これらは過去のリリースノートで、参考用に提供されています。そのため、内容に現在のサービスの機能が反映されていない可能性があります。最新のリリースについては、アド マネージャーの最新情報をご覧ください。
2021 年第 4 四半期
12 月 13 日 インラインでの最適化案とテストへのアクセス、データポータルのテンプレートの使用、購入済みトラフィックの指定レポートと最適化
インラインでの最適化案とテストへのアクセス
関連する価格設定ルールの画面から最適化案とテストにアクセスできるようになりました。収益向上のための最適化案をインラインで確認して、全体的な変更を加える前にトラフィックの一部を対象にテストできます。アド マネージャーで [広告枠] [価格設定ルール] をクリックすると、最適化案やテストをご確認いただけます。
データポータルのテンプレート
アド マネージャーで新しいデータポータルのテンプレートをご利用いただけるようになりました。このテンプレートを使うと、アド マネージャー ネットワークのデータを使用してデータポータルのダッシュボードを開くことができます。アド マネージャーでテンプレートにアクセスするには、[レポート] [テンプレート] [データポータル] をクリックします。なお、アド マネージャー 360 のみの機能となっています。
トラフィック ソース (ベータ版)
新しい「トラフィック ソース」ディメンションを使用して、広告リクエストで購入済みトラフィックを指定したり、レポートで購入済みトラフィックと自然検索トラフィックを区別したりできるようになりました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Apache Log4j 2 の脆弱性
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は 2021 年 12 月 10 日、Apache Log4j ライブラリの脆弱性(CVE-2021-44228)について発表しました。Apache Log4j ユーティリティは、リクエストのロギングに広く使用されるコンポーネントです。この脆弱性により、Apache Log4j 2.14.1 より以前のバージョンを実行しているシステムが攻撃を受け、任意のコードが実行される恐れがあります。
他の多くの企業と同様に、Google もこの脆弱性を注視しています。Google のセキュリティ チームは、Google のプロダクトやサービスが受ける可能性がある影響について調査し、ユーザーとお客様の保護に取り組んでいます。
Google アド マネージャーでは、この脆弱性の影響を受ける Log4j のバージョンは使用されていません。
Posted by Stan Grinberg - 広告デベロッパー リレーションズ担当ディレクター
2021 年 12 月 16 日
広告枠の管理
プログラマティック デマンドでの PPID の使用
Google のプログラマティック デマンドに対して、パブリッシャー指定の識別子(PPID)を有効にできるようになりました。これにより、アド マネージャーのサードパーティ Cookie またはデバイス ID を使用できない場合に、ファーストパーティの識別子を活用して、こうしたトラフィックでのプログラマティック取引の収益向上を図ることができます。
MCM の子パブリッシャーがリンクされたアカウントの代わりに、独自の Ad Exchange アカウントを使用可能に
2021 年 11 月 15 日より、MCM の「アカウントの管理」タイプの子パブリッシャーは、ご自身のアド マネージャー アカウントで Ad Exchange を有効にできるようになりました。リンクされたアカウントは MCM ではサポートされないため、このセルフサービス設定オプションは、親パートナーにこれまで提供されていたオプションを補うものとして、子パブリッシャーの広告枠を MCM に移行する際に役立ちます。
Open Bidding が多くのネットワークで利用可能に (ベータ版)
Open Bidding は、これまで Google アド マネージャー 360 でのみご利用可能でしたが、多くのアド マネージャー ネットワークでベータ版としてご利用いただけるようになりました。ビッダーのオンライン オンボーディングを利用すると、入札リクエストに直接アクセスできるようになります。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
2021 Black & Latinx Publishers Summit への参加申し込み
2021 年 12 月 7 日から、2021 Black & Latinx Publishers Summit が開催されます。このバーチャル イベントは、サイトの収益化、収益化ビジネスの拡大、同業他社とのネットワーキングをお考えの、黒人またはラテン系の経営者が経営するデジタル ビジネスを対象としており、特に中小規模のビジネスに適しています。参加をご希望の方は、2021 年 11 月 12 日までにこちらのフォームからお申し込みください。また、デジタル ビジネスを経営する黒人またはラテン系のお知り合いに、本イベントにご興味がありそうな方がいらっしゃいましたら、この情報をお知らせいただければ幸いです。
