コマンドラインから移行を実行する

G Suite Migration for Microsoft Outlook

移行を実行するときは、G Suite Migration for Microsoft Outlook(GSMMO)サービスを使用する代わりに、コマンドラインを使用することもできます。引数を指定することで、エンドユーザーが自分のデータを読み込んだり、管理者がユーザーに代わってデータを移行したりできます。

移行を実行する際に使用する引数とパラメータを以下に示します。各引数の前にハイフンを 2 個(--)付け、すべてのパラメータを二重引用符で囲みます。コマンドは 1 行で入力します。

引数

引数... 指定するパラメータ 説明
--help パラメータは必要ありません。 ClientMigration.exe の引数を一覧表示します。
--crash_reporting パラメータは必要ありません。 クラッシュ レポートが自動的に Google に送信されます。詳細

--nocrash_reporting の項もご覧ください。

--email_migration_start_date 日付を YYYY-MM-DD 形式で指定します。 この日付より前のすべてのメールを移行対象から除外します。
--email_migration_end_date 日付を YYYY-MM-DD 形式で指定します。 この日付より後のすべてのメールを移行対象から除外します。
--exclude_top_level_folders 除外するトップレベル フォルダのリストをカンマで区切って指定します。 移行対象から除外するトップレベル フォルダを指定します。
--force_restart パラメータは必要ありません。 正常に移行されなかったアイテムだけでなく、すべてのアイテムを再移行します。
--google_email データ移行対象の G Suite ユーザーのメールアドレス。 必須。
--migrate_deleted パラメータは必要ありません。 [削除済みアイテム] フォルダのメールを移行します。
--migrate_junk パラメータは必要ありません。 [迷惑メール] フォルダのメールを移行します。
--nocrash_reporting パラメータは必要ありません。 クラッシュ レポートが自動的に Google に送信されません。詳細

--crash_reporting の項もご覧ください。

--noenable_calendar_migration パラメータは必要ありません。 カレンダー データを対象に含めずに移行を実行します。
--noenable_contact_migration パラメータは必要ありません。 連絡先データを対象に含めずに移行を実行します。
--noenable_email_migration パラメータは必要ありません。 メールデータを対象に含めずに移行を実行します。
--noenable_label_prefix パラメータは必要ありません。 PST ファイルまたは複数のアカウントを含む Outlook プロファイルからメールを移行するときに使用します。

PST ファイルからの移行 - Outlook フォルダから移行するメール用に作成する Gmail ラベルには、PST ファイル名をプレフィックスとして含めません。

複数のアカウントを含む Outlook プロファイルからの移行 - プロファイルのメイン以外のアカウントの Outlook フォルダから移行するメール用に作成する Gmail ラベルには、ユーザー名をプレフィックスとして含めません。

--nouse_gui パラメータは必要ありません。 GUI を使用せずに、コマンドラインからユーティリティを実行します。それ以外の場合は、GUI モードがデフォルトです。
--nowait パラメータは必要ありません。 コマンドラインから実行するときに、Enter キーを待たずにユーティリティを閉じます。
--profile_name データ移行元の Microsoft Outlook プロファイル。 pst_file_names 引数(下述)を使用する場合を除き、必須です。
--pst_file_names データ移行元の PST ファイルの完全修飾名のリストを「|」(パイプ文字)で区切って指定します。 profile_name 引数(上述)を使用する場合を除き、必須です。

: PST ファイル名は必ず二重引用符で囲んでください。次に例を示します。

  1. 2020 年 2 月 15 日以降に作成されたすべてのメール(およびすべてのカレンダーと連絡先)を、GUI を使用せずに、Outlook プロファイル「outlook-profile-name」から G Suite ユーザー名「user@altostrat.com」に移行します。

    ClientMigration.exe --profile_name="outlook-profile-name" --google_email="user@altostrat.com" --nouse_gui --email_migration_start_date="2020-02-15"

  2. メールと連絡先のみ(カレンダーは含まない)を、GUI を使用せずに、「c:\pst\archive1.pst」および「c:\pst\archive2.pst」という名前の PST ファイルから、G Suite ユーザー名「user@altostrat.com」に移行します。実行が完了すると、Enter キーを待たずにコマンドが終了します。

    ClientMigration.exe --pst_file_names="c:\pst\archive1.pst|c:\pst\archive2.pst" --google_email="user@altostrat.com" --noenable_calendar_migration --nouse_gui --nowait

管理者専用の引数

引数... 指定するパラメータ 説明
--service_account_json_path サービス アカウントの JSON ファイルのパス。 手動操作を必要としない移行を複数回繰り返す場合に必要となります。

このファイルを取得する手順については、サービス アカウントの作成をご覧ください。

: 手動操作を必要としない移行を行うとき、または複数の異なるユーザーから PST ファイルを移行するときは、G Suite Migration for Microsoft Exchange(GSMME)を使ったほうが簡単にできる場合があります。詳細

2020 年 2 月 15 日以降に作成されたすべてのメール(およびすべてのカレンダーと連絡先)を、GUI を使用せずに、Outlook プロファイル「outlook-profile-name」から G Suite ユーザー名「user@altostrat.com」に移行します。このとき、C:\Users\admin\service_account.json に保存されているサービス アカウント認証情報を使用します(ユーザーにアクセスを求めずに)。

ClientMigration.exe --profile_name="outlook-profile-name" --google_email="user@altostrat.com" --nouse_gui --email_migration_start_date="2020-02-15" --service_account_json_path="C:\Users\admin\service_account.json"

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