組織のファイルの保存容量に関してよく寄せられる質問をご紹介します。Google Workspace のエディションを変更する場合、管理者は必要な保存容量を確保する必要があります。
ドライブ ストレージは、Google ドライブ、Gmail、Google フォトで共用されています。各ユーザーが利用できるストレージの容量は、アカウントの種類によって異なります。
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ユーザーあたり 2 GB |
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ユーザーあたり 30 GB |
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ユーザーあたり 30 GB |
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プールされたストレージにユーザーあたり 2 TB 追加 |
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プールされたストレージにユーザーあたり 5 TB 追加 |
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プールされたストレージにユーザーあたり 1 TB 追加。 (最大 25 TB まで) |
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必要に応じて拡張可能* サポートが必要な場合は、Google 営業担当者にお問い合わせください。 |
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プールされたストレージにユーザーあたり 100 GB 追加 |
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ユーザーあたり 15 GB |
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プールされたストレージにユーザーあたり 100 GB 追加 (最大 2 TB まで) |
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容量無制限のストレージ |
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プールされたクラウド ストレージ 100 TB 追加の保存容量:
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15 GB |
* Google は、サービス開始時に各ユーザーに 5 TB のストレージ プールを提供しています。組織のユーザー数が 5 人以上の場合は、Google Workspace サポートに連絡して追加の保存容量をリクエストできます。詳しくは、Google Workspace サービスの概要をご覧ください。
必要に応じて、アップグレードして保存容量を追加するか、Education をご利用の場合はライセンスを購入できます。
アップロードの上限
個々のユーザーがマイドライブおよびすべての共有ドライブにアップロードできるのは、1 日あたり 750 GB までです。合計アップロード サイズが 750 GB に達した場合、または 750 GB を超えるサイズのファイルをアップロードした場合は、同じ日にそれ以上ファイルをアップロードできなくなります。進行中のアップロードは最後まで行われます。アップロードまたは同期できる個々のファイルの最大サイズは 5 TB です。
次のファイルが保存容量にカウントされます。
Google ドライブ
- Google ドライブ内のファイル(PDF、画像、動画、Meet の録画など)
- 2022 年 5 月 2 日以降に共同編集用コンテンツ作成アプリ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、レコーダー、Jamboard など)で作成または編集されるファイル
- 共有ドライブ内のコンテンツ
1 つのファイルがドライブ内の複数のフォルダにある場合、保存容量にカウントされるのは 1 回のみです。
Gmail
- メールと添付ファイル([迷惑メール] フォルダと [ゴミ箱] フォルダ内のアイテムも含む)
Google フォト
- Google フォトに元の画質でバックアップされた写真と動画
- 2021 年 6 月 1 日以降に、Google フォトに高画質(現在の名称は「保存容量の節約画質」)またはエクスプレス画質でバックアップされた写真と動画。2021 年 6 月 1 日より前に高画質またはエクスプレス画質でバックアップした写真と動画は、Google アカウントの保存容量にカウントされません。この変更の詳細
マイマップで作成したコンテンツは、組織の保存容量割り当てにはカウントされません。
2022 年 5 月 2 日以降、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、図形描画、Jamboard で新規に作成されたファイルと更新されたファイルは、組織の保存容量割り当てにカウントされるようになります。
組織全体の保存容量の使用状況を表示する
保存容量の使用状況を表示するには、いくつかの方法があります。最も簡単な方法は、次のようにストレージ管理ツールを使用することです。
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
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管理コンソールのホームページで、ストレージ アイコン
に移動します。
- 上部に、組織による Workspace ストレージの使用量が表示されます。
特権管理者ではない場合は、アカウント レポートを確認してください。
- 組織のアプリレポートを表示するという記事に移動します。
- アカウント レポート
[合計使用容量] に移動する手順で操作します。
1 人のユーザーのストレージの使用状況を表示する
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管理コンソールのホームページから、[ユーザー] にアクセスします。
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ユーザーをクリックしてアカウント ページを開きます。
ページの上部に、ユーザーが使用しているメール ストレージとドライブ ストレージの割合が表示されます。
ユーザーは https://drive.google.com/drive/quota に移動して、使用可能な空き容量を確認できます。
ドライブ ストレージはユーザー向けで、Cloud Storage はデベロッパー向けです。
オンラインではファイルの複数の版を利用できますが、パソコンでは最新版のみ利用できます。オンラインの版は、保存容量にはカウントされません。ただし、古い版を保持することを明示的に選択した場合はカウントされます。
いいえ。保存容量割り当てにカウントされるのは 1 回のみです。
いいえ。ドライブで共有されたファイルは保存容量の上限にカウントされません。ファイルを [マイドライブ] に移動した場合も同様です。詳しくは、Google ドライブ ストレージ内のファイルを管理するをご覧ください。
パソコン版 Google ドライブを使用している場合は問題ありません。オフライン アクセスを許可していない限り、ファイルはオンラインでのみ保存されます。
ドライブ内にある既存のファイルにはアクセスできますが、使用容量を割り当て以下にするか保存容量割り当てを増やさない限り、ファイルを追加することはできません。
2022 年 5 月 2 日以降、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard で新規に作成されたファイルと更新されたファイルは、ドライブ ストレージにカウントされるようになります。ただし、これら各種サービスの既存のファイルについては、2022 年 5 月 2 日以降に変更を加えた場合を除き、保存容量にカウントされることはありません。保存容量割り当てを超えたユーザーは、これらのサービスで新しいファイルを作成できなくなります。また、保存容量の使用量を減らさない限り、既存のファイルを編集およびコピーしたり、保有しているフォームを送信したりすることはそのユーザーを含め誰もできなくなります。詳細
追加の保存容量が必要な組織は、Workspace のエディションをアップグレードする必要があります。
お客様が利用できる保存容量には Google の利用規約に記載された上限が適用され、この上限を超えた場合、Google はお客様によるドライブへのアップロードを無効にする権限を有します。