広告の入稿と配信
パブリッシャー プロフィールの改善(アプリ、購入者に対する情報開示)
パブリッシャー プロフィールに次のような改善を加えました。
- これまでドメインのみ追加可能だった子パブリッシャー プロフィールにアプリを追加できるようになりました。これにより、アプリ広告枠を見つけやすくなります。アプリを追加するには、[セールス] [取引設定] をクリックして、[パブリッシャー プロフィール] タブ [新しいプロフィール] をクリックするか、既存のプロフィールを開きます。ここで、[アプリ] という新しい欄にアプリを追加します。
- パブリッシャー プロフィールをプレビューする際に、マーケットプレイスで購入者に表示されるものと同様の 7 日間の推定インプレッションを確認できるようになりました。[パブリッシャー プロフィール] タブで、プロフィール名をクリックして設定を表示し、[プレビュー] をクリックすると、新しい [サマリー] タブがデフォルトで表示されます。
- 親プロフィールを非公開にすることができるようになりました。これにより、購入者のマーケットプレイスでのネットワークの表示をより柔軟に管理できます。これまで非公開にできるのは子プロフィールのみでした。非公開にするには、[パブリッシャー プロフィール] タブで、[ステータス] 列の切り替えボタンを [未公開] に変更します。
レポートと最適化
インラインでの最適化案とテストへのアクセス (ベータ版)
関連する価格設定ルールの画面から最適化案とテストにアクセスできるようになりました。収益向上のための最適化案をインラインで確認して、全体的な変更を加える前にトラフィックの一部を対象にテストできます。アド マネージャーで [広告枠] [価格設定ルール] をクリックすると、最適化案やテストをご確認いただけます。詳しくは、最適化案とテストについての記事をご確認ください。
Data Transfer の「落札に必要な最小単価」ファイル (ベータ版)
Data Transfer の新しい「落札に必要な最小単価」ファイルを使用して、購入者がオークションで落札するために必要な最小単価のレポートを作成できるようになりました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
気候変動関連のコンテンツに関するポリシーの更新
気候変動関連のコンテンツに関する広告と収益化のポリシーを更新しました。この更新は、広告環境において広告主様のブランドを保護し、信頼性に欠ける主張からユーザーを保護することを目的としたものです。この変更の詳細
Google パブリッシャー タグの改善に向けたフィードバック提供のお願い
年 1 回のデベロッパー様を対象とした Google パブリッシャー タグのアンケートに引き続きご協力をお願いいたします。皆様のフィードバックは、今後作成するガイドやツールに直接反映されます。まだご回答いただいていない場合は、回答をお送りいただくか、開発担当の方にアンケートをお渡しください。
setCookieOptions 設定のサポート終了
現在のページで Google アド マネージャーの Cookie を無視するオプションを提供する setCookieOptions の設定は、2022 年 1 月 10 日をもってサポート終了となります。ページで Cookie が作成されないようにするには、現時点でのおすすめの方法である制限付き広告を使用してください。
ドイツの広告リクエストと
PurposeOneTreatment
の取り扱い方法の変更ドイツの電気通信およびテレメディア データ保護法に基づき、ドイツから送信された TCF 広告リクエストの
PurposeOneTreatment
の取り扱いについて、2021 年 12 月をもって対応を終了します。
ネットワーク設定の管理
アド マネージャーの管理画面で DMP のオーディエンス セグメントを有効化 (ベータ版)
アド マネージャーの管理画面でデータ管理プラットフォーム(DMP)を有効にして、オーディエンス セグメントをアド マネージャーにプッシュするよう設定できます。これらのセグメントは、他の自社セグメントと同様に、ターゲティング、予測、レポート作成に使用できます。また、他の自社セグメントと同じように機能し請求されます。
トラブルシューティング
広告インスペクタでアプリの分析データを取得 (ベータ版)
広告インスペクタのベータ版では、アプリの広告配信をチェックして、広告が想定どおりに配信されているかどうかや、エラー、メディエーション ウォーターフォールの詳細を確認できます。また、特定の第三者収益パートナーの設定をテストして、広告が想定どおりに配信されるか確認することもできます。
新しいトラブルシューティング ツール
動画広告申込情報で、広告申込情報が配信可能かどうかを確認するツールを使用できるようになりました。
レポートと最適化
AdX メディエーションのパスバック数のレポート
