1. ユーザー補助検証ツールのスタートガイド
  2. ユーザー補助検証ツールの結果を判読する方法
  1. ユーザー補助検証ツールのスタートガイド

    Android アプリを設計、開発する際、ユーザー補助検証ツールを使用すると、ユーザーにとって使いやすいアプリにすることができます。

    ユーザー補助検証ツールは、画面をスキャンし、以下の内容に基づいて、アプリのユーザー補助機能について改善案を提供します。

    • コンテンツ ラベル
    • タップ ターゲットのサイズ
    • クリック可能なアイテム
    • テキストと画像のコントラスト

    重要: ユーザー補助検証ツールは手動テストの代わりになるものではなく、アプリのユーザー補助機能を保証するものでもありません。

    ステップ 1: ユーザー補助検証ツールをインストールして有効にする

    ユーザー補助検証ツールは、Android 6.0 以上を搭載したスマートフォンやタブレットでご利用になれます。お使いの Android のバージョンをご確認ください

    1. Google Play からユーザー補助検証ツールをダウンロードします。
    2. ユーザー補助検証ツール Accessibility Scanner を起動します。
    3. デバイスの設定アプリで、画面の指示に沿ってユーザー補助検証ツールを有効にします。
    4. [ユーザー補助] 次の操作 [ユーザー補助検証ツール] 次の操作 [ サービスの使用] をタップします。
      • ユーザー補助検証ツールを無効にする: 設定アプリ 次の操作 [ユーザー補助] 次の操作 [ユーザー補助検証ツール] にもう一度アクセスします。

    ステップ 2: アプリをスキャンする

    アプリのスナップショットをスキャンできます。アプリを操作しながら一連の画面をスキャンすることもできます。

    記録をスキャンする

    アプリ内のワークフローやタスクをスキャンできます。このオプションを使用すると、アプリを使用し、アプリ内を移動する際に画面上の要素がユーザー補助検証ツールで記録され、分析されます。

    重要: この記録には、一連のスクリーンショットが含まれます。動画や音声は含まれません。記録はデバイス内で保持されます。Google と共有されることはありません。

    記録をスキャンするには:

    1. アプリを開きます。
    2. [ユーザー補助検証ツール] ボタン をタップします。
    3. 記録アイコン ビデオカメラ をタップします。
    4. アプリを使用します。
      • 別のアプリに移動すると、戻るまで記録は一時停止します。

    記録を停止するには:

    1. 画面上部から下にスワイプして通知を開きます。または、別のアプリを開きます。
    2. [ユーザー補助検証ツールで記録しています] をタップします。
    3. 停止アイコン をタップします。

    スナップショットをスキャンする

    アプリを 1 画面だけスキャンするには:

    1. アプリを開きます。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン をタップします。
    3. スナップショット アイコン 画像を選択 をタップします。

    スキャンの結果を確認する

    記録やスナップショットをスキャンすると、ユーザー補助検証ツールにアプリのスクリーンショットが表示されます。スクリーンショット内で、スキャンの結果がオレンジ色の長方形で囲まれます。

    • 詳細を表示するには: 長方形で囲まれた部分をタップします。複数の検索結果がある場合は、「次へ」アイコン 次へ をタップします。
    • スクリーンショットの全結果の一覧を表示するには: リストアイコン 次の操作 [画面別表示] または [カテゴリ別表示] をタップします。
    • 結果を共有するには: 共有アイコン をタップします。

    記録をスキャンした場合や、スクリーンショットが複数ある場合:

    • スクリーンショット間を移動するには: 上部のカルーセルでスクリーンショットのいずれかをタップします。または「次へ」アイコン 次へ をタップします。
    • すべてのスクリーンショットでグリッドを表示するには: ライブラリ アイコン をタップします。

    ヒント: リソース名が長すぎて画面に収まらない場合は、リソース名を長押しして印を付けます。

    保護されたウィンドウをスキャンする

    WindowManager.LayoutParams.FLAG_SECURE を使用して「保護」フラグが宣言されているウィンドウがアプリに含まれる場合、ユーザー補助検証ツールはその画面の画像をキャプチャできません。また、色のコントラストの確認もできません。アプリでこのようなウィンドウをスキャンすると、ユーザー補助検証ツールには真っ黒の画面が表示されます。ただし、スキャン結果を見て他の改善点を確認することはできます。

    コントラストとタップ ターゲット サイズのしきい値を変更する

    検証ツールで使用するコントラスト比とタップ ターゲット サイズのしきい値を変更できます。

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール Accessibility Scanner 次の操作 設定アイコン 設定 をタップします。
    3. 以下の設定を確認または変更します。
      • テキストのコントラスト比: テキストの色のコントラストに対して最小値を新たに設定します。
      • 画像のコントラスト比: 画像の色のコントラストに対して最小値を新たに設定します。
      • タップ ターゲットのサイズ: タップ ターゲットのサイズに対して最小値を新たに設定します。

    コントラスト比の結果を編集する

    検証ツールは前景色と背景色を使用して、コントラスト比を判断します。この前景色と背景色を変更できます。

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン Accessibility Scanner をタップします。
    3. 色のコントラストを変更するスキャン 次の操作 [色を編集] をタップします。
    4. スクリーンショットの下にある [前景] または [背景] をタップします。
    5. 前景色または背景色を変更するには:
      • 選択フレームをスクリーンショットの別の領域にドラッグします。
      • 下部に表示される色の候補のいずれかをタップします。
    6. [適用] をタップします。

