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ユーザー補助検証ツールのスタートガイド
Android アプリを設計、開発する際、ユーザー補助検証ツールを使用すると、ユーザーにとって使いやすいアプリにすることができます。
ユーザー補助検証ツールは、画面をスキャンし、以下の内容に基づいて、アプリのユーザー補助機能について改善案を提供します。
- コンテンツ ラベル
- タップ ターゲットのサイズ
- クリック可能アイテム
- テキストと画像のコントラスト
重要: ユーザー補助検証ツールは手動テストの代わりになるものではなく、アプリのユーザー補助機能を保証するものでもありません。
ステップ 1: ユーザー補助検証ツールをインストールして有効にする
重要: 以前のバージョンのユーザー補助検証ツール(バージョン 230)は、Android 6.0~8.0 を搭載したデバイスで引き続きご利用いただけます。Google Play ストアでは、お使いのデバイスに合ったバージョンが自動的に提供されます。
ユーザー補助検証ツールは、Android 9.0 以上を搭載したスマートフォンやタブレットでご利用になれます。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- Google Play からユーザー補助検証ツールをダウンロードします。
- スマートフォンの設定が終わったら、次の手順で [ユーザー補助検証ツール] を有効にできます。
- デバイスの設定:
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [ユーザー補助]
[ユーザー補助検証ツール] をタップします。
- [ユーザー補助検証ツールを使用] をオンにします。
- ユーザー補助のショートカット:
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [ユーザー補助]
[ユーザー補助検証ツール] をタップします。
- [ユーザー補助検証ツールのショートカット] をオンにします。
- 詳しくは、ユーザー補助のショートカットを設定する方法をご覧ください。
- デバイスの設定:
ステップ 2: アプリをスキャンする
アプリのスナップショットをスキャンできます。アプリを操作しながら一連の画面をスキャンすることもできます。
記録をスキャンする
アプリ内のワークフローやタスクをスキャンできます。このオプションを使用すると、アプリを使用し、アプリ内を移動する際に画面上の要素がユーザー補助検証ツールで記録され、分析されます。
重要: この記録には、一連のスクリーンショットが含まれます。動画や音声は含まれません。記録はデバイス内で保持されます。Google と共有されることはありません。
記録をスキャンするには:
- アプリを開きます。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 録画アイコン
をタップします。
- アプリを使用します。
- 別のアプリに移動すると、戻るまで記録は一時停止します。
記録を停止するには:
- 画面上部から下にスワイプして通知を開きます。または、別のアプリを開きます。
- [ユーザー補助検証ツールで記録しています] をタップします。
- 停止アイコン
をタップします。
スナップショットをスキャンする
アプリを 1 画面だけスキャンするには:
- アプリを開きます。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- スナップショット アイコン
をタップします。
スキャンの結果を確認する
記録やスナップショットをスキャンすると、ユーザー補助検証ツールにアプリのスクリーンショットが表示されます。スクリーンショット内で、スキャンの結果がオレンジ色の長方形で囲まれます。
- 詳細を表示するには: 長方形で囲まれた部分をタップします。複数の検索結果がある場合は、「次へ」アイコン
をタップします。
- スクリーンショットの全結果の一覧を表示するには: リストアイコン
[画面別表示] または [カテゴリ別表示] をタップします。
- 結果を共有するには: 共有アイコン
をタップします。
記録をスキャンした場合や、スクリーンショットが複数ある場合:
- スクリーンショット間を移動するには: 上部のカルーセルでスクリーンショットのいずれかをタップします。または「次へ」アイコン
をタップします。
- すべてのスクリーンショットでグリッドを表示するには: ライブラリ アイコン
をタップします。
ヒント: リソース名が長すぎて画面に収まらない場合は、リソース名を長押しして印を付けます。