「過去」レポートタイプで、Ad Exchange と Open Bidding のデマンド チャネルの AdX メディエーション パスバック数がサポートされるようになりました。この変更は、「メディエーションのパスバック数」と「メディエーションの広告掲載率」の指標が対象です。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Google パブリッシャー タグの改善に向けたアンケート
年 1 回のデベロッパー様を対象とした Google パブリッシャー タグに関するアンケートでご意見をお聞かせください。お送りいただいたフィードバックは、新しいガイドの作成やツール(Lighthouse によるパブリッシャー広告監査や Google パブリッシャー コンソールなど)の開発を含めた来年の取り組みに反映してまいります。
2021 年第 3 四半期
9 月 20 日 プログラマティック プロポーザル広告申込情報の一時停止と再開、Data Transfer フィールドの更新、第三者の RTB 購入者へのパーソナライズされていない広告リクエストの送信広告の入稿と配信
プログラマティック プロポーザル広告申込情報の一時停止と再開
同じプロポーザルに含まれる他のプロポーザル広告申込情報を一時停止または再開することなく、個々のプロポーザル広告申込情報を一時停止または再開できるようになりました。プロポーザル広告申込情報を一時停止すると、基になる広告申込情報も一時停止され、配信が停止されます。これにより、一時停止する取引をより正確に管理して、他の広告申込情報を合意した保証条件に沿って引き続き配信できます。
レポートと最適化
データ転送フィールドの更新
バックフィル イベントが広告申込情報により正確に関連付けられるよう、データ転送に変更を行っています。バックフィルに関するデータ転送ファイルでは、LineItemId、OrderId、AdvertiserId、CreativeId、CreativeSize、CreativeVersion の各フィールドが更新されます。今回の変更後、これらのフィールドでは、広告が配信されなかった広告リクエストや、広告申込情報にインプレッションが割り当てられていない広告リクエストに関する行の値は「0」となります。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
第三者の RTB 購入者へのパーソナライズされていない広告リクエストの送信
2021 年 10 月 21 日より、パーソナライズされていない広告や制限付きデータ処理広告の入札リクエストが、第三者の RTB 購入者に送信されるようになります。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
お知らせ: TCF の要件(13 か月ごとに同意の再取得が必要)
IAB TCF ポリシーでは、同意に関する選択内容をユーザーに少なくとも 13 か月(390 日)に 1 回通知することが義務付けられています。同意に関する選択から 13 か月が過ぎると、Google で TC 文字列は無効とみなされ、このユーザーには広告が配信されなくなります。上限の 13 か月に達する前に、CMP と連携して、同意に関する選択内容をユーザーに通知することをおすすめします。
トラブルシューティング
広告インスペクタでオークションに関する追加の情報が確認可能に
配信インスペクタに、広告配信のトラブルシューティングに役立つツールを追加しました。新しい [オークションの詳細] タブで、広告リクエストに適用された価格設定ルールと保護設定のほか、配信の対象となったプログラマティック配信チャネルを確認できます。
レポートと最適化
テストの自動一時停止 (ベータ版)
テストを自動一時停止して、費用の増大やリスクを回避できるようになりました。成果の低いテストは、特定のしきい値に達すると自動的に一時停止されます。テストを一時停止する条件は独自で設定できます。テストの自動一時停止を設定する方法について
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Age Adropriate Design Code(AADC)のサポート
Google では、パブリッシャー パートナーの皆様の Age Adropriate Design Code(AADC)遵守の取り組みをサポートしています。ビジネスが AADC の対象となるかどうかや、対象となる場合に AADC を遵守する方法については、法律の専門家に相談されることをおすすめいたします。遵守の取り組みの一環として、対象となるトラフィックに子供向けの取り扱い(GDPR で規定されている)を適用する場合は、「同意年齢に満たない欧州ユーザーに対するタグ(TFUA)」機能をご利用いただけます。
広告枠の管理
「Ad Exchange のルール」の名称を「広告枠ルール」に変更
現在のサービスの用語に合わせて、「Ad Exchange のルール」の名称を「広告枠ルール」に変更しました。新しいルールと既存のルールの機能に変更はありません。
オーディエンス エクスプローラ (ベータ版)
