目次
ステップ 1: スイッチを Android デバイスに接続する
ステップ 1: スイッチを Android デバイスに接続する
まず、USB または Bluetooth 経由で Android デバイスに外付けのスイッチ デバイスやキーボードを接続します。
- USB: 対応している USB ケーブルを使って、スイッチやキーボードを Android デバイスに接続します。
- Bluetooth: Android デバイスで、[設定] [Bluetooth] に移動します。詳しくは、スイッチやキーボードのドキュメント、または Bluetooth デバイスに接続する方法についての説明をご覧ください。
ヒント: Android デバイスの物理的なボタンをスイッチとして使用するには、デベロッパー向けのスイッチ アクセスの手順に沿って操作してください。
ステップ 2: 画面キーボードを有効にする
外付けのスイッチ デバイスやキーボードを接続すると、自動的に Android の画面キーボードが非表示になりますが、スイッチ アクセスでテキストを入力するには、画面キーボードを再び有効にする必要があります。
画面キーボードを再び有効にするには:
- Android デバイスの設定アプリ を開きます。
- [言語と入力] を選択します。お使いの Android のバージョンに合わせて、次の手順を行います。
- Android 7.0 以降: [物理キーボード] [仮想キーボードの表示] を選択します。
- Android 6.0 以前: [現在のキーボード] [ハードウェア]([スクリーン キーボードを表示する])を選択します。
ステップ 3: スキャンの基本設定を選択する
ユーザー自身の好みや使用するスイッチの数に合わせて、スキャンの基本設定を選択します。後で別の設定を試す場合には、設定を変更できます。
最初に、下記の方法から 1 つを選択します。
1 つのスイッチによる自動スキャン
自動スキャンでは、ユーザーが選択するまで、画面上の項目が順に自動的にハイライト表示されます。スイッチを押すとスキャンが開始し、もう一度スイッチを押すとハイライト表示されている項目が選択されます。
- デバイスの設定アプリ を開きます。
- [ユーザー補助] [スイッチ アクセス] [設定] をタップします。
- [自動スキャン] をタップします。
- [自動スキャン] が表示されない場合は、[スキャン方法] をタップして、[リニアスキャン] か [行 - 列] を選択します。
- 自動スキャン画面の上部にある [自動スキャン] をオンにします。
- 省略可: [自動スキャンの時間]、[最初の項目で一時停止]、[スキャンの回数] など、自動スキャンの設定を調整します。
- [戻る] ボタンをタップすると、スイッチ アクセスの設定に戻ります。
- [スキャン用のスイッチの割り当て] をタップします。
- [自動スキャン] をタップします。
- ダイアログが表示されたら、スイッチを押します。
- [保存] をタップします。
ステップ スキャン(スイッチが複数)
ステップ スキャンでは、あるスイッチを押すと画面上のハイライト表示が移動し(「次へ」スイッチ)、別のスイッチを押すとハイライト表示されている項目が選択されます(「選択」スイッチ)。
- デバイスの設定アプリ を開きます。
- [ユーザー補助] [スイッチ アクセス] [設定] をタップします。
- [自動スキャン] がオフになっていることを確認します。
- [スキャン用のスイッチを割り当てる] [次へ] をタップします。
- ダイアログが表示されたら、「次へ」スイッチとして使うスイッチを押します。
- ダイアログで [保存] をタップします。
- [選択] をタップします。
- ダイアログが表示されたら、「選択」スイッチとして使うスイッチを押します。
- ダイアログで [保存] をタップします。
グループ選択(スイッチが複数)
グループ選択では、画面上の項目のグループがハイライト表示され、選択する項目にたどり着くまでグループのサイズを絞り込んでいくことができます。グループ選択では、自動スキャンやステップ スキャンよりも操作をすばやく行えます。一部のデバイスでは、「オプション スキャン」とも呼ばれます。
- デバイスの設定アプリ を開きます。
- [ユーザー補助] [スイッチ アクセス] [設定] をタップします。
- [自動スキャン] がオフになっていることを確認します。
- [スキャン方法] [グループ選択] をタップします。
- [スキャン用のスイッチの割り当て] [グループ選択スイッチ 1] をタップします。
- ダイアログが開いたら、1 つ目のスイッチを押します。
- ダイアログで [保存] をタップします。
- [グループ選択スイッチ 2] をタップします。
- ダイアログが開いたら、2 つ目のスイッチを押します。
- ダイアログで [保存] をタップします。
省略可: 他のスイッチをさらに設定する場合は(合計 5 つまで設定できます)、それぞれのスイッチでステップ 7~9 を繰り返します。3 つ以上のスイッチを割り当てると、画面上の項目はさらに多くのグループに分割されます。各グループのサイズが小さくなるため、選択する項目にたどり着くまでにスイッチを押す回数を少なくできます。
省略可: 音声フィードバックをオンにする
画面上の項目を音声による読み上げで聞くには、スイッチ アクセスで音声フィードバックをオンにします。
- [スイッチ アクセスの設定] 画面で、[読み上げ、音、バイブレーション] をタップします。
- [音声フィードバック] をオンにします。
音声フィードバックのオプションを調整する
説明文の読み上げ: 操作が可能で説明文がある項目について、音声フィードバックを聞くことができます。画面が見えないときに便利な設定です。
読み上げの詳細設定: 読み上げる情報の量を選択できます。
テキスト読み上げ(TTS)の設定: デバイスの TTS の設定を変更できます。
移動前に読み上げを終了(自動スキャンのみ): この設定をオンにすると、音声フィードバックの読み上げを終了するのを待ってから(最長 10 秒)次の項目に移動します。
その他のフィードバック: バイブレーションや音声フィードバックをオンにしたり、音の設定を調整したりできます。
ステップ 4: スイッチ アクセスをオンにする
- [スイッチ アクセスの設定] 画面で、戻るボタンをタップして [スイッチ アクセス] 画面に戻ります。
- [スイッチ アクセスを使用] をタップします。
- 確認ダイアログで [OK] を選択して許可を確認し、スイッチ アクセスをオンにします。
ヒント: スイッチ アクセスのショートカットを作成できます。詳しくは、ユーザー補助のショートカットを使用するをご覧ください。
スイッチ アクセス コミュニティ
スイッチ アクセスのコミュニティに参加しましょう。スイッチ アクセスについて質問したり、他のメンバーとつながったりできます。
その他のヘルプ
スイッチ アクセスについて詳しくは、Google Disability Support チームにお問い合わせください。