Google のセキュリティ技術を利用することで、不審なイベントを検出し、Google アカウントの保護を強化することができます。また、クロスアカウント保護機能を利用すると、不審なイベントに関するセキュリティ通知を、Google アカウントにリンクされているアプリやサービスと共有できます。これにより、サードパーティ製のアプリやサービスが Google の「不審なイベントの検出機能」を利用して、オンラインの安全性を強化できるようになります。
クロスアカウント保護機能の仕組み
Google からセキュリティ通知を受け取るアプリやサービス
サードパーティ製のアプリやサービスが Google からセキュリティ通知を受け取るには、次の要件を満たしている必要があります。
- アプリやサービスがクロスアカウント保護機能に参加していること。
- アプリやサービスがお使いの Google アカウントにリンクされていること。
- 以下のいずれかを行った場合は、アプリやサービスが Google アカウントにリンクされています。
セキュリティ通知が送信されるタイミング
セキュリティ通知は、Google アカウントで注意を要するイベントが発生したときに送信されます。注意を要するイベントの例として、次のようなものがあります。
- アカウントがハッキングされた
- アカウントが停止または無効化された
- アカウントがデバイスやブラウザからログアウトされた
セキュリティ通知の利用方法
Google およびクロスアカウント保護に参加しているアプリやサービスは、セキュリティ通知を利用して以下を行うことができます。
- アカウントでの不審なアクティビティを正確に特定する
- クロスアカウント保護機能に参加しているアプリやサービスからアカウントをログアウトさせ、アカウントを保護する
クロスアカウント保護機能を管理する
参加しているアプリやサービスを確認する
- [サードパーティ製のアプリとサービス] ページに移動します。
- ログインを求められることがあります。
- クロスアカウント保護機能に参加しているかどうかを確認するには、アプリまたはサービスを選択します。
- アプリやサービスにクロスアカウント保護機能バッジ が付いている場合は、クロスアカウント保護機能に参加しています。
アカウントへのアクセス権を削除する
クロスアカウント保護機能に参加しているサードパーティ製のアプリやサービスを使用しなくなった場合は、そのアプリやサービスからアカウントへのアクセス権を削除できます。
サードパーティ製のアプリやサービスからアクセス権を削除すると、そのアプリやサービスは以下のようになります。
- リンクが解除されたことを示す最終通知が送信されます。
- Google アカウントのセキュリティ レポートが送信されなくなります。