アド マネージャー 360 に、セグメントに関する詳細情報を確認できるオーディエンス エクスプローラ タブが追加され、自社オーディエンス セグメントを詳しく把握、管理、活用できるようになります。この情報をもとに、より関連性の高いオーディエンスにリーチして、収益の向上につなげることができます。
広告の入稿と配信
広告リクエストが新しい地域で配信可能に
新しい地域で Open Bidding のデマンド パートナーに入札リクエストを送信できるようになりました。これらの国については、国別の厳格なポリシーに照らし合わせてクリエイティブの審査が行われます。空白のクリエイティブは、これらの地域に配信できません。
広告申込情報とクリエイティブの関連付けの一括編集
開始時間と終了時間、リンク先 URL、第三者トラッキング URL など、特定の広告申込情報とクリエイティブの関連付けのフィールドを一括編集できるようになりました。クリエイティブの属性を一括で設定し、一括アップロードのワークフローでクリエイティブの開始時間と終了時間を設定することもできます。
トラブルシューティング
パブリッシャー コンソールの改善
パブリッシャー コンソールが更新され、広告配信の状況や問題を簡単に把握できるようになりました。広告申込情報 ID、クリエイティブ ID、div ID などの情報も表示されます。パブリッシャー コンソールで広告スロットをクリックして、アド マネージャーでクリエイティブを確認することもできます。
パブリッシャー コンソールが MCM に対応
パブリッシャー コンソールで、親と子の両方のネットワーク コードを持つクライアント管理広告スロットがサポートされるようになりました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
[プライバシーとメッセージ] ページでユーザー メッセージと規制の設定を管理
組み込み型ツール「プライバシーとメッセージ」を使用して、プライバシーに関するユーザー設定を管理し、コンテンツを収益化できるようになりました。欧州の一般データ保護規則(GDPR)やカリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)などの規制で義務付けられている、同意またはオプトアウトのリクエストを取得するために使用するメッセージを作成、管理できます。
[プライバシーとメッセージ] ページにアクセスするには、アド マネージャー アカウントにログインして、サイドバーの [プライバシーとメッセージ] をクリックします。[プライバシーとメッセージ] ページでは、GDPR、CCPA、IDFA に関連する設定やメッセージを管理できます。これらの設定は、これまで EU ユーザーの同意ページと CCPA 設定ページに表示されていました。
広告の入稿と配信
統一価格設定ルールのブラウザ ターゲティング
統一価格設定ルールでブラウザごとにターゲットを設定できるようになりました。これにより、特定の目標インプレッション単価または最小価格を適用するプログラマティック広告ソースをきめ細かく柔軟に指定できます。
レポートと最適化
「プログラマティック取引 ID」と「プログラマティック取引名」のディメンションのレポートの拡充
「プログラマティック取引 ID(以前の「取引 ID」)」と「プログラマティック取引名(以前の「取引名」)」が主要なディメンションと指標に対応しました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Google アド マネージャー パートナー ガイドラインの更新: パブリッシャーから共有される暗号化されたシグナル
2021 年 7 月に Google アド マネージャー パートナー ガイドラインが更新され、パブリッシャーから共有される暗号化されたシグナルの機能(現在ベータ版で、一部の方のみご利用可能)に関するガイドラインが追加されました。ガイドラインでは、この機能のご利用要件のほか、ご利用に際して遵守する必要のある関連ポリシーについて説明しています。更新された変更履歴をご確認ください。
広告の入稿と配信
Multiplex 広告の入稿 (ベータ版)
Multiplex 広告は、アド マネージャーでブランドを保護しながら公開オークションを介して配信できる、おすすめのコンテンツ形式のネイティブ広告です。この広告はウェブ専用で、多くの場合はグリッドとして表示されますが、ウェブサイトに合わせてレイアウトとスタイルをカスタマイズできます。
レポートと最適化
リアルタイムの動画レポート (ベータ版)
動画データのレポートをリアルタイムで作成して、問題のある動画クリエイティブや広告枠をすぐに確認、修正したり、最適な設定をテスト、特定したり、ライブ トラフィックを検証して広告収益の損失を防いだりできるようになりました。リアルタイムの動画レポートでは、広告リクエスト数、インプレッション数、埋められなかったリクエスト数、VAST エラー数、アド マネージャー ネットワークを介して配信されたクリエイティブ(Ad Exchange のウェブ プロパティにリンクされたものを含む)を確認できます。
2021 年第 2 四半期
6 月 28 日 「アド マネージャーの過去のデータ」レポートのディメンション名の変更レポートと最適化