保護されたウィンドウをスキャンする
WindowManager.LayoutParams.FLAG_SECUREを使用して「保護」フラグが宣言されているウィンドウがアプリに含まれる場合、ユーザー補助検証ツールはその画面の画像をキャプチャできません。また、色のコントラストの確認もできません。アプリでこのようなウィンドウをスキャンすると、ユーザー補助検証ツールには真っ黒の画面が表示されます。ただし、スキャン結果を見て他の改善点を確認することはできます。コントラストとタップ ターゲット サイズのしきい値を変更する
検証ツールで使用するコントラスト比とタップ ターゲット サイズのしきい値を変更できます。
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
設定アイコン
をタップします。
- 以下の設定を確認または変更します。
- テキストのコントラスト比: テキストの色のコントラストに対して最小値を新たに設定します。
- 画像のコントラスト比: 画像の色のコントラストに対して最小値を新たに設定します。
- タップ ターゲットのサイズ: タップ ターゲットのサイズに対して最小値を新たに設定します。
コントラスト比の結果を編集する
検証ツールは前景色と背景色を使用して、コントラスト比を判断します。この前景色と背景色を変更できます。
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 色のコントラストを変更するスキャン
[色を編集] をタップします。
- スクリーンショットの下にある [前景] または [背景] をタップします。
- 前景色または背景色を変更するには:
- 選択フレームをスクリーンショットの別の領域にドラッグします。
- 下部に表示される色の候補のいずれかをタップします。
- [適用] をタップします。
ヒント: 選択フレームを移動するには、横にある矢印をタップします。または、矢印を長押しして調整範囲を広げます。
スキャン結果を共有する
同僚など、他のユーザーと結果を共有できます。
結果をすぐに共有するには:
- スキャンを完了します。
- 共有アイコン
をタップします。
- 結果の共有方法を選択します。
ヒント: 特定の項目の結果を共有するには、その項目を表示している間に [共有] をタップします。
結果を後で共有するには:
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 共有するスキャン
共有アイコン
をタップします。
- 結果の共有方法を選択します。
以前のスキャンを管理する
スキャンの名前を変更する
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 対象のスキャン
その他アイコン
[タイトルを変更] をタップします。
- タイトルを入力します。
- [名前を変更] をタップします。
説明を追加する
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 対象のスキャン
その他アイコン
[説明を編集] をタップします。
- 説明を追加します。
- [保存] をタップします。
スキャンを削除する
- デバイスでアプリの一覧に移動します。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
をタップします。
- 対象のスキャン
その他アイコン
[スキャンを削除]
[削除] をタップします。
ユーザー補助検証ツールをオフにする
ユーザー補助検証ツールは、次の方法でオフにできます。
- デバイスの設定:
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [ユーザー補助]
[ユーザー補助検証ツール] をタップします。
- [ユーザー補助検証ツールを使用] をオフにします。
- ユーザー補助検証ツールのボタン:
- ユーザー補助検証ツールのボタン
[オフにする]
[ユーザー補助検証ツール] をタップします。
- [ユーザー補助検証ツールを使用] をオフにします。
- ユーザー補助検証ツールのボタン
- ユーザー補助のショートカット:
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [ユーザー補助]
[ユーザー補助検証ツール] をタップします。
- [ユーザー補助検証ツールのショートカット] をオンにします。
- 詳しくは、ユーザー補助のショートカットを設定する方法をご覧ください。
ヘルプを参照する、フィードバックを送信する
ユーザー補助検証ツールについて、ヘルプを参照したり、フィードバックを送信したりするには、アプリの [ヘルプとフィードバック] をタップします。
