ドメイン向けに Essentials を設定する

このガイドは、ドメインで Google Workspace Essentials の追加機能を設定する際にご利用ください。これらの機能を設定するには、組織のドメインの所有者または IT 管理者である必要があります。

1		ビジネス用メールアドレスで申し込む Essentials を使用する予定のドメインのメールアドレスで、Essentials Starter にお申し込みください。このアドレスには、現在メールを受信できるアドレスを入力してください。 注: gmail.com または yahoo.com のような一般のウェブホストのアドレスでお申し込みいただくことはできませんので、ビジネスまたは組織でお使いのカスタム アドレスをご使用ください。 お申し込み    お申し込みについて Enterprise Essentials エディションまたは Enterprise Essentials Plus エディションは、Google 営業担当者またはお近くの販売パートナーからご購入いただくこともできます。
2		Enterprise Essentials または Enterprise Essentials Plus にアップグレードする Essentials Starter エディションにお申し込みいただいた場合は、Google 管理コンソールの [お支払い] ページにアクセスし、サブスクリプションを Enterprise Essentials または Enterprise Essentials Plus にアップグレードしてください。 次の手順でドメインの所有権を証明する際に、いずれかのエディションにアップグレードすることもできます。 方法 Enterprise Essentials エディションに切り替える Enterprise Essentials Plus エディションに切り替える
3		ドメインの所有権を証明して、さらに多くの機能を利用できるようにする Enterprise Essentials にアップグレードすると、次の機能を利用できます。 ユーザー（ID）管理機能（ユーザー アカウントの作成、ユーザー プロフィールの管理など） 高度なセキュリティ機能（管理者が管理する 2 段階認証プロセス、パスワードの監視と強制など） Enterprise Essentials Plus にアップグレードすると、前述の機能と次の追加機能をご利用いただけます。 データ損失防止（DLP）- プライバシーを保護するためのルールを定義し、ユーザーが Google ドライブ内の機密コンテンツを組織外のユーザーと共有することを防ぎます。 信頼ルール - 信頼ルールを表示、編集、削除できます。 Cloud Identity Premium - 企業向けセキュリティ、アプリ管理、自動デバイス管理を利用できます。 コンテキストアウェア アクセス - ユーザー ID、場所、デバイスのセキュリティ状態、IP アドレスなどの属性に基づいてアクセス制御ポリシーを作成できます。 アクセスの透明性 - Google スタッフがユーザー コンテンツにアクセスして行った操作のログを確認できます。 BigQuery による管理者の監査ログへのアクセス - 管理者のアクセスログを書き出して、BigQuery で分析できるようにします。 ワーク インサイト - レポートツールを使用して、ユーザーの Google Workspace 導入、作業パターン、コラボレーションに関する詳細な指標を確認できます。 データ リージョン - 組織内の全ユーザーに対して同じ地域を選択できるほか、組織部門またはグループごとに異なる場所を選択する、レポートや監査を行うなどの高度な機能を利用できます。 クライアントサイド暗号化 - ユーザーはドライブのファイル、メールなどに別の暗号化レイヤを追加できます。 ただし、そのためにはドメインの所有権の証明が必要となります。所有権の証明が完了したら、組織内のすべての Essentials ユーザー アカウントを完全に管理できるようになります。 方法 ドメインの所有権を証明して、さらに多くの機能を利用できるようにする（メールによる確認済みのアカウント用）
4		ドメインの新しい請求先アカウントを設定する ドメインの所有権を証明したら、新しい請求先アカウントを設定する必要があります。このガイドの手順 1 でメールアドレス確認済みのお客様としてお支払い情報の設定が完了している場合でも、この手順を完了してください。データを保護するため、メール確認によるサービス用に設定された請求先アカウントを削除します。 アカウントが停止されないようお支払い情報を設定してください。ドメインの所有権の証明が完了したら、15 日以内にお支払い情報を設定する必要があります。お支払い情報をすでに設定されていた場合も、アカウントの停止を防ぐために再度設定が必要です。 方法 Essentials のお支払い情報を設定する
5		管理者アカウントにアクセスする ドメインの所有権の証明が完了すると、すべてのサービス、ユーザー、セキュリティ設定を Google 管理コンソールから管理できるようになります。それまでドライブでチームのダッシュボードを使用して Essentials チームを管理していた場合、今後はこの操作を管理コンソールで行います。 方法 管理コンソールにログインする 別のアプリから管理コンソールを開く 管理者としてのアクセスを復元する
6		チームを設定して管理する 管理コンソールで、ユーザーのアカウントと連絡先情報を設定、管理します。 設定 ユーザーの追加方法  ユーザーを管理者にする Google Workspace ユーザー向けにサービスを有効または無効にする 会社または学校のユーザー ディレクトリの管理 方法 概要: ディレクトリのユーザーの名前またはメールアドレスを変更する ユーザーのパスワードを再設定する
7		ビデオ通話を管理する ユーザー向けにビデオ会議機能を設定します。 方法 組織用に Meet を設定する
8		チャットを使った共同作業を管理する ユーザー向けにチャット機能を設定します。 方法 概要: 組織向けに Chat を管理する
9		クラウド ストレージとオンライン ドキュメントを使用する 組織のファイルを Google ドライブに読み込みます。その後、ファイル ストレージと共有のオプションを設定します。これで、高機能なドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション アプリをブラウザで利用できるようになります。 設定 組織のデータを Google Workspace に移行する 組織の外部共有を管理する ユーザーに対してカスタムのドライブ テンプレートを有効または無効にする Google サイトでできること スタートガイド: ドライブの設定に関する管理者向けガイド 方法 Google Workspace のドライブを使ってみる（クラウド ストレージ） Google Workspace のドキュメントを使ってみる（オンライン ドキュメント） Google Workspace のスプレッドシートを使ってみる（スプレッドシート） Google Workspace のスライドを使ってみる（プレゼンテーション）
10		カレンダーを管理する （省略可）カレンダーを有効にする 設定 ユーザーのカレンダーを有効または無効にする
11		組織のアカウントを設定する ロゴを追加します。次に、ビジネスのニーズに応じて、アカウントのセキュリティを強化する追加機能を設定できます。 方法 Google Workspace にロゴを追加する 2 段階認証プロセスを設定する ユーザーのパスワード要件を適用、モニタリングする 小規模ビジネス（ユーザー数: 1〜100 人）向けのセキュリティ チェックリスト 地域固有 Gmail、Chat、Meet のスマート機能とパーソナライズを有効または無効にする（地域固有）
12		ユーザーのトレーニングを行う ユーザーが Essentials を使いこなして仕事を効率化できるように、トレーニング ガイド、ヒント、お客様事例などのリソースを活用してください。 チームメンバー向けのトレーニングとヘルプ
13		アップグレードしてより多くのサービスを使用する 初期設定が完了したら、Business または別の Enterprise エディションにアップグレードすると、Gmail などの追加サービスを利用できるようになります。 方法 Google Workspace サブスクリプションの変更