「アド マネージャーの過去のデータ」レポートのディメンション名の変更
6 月 28 日に「取引 ID」と「取引名」のディメンション名が「プログラマティック取引 ID」と「プログラマティック取引名」に変更されます。「取引 ID」のフィルタ名も「プログラマティック取引 ID」に変更されます。これらの変更はアド マネージャーで自動的に実施されるため、特に対応していただく必要はありません。
レポートと最適化
Google アナリティクス 4 プロパティとアド マネージャーをリンクして統合されたアプリデータを確認 (ベータ版)
アド マネージャーの [管理者] 設定で、Firebase を使用して Google アナリティクス 4(GA4)プロパティをアド マネージャー ネットワークにリンクできるようになりました。GA4 プロパティをアド マネージャー ネットワークにリンクするには、先に Firebase SDK をアプリに追加しておく必要があります。
この新しいアナリティクス レポートは、アド マネージャー ネットワークでのアプリのユーザー エンゲージメントの詳細を把握するのに役立ちます。
広告ステータス ダッシュボードを新しいバージョンに移行
従来の広告ステータス ダッシュボード(ASD)は、新しいバージョンの ASD のリリースに伴いサポート終了となりました。サービスのステータスを示す新しいアイコンが追加され、フィード形式が RSS 2.0 から Atom に変わります。また、すべてのタイムスタンプが協定世界時(UTC)で表示されるようになります。詳しくは、新しい ASD を使用したサービスのステータスの監視についての記事をご覧ください。
広告枠の管理
クロスセル ネットワークでサポートされているトラフィック予測
トラフィック予測の数値に、クロスセル ネットワークのパートナー サイト(例: youtube.com)からのトラフィックが反映されるようになりました。それにより、トラフィックの全体像を予測しやすくなっています。
広告の入稿と配信
Ad Exchange 広告申込情報ですべての広告サイズを有効化
Ad Exchange 広告申込情報でリクエストされたすべての広告サイズを簡単に許可できるようになりました。複数サイズのリクエストが増え、全画面やネイティブ フォーマットの広告枠も多くなっているため、このオプションを使用すると広告需要と収益を簡単に最適化できます。最初に、Ad Exchange 広告申込情報の設定の [想定されるクリエイティブ] で、[リクエストされたすべてのサイズ] スライダーを有効にします。これは Google アド マネージャー 360 と Google アド マネージャーのどちらでも行うことができます。
モバイルの代替広告でより多くのインプレッションを獲得
モバイルの代替広告を有効にすると、インプレッション獲得の可能性を最大限に高めることができます。代替を使用した場合、アド マネージャーでは広告申込情報の広告が配信可能かどうかを判別し、ランク付けして、1 つではなく複数の広告を返します。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
コホートのフェデレーション ラーニング(FLoC)が開始
Chrome では、コホートのフェデレーション ラーニング(FLoC)の公開オリジン トライアルを開始しました。アド マネージャーは、ごく一部のトラフィックに対する広告リクエストについて、FLoC ID の送信を開始しました。この初期テストは、システムが設計どおりに動作しているかを検証するものです。パブリッシャーの収益や、パフォーマンスへの影響は発生しません。Chrome のオリジン トライアルをオプトアウトする場合は、オリジン トライアル中に HTTP レスポンス ヘッダーに
Permissions-Policy: interest-cohort=()
を設定します。
- 次のステップ: Chrome でテスト対象のトラフィックが増えていくと、FLoC ID が含まれる広告リクエストも増加します。
レポートと最適化
手動テストの実施
テストは、提案された変更がネットワークに与える影響を把握するのに役立ちます。この最適化案から作成するテストに加えて、独自の条件とスケジュールに基づいて手動テストを作成できるようになりました。アド マネージャーで手動テストを実施するには、[レポート作成] [テスト] をクリックします。
目標インプレッション単価(tCPM)の最適化案の使用(ベータ版)
ルール単位での広告枠の目標インプレッション単価(tCPM)の最適化案が表示されるようになりました。表示された最適化案は、そのまま適用できるほか、テストを実施して影響を調べることも可能です。
広告の入稿と配信
広告ユニットのマッピングの一括アップロードが可能に
CSV ファイルを使用して、複数の広告ユニットのマッピングをアップロードできるようになりました。これにより複数の広告ユニットを広告ネットワークの特定の値(広告フォーマット、環境など)に関連付けることができます。
ファンディング チョイスをアド マネージャーに統合(6 月 1 日以降)