    ヒント: 選択フレームを移動するには、横にある矢印をタップします。または、矢印を長押しして調整範囲を広げます。

    スキャン結果を共有する

    同僚など、他のユーザーと結果を共有できます。

    結果をすぐに共有するには:

    1. スキャンを完了します。
    2. 共有アイコン をタップします。
    3. 結果の共有方法を選択します。

    ヒント: 特定の項目の結果を共有するには、その項目を表示している間に [共有] をタップします

    結果を後で共有するには:

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン Accessibility Scanner をタップします。
    3. 共有するスキャン 次に 共有アイコン をタップします。
    4. 結果の共有方法を選択します。

    以前のスキャンを管理する

    スキャンの名前を変更する

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン Accessibility Scanner をタップします。
    3. 変更するスキャン 次に その他アイコン その他 次に [タイトルを変更] をタップします。
    4. タイトルを入力します。
    5. [名前を変更] をタップします。

    説明を追加する

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン Accessibility Scanner をタップします。
    3. 変更するスキャン 次に その他アイコン その他 次に [説明を編集] をタップします。
    4. 説明を追加します。
    5. [保存] をタップします。

    スキャンを削除する

    1. デバイスでアプリの一覧に移動します。
    2. ユーザー補助検証ツール アイコン Accessibility Scanner をタップします。
    3. 削除するスキャン 次に その他アイコン その他 次に [スキャンを削除] 次に [削除] をタップします。

    ヘルプを参照する、フィードバックを送信する

    ユーザー補助検証ツールについて、ヘルプを参照したり、フィードバックを送信したりするには、アプリの [ヘルプとフィードバック] をタップします。

  2. ユーザー補助検証ツールの結果を判読する方法

    ユーザー補助検証ツールは、アプリのユーザー補助機能の改善点について以下のような可能性を提案します。

    コンテンツ ラベル

    ユーザー インターフェースのコントロールの多くは、そのコントロールの意味や使用法を示す視覚的なヒントに頼っています。こうしたヒントは、目の不自由なユーザーにはわかりにくいおそれがあります。

    コンテンツ ラベルを使うと、ユーザー インターフェースのコントロールが利用しやすくなります。コンテンツ ラベルは画面には表示されませんが、目の不自由なユーザーが TalkBack などのスクリーン リーダーのようなユーザー補助機能サービスを使って利用することができます。

    ユーザー補助検証ツールは、コンテンツ ラベルの以下のような可能性を探します。

    • アイテムのラベルの欠落
      スクリーン リーダーがフォーカスできる View のうち、View または下位階層の関連 View で読み上げる説明が設定されていないものを特定します。詳しくは、コンテンツ ラベルをご覧ください。
    • タイプや状態のラベルを付けたアイテム
      View に冗長な説明がある事例を特定します。詳しくは、タイプや状態のラベルを付けたアイテムをご覧ください。
    • アイテムの説明の重複
      説明が完全に重複する View が階層に含まれていないかどうかを特定します。たとえば、フォーカス可能な 2 つの異なるボタンの説明がどちらも「その他のオプション」であると、ユーザーの混乱を招く可能性があります。詳しくは、説明の重複をご覧ください。
    • リンクの目的が不明確
      「ここをクリック」など、情報に欠けるリンクテキストを特定します。詳しくは、不明確なリンクテキストをご覧ください。
    実装

    ユーザー補助検証ツールは、View の階層構造を調べて、身体の不自由なユーザーがレイアウトで操作しにくいような事例を特定します。

    • クリック可能なリンク
      UrlSpans ではない ClickableSpan の使用を特定します。詳しくは、クリック可能なリンクをご覧ください。
    • クリック可能な View の重複
      他のクリック可能な View とスクリーン上の同じ位置を共有するクリック可能な View を特定します。詳しくは、クリック可能な View の重複をご覧ください。
    • 編集可能なアイテムラベル
      EditTexts と編集可能な TextViews のうち、contentDescription が空欄でないものを特定します。詳しくは、編集可能な View ラベルをご覧ください。
    • サポートされていないアイテムタイプ
      ユーザー補助機能サービスでサポートされていないアイテムタイプを特定します。詳しくは、サポートされていないアイテムタイプをご覧ください。
    • 移動順序
      スクリーン リーダーやその他のユーザー補助機能サービスに影響を与える可能性のある、アイテムの移動順序の潜在的な問題を特定します。詳しくは、移動順序をご覧ください。
    タップ ターゲットのサイズ

    ユーザー補助検証ツールは、身体の不自由なユーザーがタップしにくいような小さなタップの対象を探します。

    • タップ ターゲットのサイズ
      クリックや長押しが可能な View のうち、48 x 48 dp より小さいもの、または入力方法のウィンドウ内または画面の端に寄せられている View の場合は 32 x 32 dp より小さいものを特定します。ユーザー補助検証ツールの設定で最小サイズを変更できます。詳しくは、タップ ターゲットのサイズをご覧ください。
    低コントラスト

    ユーザー補助検証ツールは、目の不自由なユーザーがアプリを利用しやすくするために、カラー コントラスト比の改善を提案します。

    • テキストと画像のコントラスト
      テキストの色と背景色(TextView が空欄ではない場合)または前景色と背景色(ImageView の場合)のコントラスト比が 3.0 未満のテキストや画像を特定します。ユーザー補助検証ツールの設定で最小比率を変更できます。詳しくは、色のコントラストをご覧ください。

    ユーザー補助機能について

    詳しくは、Android デベロッパー向けのユーザー補助機能に関するドキュメントをご覧ください。

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