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ユーザー補助検証ツールのスキャン結果
ユーザー補助検証ツールは、アプリのユーザー補助機能の改善点について以下のような可能性を提案します。
コンテンツ ラベル実装ユーザー インターフェースのコントロールの多くは、そのコントロールの意味や使用法を示す視覚的なヒントに頼っています。こうしたヒントは、目の不自由なユーザーにはわかりにくいおそれがあります。
コンテンツ ラベルを使うと、ユーザー インターフェースのコントロールが利用しやすくなります。コンテンツ ラベルは画面には表示されませんが、目の不自由なユーザーが TalkBack などのスクリーン リーダーのようなユーザー補助機能サービスを使って利用することができます。
ユーザー補助検証ツールは、コンテンツ ラベルの以下のような可能性を探します。
- アイテムのラベルの欠落
スクリーン リーダーがフォーカスできるViewのうち、Viewまたは下位階層の関連Viewで読み上げる説明が設定されていないものを特定します。詳しくは、コンテンツ ラベルをご覧ください。 - タイプや状態のラベルを付けたアイテム
Viewに冗長な説明がある事例を特定します。詳しくは、タイプや状態のラベルを付けたアイテムをご覧ください。 - アイテムの説明の重複
説明が完全に重複するViewが階層に含まれていないかどうかを特定します。たとえば、フォーカス可能な 2 つの異なるボタンの説明がどちらも「その他のオプション」であると、ユーザーの混乱を招く可能性があります。詳しくは、説明の重複をご覧ください。 - リンクの目的が不明確
「ここをクリック」など、情報に欠けるリンクテキストを特定します。詳しくは、リンクの目的が不明確をご覧ください。 - 認識されないテキスト
可視であるもののスクリーン リーダーで読み上げられないラベルが含まれるViewを特定します。詳しくは、認識されないテキストをご覧ください。
タップ ターゲットのサイズユーザー補助検証ツールは、
Viewの階層構造を調べて、身体の不自由なユーザーがレイアウトで操作しにくいような事例を特定します。- クリック可能なリンク
UrlSpansではないClickableSpanの使用を特定します。詳しくは、クリック可能なリンクをご覧ください。 - クリック可能な要素の重複
他のクリック可能な要素とスクリーン上の同じ位置を共有するクリック可能な要素を特定します。詳しくは、クリック可能な要素の重複をご覧ください。 - 編集可能なアイテムラベル
EditTextsと編集可能なTextViewsのうち、contentDescriptionが空欄でないものを特定します。詳しくは、編集可能なビューのラベルをご覧ください。 - サポートされていないアイテムタイプ
ユーザー補助機能サービスでサポートされていないアイテムタイプを特定します。詳しくは、サポートされていないアイテムタイプをご覧ください。 - 移動順序
スクリーン リーダーやその他のユーザー補助機能サービスに影響を与える可能性のある、アイテムの移動順序の潜在的な問題を特定します。詳しくは、移動順序をご覧ください。 - テキストの拡大縮小
テキストの文字切れや抜け、全体が表示されない問題を引き起こす可能性のある、フォントサイズやレイアウトの仕様に関する潜在的な問題をユーザー インターフェースの設計段階で特定します。詳しくは、テキストの拡大縮小をご覧ください。
低コントラストユーザー補助検証ツールは、身体の不自由なユーザーがタップしにくいような小さなタップの対象を探します。
- タップ ターゲットのサイズ
クリックや長押しが可能なViewのうち、48 x 48 dp より小さいもの、または入力方法のウィンドウ内または画面の端に寄せられているViewの場合は 32 x 32 dp より小さいものを特定します。ユーザー補助検証ツールの設定で最小サイズを変更できます。詳しくは、タップ ターゲットのサイズをご覧ください。
ユーザー補助検証ツールは、目の不自由なユーザーがアプリを利用しやすくするために、カラー コントラスト比の改善を提案します。
- テキストと画像のコントラスト
テキストの色と背景色(TextViewが空欄ではない場合)または前景色と背景色(ImageViewの場合)のコントラスト比が 3.0 未満のテキストや画像を特定します。ユーザー補助検証ツールの設定で最小比率を変更できます。詳しくは、色のコントラストをご覧ください。
ユーザー補助機能について
詳しくは、Android デベロッパー向けのユーザー補助機能に関するドキュメントをご覧ください。
- アイテムのラベルの欠落