タップ ターゲットのサイズ

クリック、タップなど、ユーザーが操作できる画面上のすべての要素は、確実に操作できるよう十分な大きさにする必要があります。マテリアル デザインのユーザー補助機能に関するガイドラインで説明されているように、これらの要素の幅と高さは 48 dp 以上にすることをおすすめします。

実装

デザイン

タップ ターゲットには、ユーザー入力に応答する領域が含まれます。タップ ターゲットは要素の表示サイズより大きくなります。たとえば、アイコンなどの要素の表示サイズが 24 x 24 dp とすると、その周囲を囲むパディングも合わせて 48 x 48 dp のタップ ターゲットが形成されます。Jetpack Compose では、CheckboxSwitch などの Material コンポーネントが自動的にパディングを追加し、48 x 48 dp 以上になるようにします。場合によっては、非常に小さく密接したボタンなどの要素は、拡大した時にタップ可能な領域が重なってしまうことがあります。

タップ ターゲットは 48 x 48 dp 以上とし、8 dp 以上の余白を設けて、情報の密度と使いやすさのバランスを取ることをおすすめします。48 x 48 dp のタップ ターゲットの物理的なサイズは、画面のサイズにかかわらず約 9 mm です。タッチスクリーン オブジェクトのターゲット サイズは 7~10 mm 程度にすることをおすすめします。

例については、マテリアル デザインのユーザー補助機能に関するガイドラインをご覧ください。

テスト

アプリのユーザー インターフェースに小さいタップ ターゲットが含まれていないことを手動で確認するには:

  1. アプリを起動します。
  2. インターフェース内のクリック可能、タップ可能、操作可能な要素をすべて特定します。
  3. これらの各要素のサイズが 48 x 48 dp(約 9 mm)であることを確認します。

小さいタップ ターゲットは、Android の自動テストツールで検出できます。デバイス上でのアプリの手動テストには Android 用ユーザー補助検証ツールを使用することをおすすめします。自動テストでは、EspressoRobolectric でユーザー補助機能の確認を有効にします。

1082108770257767331
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
717068
検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
false
false
false