ファンディング チョイスの GDPR メッセージと設定が、アド マネージャーの [プライバシーとメッセージ] ページに移動されます。ファンディング チョイスの EU ユーザー向け同意メッセージで選択したベンダーと、アド マネージャーの [EU ユーザーの同意] ページで指定されている広告技術プロバイダは、1 つのリストに統合されます。新規ユーザーには、すべての GDPR メッセージにおいて統合されたリストが表示されます。6 月 1 日までに、ファンディング チョイスとアド マネージャーで指定されているベンダーと広告技術プロバイダをご確認のうえ、必要に応じて調整してください。
レポートと最適化
モバイルアプリの直接販売インプレッションの新しいカウント方法
今月より、モバイルアプリの直接販売インプレッションのカウント方法が変更され、デバイスの画面に広告クリエイティブが 1 ピクセル以上表示された時点でカウントされるようになります。モバイルアプリ インプレッションのカウント方法の変更について
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
アルコールとギャンブルの宣伝が許可されている国におけるポリシーの更新
アルコールの宣伝が許可されている国とギャンブルの宣伝が許可されている国の Google アド マネージャー パブリッシャー様は、アルコールとギャンブルの広告掲載を有効に設定できるようになりました。
2021 年 4 月 19 日のリリースノートはありません。
レポートと最適化
プログラマティック保証型取引と優先取引のレポートデータの純収益による表示への移行
アド マネージャーのレポートではこれまで、プログラマティック保証型取引と優先取引の収益データとして総収益が表示されていました。2021 年 4 月 1 日以降は、他のすべての取引タイプに合わせて、プログラマティック保証型取引と優先取引についても、総収益の代わりに純収益が表示されるようになりました。
純収益での表示に切り替えられたアド マネージャーのレポート指標は次のとおりです。
- 合計 CPM / CPC 収益
- CPM、CPC、CPD、vCPM 収益の合計
- 合計平均 eCPM
- 広告サーバーの CPD 収益
- 広告サーバーの CPM / CPC 収益
- 広告サーバーの CPM、CPC、CPD、vCPM 収益
- プログラマティック保証型取引または優先取引のデータが含まれる、その他の収益関連の指標
上記の指標と 2021 年 4 月 1 日以降の期間を含むすべてのレポートに純収益が表示されるようになっています。なお、過去のデータと比較できるようにするため、アド マネージャーのレポートに総収益の指標が一時的に追加されています。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
SupplyChain オブジェクトのサポート
IAB の透明性確保の標準規格である SupplyChain オブジェクトがサポートされるようになりました。SupplyChain オブジェクトでは、広告枠の提供元とパスの透明性が確保されます。現時点ではお客様の方で対応していただく必要はありません。
2021 年第 1 四半期
3 月 22 日 モバイルウェブでのアンカー広告の入稿、制限付き広告が一般に利用可能に、ネイティブ広告のポリシー準拠の確認、プログラマティック プロポーザルの通知、MobileCarrier フィールドの新しい出力内容広告の入稿と配信
モバイルウェブでのアンカー広告の入稿 (ベータ版)
タブレットやモバイルのウェブページの上部または下部に固定して表示され、ユーザーがスクロールしてもその場所に留まるアンカー広告を入稿できます。Better Ads Standards に準拠した、この成果の高いモバイル向けのフォーマットを使用すると、モバイル ウェブページの増収が期待できます。ユーザーは矢印をクリックして、いつでもアンカー広告を折りたたむことができます。
アプリの制限付き広告が一般に利用可能に
制限付き広告は、Cookie や他のローカル ID の使用についてユーザーの同意がない場合に、制限された方法で広告を配信できる機能です。アド マネージャーと AdMob で、アプリの制限付き広告が一般にご利用いただけるようになりました。
ネイティブ広告のポリシー準拠の確認
アプリを公開または更新する前に、ネイティブ広告の実装がアド マネージャーのポリシーに準拠しているかどうかを確認できます。アプリコードを使用して配信するネイティブ アプリ広告もこの対象となります。
トラブルシューティング
プログラマティック プロポーザルのエラーのプッシュ通知
アド マネージャーで広告枠を予約できなかった場合や、プログラマティック プロポーザルに対応する広告申込情報を作成または更新できなかった場合に、通知されるようになります。通知は、アド マネージャーの管理画面のほか、メールでも受け取れます。問題解決に役立つおすすめの方法も通知で確認できます。
レポートと最適化
データ転送レポートの
MobileCarrier
