービスがブロックされていないことがよくあります。たとえば、ディスプレイ ウェブにはブロックを設定しているものの、モバイルアプリには設定していないなどです。
  • 最近、Ad Exchange の設定を変更した場合
    ブロック設定を削除したり優先度を下げたりしていないか、変更履歴でご確認ください。

情報を入手する

不要な広告の詳細を入手するのは容易ではありません。以下で紹介するヒントとツールを参考にしてください。

  • スクリーンショット: 可能であれば、ブラウザ、OS、システム時刻がわかるように、画面全体を含めたスクリーンショットを撮ります。
  • デバイスとブラウザの詳細:
    • パソコン向けとモバイル向けのウェブの場合は、ブラウザのユーザー エージェントを記録します。
    • モバイルアプリの場合は、モバイル デバイスと OS の詳細を記録します。
  • 問題が発生した具体的な日時とタイミング(タイムゾーンを含む)
  • クリック文字列(クリックタグ): クリック文字列を調べると、広告が Google から配信されたものかどうかを確認できるうえ、広告に関する追加情報も得られます。クリック文字列を取得する方法をご確認ください。
  • セッションのトラフィック、ネットワーク追跡: Charles、Fiddler といったツールや、Chrome デベロッパー ツールからの HAR 出力を使用します。リダイレクトが行われる場合は、必ずリダイレクトの前と後のトラフィック データを記録します。Chrome デベロッパー ツールを使用する場合は、[ネットワーク] タブで [ログを保存] チェックボックスをオンにすると、このデータを取得できます。
  • 広告レビュー センターでクリエイティブを検索: 画像検索、キーワード検索、リンク先ドメインを使って検索します。
  • AdChoices ロゴを検索: AdChoices ロゴがある場合は、広告のトラッキング URL をお試しください。これは、クリック文字列を見つけるのが難しい場合に特に便利です。

広告をブロックする

これら各種ツールを利用することに加えて、不要な広告を見つけるかそれらの広告に関する十分な情報を収集したときに広告をブロックするよう対応していただくこともできます。広告レビュー センターで広告をブロックするには、次の方法があります。

  • 個々の広告をブロックする: 広告にカーソルを合わせて [広告をブロック] ブロック をクリックします。
  • 広告主の URL で広告をブロックする: 広告主の URL または広告ドメインを使用して、その URL から配信されるすべての広告をブロックできます。
ヒント: ブロックは 1 つのコンポーネントのみに関連付けられます
複数のコンポーネント(ディスプレイ、モバイルアプリ、動画など)に同じブロックを適用するには、それぞれのコンポーネントでブロックを設定する必要があります。

広告をブロックするとオークションへの広告主の入札が減ることとなり、広告スペースの競争率が下がるため、収益も低下する可能性があります。

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