アド マネージャー レポートの基本

アクティブ ビューの測定結果をモニタする

ウェブページに関するアド マネージャーのアクティブ ビューの測定結果をリアルタイムで確認する方法

Google アド マネージャーのアクティブ ビューにおいて、対象のインプレッションは測定可能とみなされ、ブラウザから「Pingback」URL が送信されるまで視認可能になりません。アド マネージャーに Pingback が送信されるタイミングは次のとおりです。

  • インプレッションが「測定不能」と判断された場合: ユーザー セッションの開始時に Pingback が送信されます。
  • インプレッションが「視認可能」と確認された場合: ディスプレイ クリエイティブで、ブラウザのビューポートにクリエイティブのピクセルの 50% が連続して 1 秒以上表示されると、その時点で Pingback が送信されます(動画クリエイティブの場合は 2 秒以上が要件となります)。

Chrome DevTools でアクティブ ビューの Pingback を確認する

Chrome デベロッパー ツールを使用して、すべての視認性 Pingback を確認できます。通常、URL はある程度長く、次の視認性 Pingback のようになります。

https://pagead2.googlesyndication.com/pcs/activeview?
xai=Bwsd_l538U8bVPMvulAeVQBoAYWqBOAAQ&id=osdim&ti=1&r=v&adk=992535377&tt=1018&bs=1896,804&mtos=1017,1017,1017,1017,1017&tos=1017,0,0,0,0&p=119,308,219,1588&mcvt=1017&rs=3&ht=0&tfs=1398&tls=2415&mc=1&lte=1&bas=0&bac=0&avms=geo&bos=1921,1374&ps=1896,9737&ss=2560,1600&pt=1397&deb=1-3-3-4-16-4-78-12&tvt=2360&op=1&uc=34&tgt=DIV&cl=1&cec=13&clc=1&cac=0&cd=1280x100&v=r20180425
 
  1. Chrome の新しいブラウザ ウィンドウまたはタブを開きます。
  2. Chrome DevTools を開きます。ブラウザ ウィンドウの右上にある Chrome メニューを選択し、[その他のツール] 次に [デベロッパー ツール] の順に選択します。Chrome デベロッパー ツールのウィンドウが画面下半分に表示されます。
  3. [ネットワーク] タブをクリックします。
  4. Chrome ブラウザで、視認性をトラッキングするページの URL に移動します。ページの読み込みが完了すると、[ネットワーク] タブに多くの行が表示されます。
  5. フィルタ アイコン をクリックします。
  6. 表示されるテキスト フィールドで、フィルタを指定し、アクティブ ビューの Pingback を含む特定のリクエストを検索できます。

    • ディスプレイ広告と動画広告のアクティブ ビューの Pingback を確認するには、「activeview」と入力します。

    pubads」と入力して、ページの GPT リクエストのみを表示することもできます。

  7. フィルタで絞り込んだ後、Chrome デベロッパー ツールでいずれかの行をクリックすると、右のパネルにその行に関する詳細な情報が表示されます。

アクティブ ビューの Pingback に関する確認項目

パラメータ 一般的なルール
&id=
測定結果 ID
このパラメータは、アクティブ ビューが GPT タグで測定されているかどうかを示します。 &id=osdim: GPT タグ / リクエストまたは AdX

クリエイティブがキャンペーン マネージャー 360 からのものである場合は、GPT リクエストでも lidar が表示されることがあります。この場合、Pingback はアド マネージャーに関連したものではなく、キャンペーン マネージャー 360 のアクティブ ビューの Pingback であると考えられます。id=lidarv は、動画クリエイティブのアクティブ ビュー測定に使用される ping タイプです。
&adk=
広告スロット ID
この ID は、どの広告スロットがアクティブ ビューの Pingback に関連しているかを正確に示します。この ID でセッションをフィルタリングして一致を検索します。 &adk=992535377: この ID を GPT の ID とペア設定すると、スロットのサイズや返された行またはクリエイティブを確認する際に便利です。
&bs=
ブラウザのサイズ
ブラウザのビューポートでのピクセル単位の掲載面積です。この値が負の場合、広告は測定不能と判断されます。 &bs=1896,804: ブラウザのビューポートは 1896x804 でした。
&bs=-12245933,-12245933: クロスドメインの iframe に問題があります。
&bs=-1,-1: ドキュメント本文が定義されていません。
&mtos=
画面に表示された時間(ミリ秒単位)
このパラメータでリストとして指定される値は、クリエイティブの一定割合の面積が連続して画面に表示された時間をミリ秒単位で示します。

リスト: 100%, 75~99%, 50~74%, 25~49%, 1~24%

リストの 3 番目の値が 1,000 以上であれば、広告は視認可能であったと判断されます。
&mtos=1002,1004,2004,2056,4099:
広告の 100% が 1,002 ミリ秒、75~99% が 1,004 ミリ秒、50~74% が 2,004 ミリ秒、25~49% が 2,056 ミリ秒、1~24% が 4,099 ミリ秒の間、画面に表示されました。
&p=
位置

このリストは、ページに表示されるときのクリエイティブのピクセルの座標を表します。この座標がクリエイティブの表示面積のサイズと一致していることを確認してください。このサイズは、管理画面で設定した「対象の広告ユニットサイズ」とは異なる場合があります。

リスト: 上, 左, 下, 右

これらの値が負の場合、広告はブラウザのビューポートの外側にあると考えられ、視認不能と判断されます。

&p=145,309,235,1037: 有効 728x90
1037 - 309 = 728
235 - 145 = 90


&p=145,309,145,1037: この座標は、クリエイティブの高さが 0 ピクセル(上 = 145、下 = 145)であることを示しています。このようなインプレッションは視認不能であったと判断されます。

これは、通常 float: などの CSS 属性が原因だと考えられます。

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