フィールドの新しい出力内容携帯電話会社のターゲティング条件が「Wi-Fi」のデータ転送イベントが記録されるようになります。これまで、この値はレポートに記録されていませんでした。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
LGPD 関連の新たな広告技術プロバイダ(ATP)が利用可能に
2021 年 3 月 18 日より、新たに認定された LGPD 関連の広告技術プロバイダ(Ad Sales、Biddeo、Smile Wanted、Graphyte Ltd、TypeA Holdings Ltd.、PebblePost, Inc)がご利用いただけるようになりました。
レポートと最適化
入札レポートが利用可能になりました (ベータ版)
入札状況や、落札できた入札元と落札できなかった入札元をより詳細に把握できるように、レポートの「過去」レポートタイプに新たな指標とディメンションが追加されました。入札データのレポートでは、RTB の同意確認に関するレポートも作成できるので、同意がないかベンダーが不明なため除外された入札の有無を特定できます。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
LGPD 関連の新たな広告技術プロバイダ(ATP)が利用可能に
2021 年 3 月 18 日より、新たに認定された LGPD 関連の広告技術プロバイダ(Ad Sales、Biddeo、Smile Wanted、Graphyte Ltd、TypeA Holdings Ltd.、PebblePost, Inc)がご利用いただけるようになります。
広告枠の管理
クリエイティブを無効化または再有効化する (ベータ版)
Google アド マネージャー Small Business でクリエイティブを無効化または再有効化できるようになりました。なお、無効化したクリエイティブも合計クリエイティブ数のシステム上限にカウントされます。クリエイティブの無効化は、クリエイティブを確実に配信しないようにする場合に役立ちます。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
RTB クリエイティブでのユーザーの同意確認
アド マネージャー、AdSense、AdMob で新たな GDPR / LGPD コンプライアンス機能がリリースされ、Google による RTB(リアルタイム ビッダー)クリエイティブでのユーザーの同意確認を許可できるようになりました。許可設定は、[EU ユーザーの同意] ページに追加される、[RTB(リアルタイム ビッダー)パートナーのクリエイティブでユーザーの同意を確認] で行います。この設定は、GDPR および LGPD の対象となるトラフィックに適用されます。
LGPD 関連の新たな広告技術プロバイダ(ATP)が利用可能に
新たに認定された LGPD 関連の広告技術プロバイダ(AdGear Technologies Inc.、Axonix Limited、Cazamba Serviços de Internet Ltda、Digitalist Finland Oy、Hueads, Inc.、Intango Ltd.、internetstores GmbH、Melvad、Smart Digital LLC、Unmatched Solutions Limited)がご利用いただけるようになりました。
近日提供予定
- RTB クリエイティブでのユーザーの同意確認
2021 年第 1 四半期に、アド マネージャー、AdSense、AdMob で新たな GDPR コンプライアンス機能がリリースされ、Google による RTB(リアルタイム ビッダー)クリエイティブでのユーザーの同意確認を許可できるようになります。許可設定は、[EU ユーザーの同意] ページに追加される、[RTB(リアルタイム ビッダー)パートナーのクリエイティブでユーザーの同意を確認] で行います。 - 予約広告用の ATP 宣言の管理設定の場所を変更
利便性を高めるため、[予約クリエイティブ用の広告技術プロバイダを宣言する] 管理設定の場所が [管理者] の [EU ユーザーの同意] ページから [配信] ページに変更されます。この変更は配信の処理には影響しません。
広告枠の管理
子パブリッシャーのアカウントを MCM で管理
今週、クライアント管理(MCM)の「管理アカウント」委任タイプが一般にご利用いただけるようになります。親パブリッシャー様はこれを使用して、複数の子パブリッシャーのアカウントを管理し、広告戦略、設定、最適化、メンテナンスなどをサポートできます。
広告の入稿と配信
アド マネージャーの動画ソリューションの改善
動画広告の配信を直感的、効率的に管理できるようにするための取り組みの一環として、ユーザー インターフェースに次のような小規模ながら有益な変更を行いました。
- 広告申込情報タイプを変更したときに、動画位置ターゲティング設定がクリアされるようになりました
- バンパー広告申込情報でクリエイティブ レベルのターゲティングを使用できなくなりました
- ライブ ストリームのステータスが変更された場合に確認が必要になりました
- ライブ ストリームの設定で CDN 設定をクリックできるようになりました
