Google パスワード マネージャーは、お使いのすべてのオンライン アカウントで強力な固有のパスワードを簡単に使用できるようにします。Google パスワード マネージャーを使用すると、Google アカウントやデバイスにパスワードを保存できます。
重要: Google パスワード マネージャーでは、Google アカウントにパスワードを保存する場合にのみ、安全なパスワードが提案されます。
Google パスワード マネージャーを使用することで、以下のようなことが可能になります。
- 安全な固有のパスワードを作成して Google アカウントに保存できます。パスワードを覚えておく必要はありません。
- ビルトインされたセキュリティ機能により、保存したすべてのパスワードが安全に保護されます。
- サイトやアプリでパスワードを自動入力できます。
Google パスワード マネージャーがオンライン セキュリティを強化する方法
パスワードの盗難は、アカウントが不正使用される最も一般的な原因の 1 つです。
Google パスワード マネージャーは、以下の方法でアカウントを安全に保護します。
- 安全な固有のパスワードを提案します。このパスワードは Google アカウントに保存されます。パスワードのいずれかが盗まれた場合でも、複数のアカウントが不正使用されるという事態を防ぐことができます。
- パスワードを不正使用された場合に通知します。保存済みパスワードが何者かによってインターネット上に公開された場合、Google パスワード マネージャーからの通知により、不正使用されたパスワードを変更できます。
- 不正なアクセスをブロックするために役立ちます。パスワードは暗号化して保存され、Google のビルトイン セキュリティによって保護されます。
ヒント: 再設定用情報を追加し、2 段階認証プロセスを有効にすることで、保存したパスワードのセキュリティをさらに強化できます。
2 段階認証プロセスを有効にする
Google パスワード マネージャーを使用する
Android アプリの場合
使ってみる
重要: この手順は、お使いのデバイスによって異なる場合があります。設定アプリで「自動入力サービス」を検索して、この設定に直接移動することもできます。
- Android スマートフォンまたはタブレットで、設定アプリを開きます。
- 下にスクロールして [Google]
[すべてのサービス] をタップします。
- [自動入力とパスワード] まで下にスクロールし、[Google 自動入力] をタップします。
- [Google 自動入力を使用する] がオンになっていることを確認します。
- [アカウント] の下に、使用するアカウントが表示されていることを確認します。
ヒント: Chrome と Android に同じ Google アカウントでログインすることで、保存済みのパスワードをいつでも利用できます。
安全なパスワードを作成、保存する
アプリで新しいアカウントを作成しようとすると、安全なパスワードの候補が表示されることがあります。パスワードはアカウントに保存できます。
- Android スマートフォンまたはタブレットで、パスワード作成欄をタップします。
- キーボードのすぐ上のパスワード アイコン
[パスワードの生成と Google アカウントへの保存] をタップします。
- ユーザー名を入力し、[パスワードを保存] をクリックします。
保存したパスワードでログインする
信頼できるブラウザでパスキーを使用する
- パスキーを使用してウェブサイトにログインまたは登録するには、Google パスワード マネージャーと連携するようブラウザがパスキーの認証情報を処理する必要があります。信頼できる安全なブラウザを常に使用してください。
- Google パスワード マネージャーに保存されているパスキーにブラウザからアクセスできない場合は、そのブラウザが信頼できるブラウザとしてまだ承認されていない可能性があります。
詳しくは、パスキーでのログインについての説明をご覧ください。
Chrome の場合
使ってみる
ヒント:
- Google パスワード マネージャーに保存されているパスキーにブラウザからアクセスできない場合は、ブラウザがまだ承認されていない可能性があります。詳しくは、パスキーでのログインについての説明をご覧ください。
- 承認されていないブラウザアプリを開発している場合は、Google パスワード マネージャーに対応した信頼済みブラウザアプリにするために、リクエストを送信できます。リクエストを送信するには、こちらのフォームに記入してください。
安全なパスワードを作成、保存する
保存したパスワードでログインする
ウェブサイトへのアクセス時にパスワードを Chrome に保存しておくと、後から簡単にログインできます。
- Android スマートフォンまたはタブレットで、Chrome
を開きます。
- 以前にアクセスしたサイトに移動します。
- サイトのログイン フォームを表示します。
- そのサイトのユーザー名とパスワードを 1 組だけ保存している場合: ログイン フォームに自動的に入力されます。
- 複数組のユーザー名とパスワードを保存している場合: ユーザー名の欄を選択して、使用するログイン情報を選びます。
- 保存したパスワードが表示されない場合: パスワード アイコン
をタップすると、保存されているパスワードが表示されます。
ヒント: Google パスワード マネージャーの設定に移動し、ホーム画面にショートカットを追加すると、パスワード マネージャーにすばやくアクセスできるようになります。
パスワードの管理と保護
ヒント:
- オンライン アカウントごとに異なるパスワードを使用しましょう。
- 複数のアカウントで同じパスワードを使用すると、そのパスワードを知っている他のユーザーが別のアカウントにアクセスできてしまう可能性があります。
- このサービスの共有をやめたい場合は、パスワードを変更してください。
保存したすべてのパスワードに以下の可能性がないか、一度にまとめて確認できます。
- インターネット上に公開されている
- データ侵害により漏洩した
- 脆弱で推測されやすい可能性がある
- 複数のアカウントで使用している
保存したパスワードを確認するには、パスワード チェックアップにアクセスしてください。
パスワード チェックアップの詳細
- passwords.google.com にアクセスします。
- 右上の設定アイコン
を選択します。
- ここで設定を管理できます。
- パスワードを保存するか確認する: Android と Chrome で、パスワードの保存を確認するメッセージを表示するかどうかを管理できます。
- 特定のサイトやアプリでのパスワードの保存を管理する: パスワードを一切保存しないサイトやアプリを指定できます。パスワード保存の確認メッセージが表示されたときに [保存しない] を選択します。後でパスワードを保存したくなった場合は、サイトまたはアプリの名前の横にある削除アイコン
を選択します。
- 自動ログイン: 保存した情報を使って、サイトやアプリに自動的にログインできます。ログイン前に確認したい場合は、自動ログインをオフにします。
- パスワード アラート: 保存したパスワードが、インターネット上に公開されていることが判明した場合に通知を受け取ることができます。
- オンデバイスの暗号化: Google パスワード マネージャーに保存する前にデバイス上でパスワードを暗号化します。デバイスでパスワードを暗号化する方法をご確認ください。Workspace ユーザーはこの機能をご利用いただけません。
Google パスワード マネージャーでのデータの取り扱い
Google パスワード マネージャーは、デバイス上でサービスを実行するために特定の情報を収集します。この機能の一部で Google Play 開発者サービスを使用しています。たとえば、Google パスワード マネージャーは分析やトラブルシューティングのために次の情報を収集します。
- ページビュー、アプリ内のタップ
- クラッシュログ
- 診断
同期したデータは、データ侵害のリスクを軽減するために、常に業界最高水準の暗号化によって保護されます。詳しくは、業界最高水準の暗号化についての説明をご覧ください。