ドメインを設定した後に最初に行う作業の 1 つとして、ユーザーとグループの作成があります。
Google Workspace for Education でユーザーとグループを作成するには、複数の方法があります。
- 管理コンソールで、ユーザーとグループを手動で 1 つずつ追加する。
- 管理コンソールで .csv ファイルをアップロードして、複数のユーザーをまとめて追加する。
- Education エディションの LDAP ディレクトリ サーバーからユーザーとグループを自動的に同期して作成する(LDAP サーバーを使用する場合に推奨)。
- 生徒情報システム(SIS)をクラウドに配置できるパートナーと協力してユーザーとグループをプロビジョニングし、Education エディションにユーザーを作成する(推奨)。
- Education エディションの Directory API を使用して、独自のプロビジョニング アプリケーションを作成する。
プロビジョニング方法 | メリット | 費用 | 備考 |
---|---|---|---|
手動プロビジョニング (管理コンソール) |
ユーザーの数が 少ない場合に 短時間で簡単に 設定できる |
ユーザー数が多い場合、 この手動での処理では 時間がかかる ことがある |
手動プロセスのため 拡張性がない |
CSV のアップロード (管理コンソール) |
多数のユーザーを 短時間でまとめて 作成できる |
ユーザーのリストを作成する 必要がある |
手動プロセス |
Google Cloud Directory Sync(GCDS) |
すべてのユーザーと グループを自動で 作成して継続的に 同期する |
ツールの設定に 時間がかかるが、 設定は 1 回のみ |
LDAP ディレクトリ サーバーを使用 している場合は、GCDS を推奨(ユーザーの プロビジョニングだけで なく、新しいユーザーを 継続的に同期するため) |
Directory API (カスタム開発) |
特殊な環境に 組み込み可能で、 ディレクトリ構成が 複雑な場合に有効 |
コーディングの 経験が必要 |
極めて複雑な環境で 利用可能 |
プロビジョニング パートナー (Directory API を使用) |
自動化された方法 | SIS をクラウドに 配置することについて 法的な検討事項がある |
Education エディション アカウントを短時間で簡単に 設定して運用できる |
注: ログインに関する問題が生じた場合に、ユーザーが適切なチームに問い合わせることができるように、エンドユーザーのパスワードの再設定を行う管理者またはヘルプデスクの連絡先情報を入力しておくことをおすすめします。ほんの数分で入力できます。具体的な手順については、ユーザーのパスワードの再設定方法を指定するをご覧ください。