- 広告申込情報のエクスポートに CMS メタデータが含まれるようになりました
- 動画コンテンツ メタデータでチャンネル名による検索がサポートされるようになりました
ネットワーク設定の管理
リンクされた Ad Exchange アカウントとのオーディエンス セグメントの共有が不要に
デフォルトで、自社オーディエンス セグメントがメインの Ad Exchange アカウントで使用できるようになりました。このため、オーディエンス共有の設定が不要になりました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
TCF v2.0 のエラー対処を目的とした猶予期間の終了
パブリッシャー様に IAB Europe の透明性と同意に関するフレームワーク v2.0 のリリースに関連するエラーや設定ミスに対応していただけるようにするための猶予期間が終了しました。TCF v2.0 に関するエラーの解決には、引き続きエラーレポートとヘルプセンターのエラー表をお役立ていただけます。
制限付きの広告が一般に利用可能に
制限付きの広告は、Cookie や他のローカル ID の使用についてユーザーの同意がない場合に、制限された方法で広告を配信できる機能です。このアド マネージャーの制限付きの広告が一般にご利用いただけるようになりました。
LGPD 関連の新たな広告技術プロバイダ(ATP)が利用可能に
2021 年 2 月 22 日より、新たに認定された LGPD 関連の広告技術プロバイダ(AdGear Technologies Inc.、Axonix Limited、Cazamba Serviços de Internet Ltda、Digitalist Finland Oy、Hueads, Inc.、Intango Ltd.、internetstores GmbH、Melvad、Smart Digital LLC、Unmatched Solutions Limited)がご利用いただけるようになりました。
広告枠の管理
広告枠ターゲティングのテキストを入力する際は「名前のパス」ではなく「コードパス」を使用
広告申込情報にターゲティングを追加する際は、追加または除外する広告ユニットまたはプレースメントのリストを貼り付けることができます。今後、広告枠ターゲティングのテキストを入力する場合は、広告ユニットまたはプレースメントの名前のパスではなく、コードパスを使用する必要があります。パブリッシャー様がコードパスに含まれる広告枠ユニットの名前を管理画面で確認できるため(名前のパスは表示されません)、ワークフローが改善されます。
広告の入稿と配信
Open Bidding でリワード広告が一般的に配信可能に
Open Bidding パートナーでリワード広告を入稿できるようになりました。リワード広告を使用すると、パブリッシャー様の収益化の機会が増え、コンテンツの価値を高めることができます。
広告申込情報が配信されない問題のトラブルシューティング プロセスを更新
配信ツールのインターフェースでウェブページの広告配信の詳細を確認する際に、個々の広告申込情報をトラブルシューティングできるようになりました。[ウェブページ] に加えて、[トラブルシューティングする広告申込情報] という新しい項目が表示されるようになります。ここに広告申込情報の名前を入力すると、新しい [配信されない原因] 列などの詳細が表示されます。[操作] 列で [詳細を確認] をクリックすると、該当の広告申込情報が配信されない原因を詳しく確認できます。今回の変更により、複数の手順を行ったり他のページに移動したりしなくても、広告申込情報が配信されない原因を把握できるようになります。
レポートと最適化
新たに認定された指標
以下のアド マネージャー レポート指標は、パソコン、モバイルウェブ、モバイルアプリ環境におけるディスプレイ、動画、リッチメディア クリエイティブの測定指標として Media Rating Council(MRC)の認定を受けています。アド マネージャーおよびエクスポートした任意のレポートでは、これらの指標に が付けられます。
- 広告サーバーの測定対象広告
- 広告サーバーの測定対象広告(フィルタなし)
- 広告サーバーでレンダリングを開始したインプレッションの数
- フィルタなしの広告サーバーでレンダリングを開始したインプレッションの数
これらの指標は、手法の説明にはすでに追加されています。なお、「広告サーバーのインプレッション数」指標については認定外となり、削除されています。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
LGPD 関連の新たな広告技術プロバイダ(ATP)が利用可能に
2021 年 1 月 14 日より、新たに認定された LGPD 関連の広告技術プロバイダ(ATP)の 42 Ads GmbH、LIDL SUPERMERCADOS, S.A.U.、LINE株式会社、Novi Limited、PixFuture Media Inc.、Third Set Productions dba AdPlugg がご利用いただけるようになりました。
その他の過去のリリースノート