通知

Duet AI は Gemini for Google Workspace になりました。詳細

サードパーティ製のメール クライアントで Gmail を設定する

Microsoft Outlook や Apple Mail など、サードパーティ製のメール クライアントを使ったメールの送受信を希望するユーザーが組織にいる場合の設定方法について説明します。この記事でご紹介するのは、管理者とユーザーが Gmail を別のメール クライアントで設定する手順です。

2024 年秋以降、安全性の低いアプリや、ユーザー名とパスワードのみを使用して Google アカウントへのログインを求めるサードパーティ製アプリまたはデバイスが Google Workspace アカウントでサポートされなくなります。正確な日付については、Google Workspace アップデートをご覧ください。アプリにアクセスするには、OAuth を使用する必要があります。この変更に備えて、安全性の低いアプリから OAuth に移行するで詳細をご確認ください。  

 

おすすめのメール クライアント

Gmail との組み合わせには、OAuth に対応しているサードパーティ製メール クライアントのみ使用することをおすすめします。OAuth を使用することにより、ユーザー名やパスワードを入力することなくアプリやウェブサイトで Google アカウントのデータを共有できるようになります。OAuth に対応しているメール クライアントでは、Gmail アカウントをより安全に利用できます。

最新バージョンの Outlook、Apple Mail、Samsung Mail では、OAuth がサポートされています。ご利用のメール クライアントが OAuth に対応しているかどうか不明な場合は、テクニカル サポートにお問い合わせいただくか、メール クライアントのヘルプ ドキュメントでご確認ください。OAuth の詳細

次のメール クライアントの最新バージョンを使用することをおすすめします。

重要: サポートプランによっては、サードパーティ製品のサポートが含まれていない場合があります。この場合は、サードパーティ製メールアプリのサポートにお問い合わせください。

始める前に: 管理コンソールで IMAP を有効にする

ユーザーが Gmail をサードパーティ製メール クライアントと同期できるようにするには、管理アカウントで POP と IMAP の有効、無効を設定するの手順に沿って、管理コンソールで IMAP を有効にします。

Microsoft Outlook で Gmail を設定する

次のバージョンの Outlook は OAuth に対応しています。

  • Microsoft 365 の Outlook(デスクトップ バージョン)
  • Outlook 2019
  • Outlook 2016

お使いの Outlook のバージョンを確認してください。

注:

  • Windows インストーラ(MSI)を使用したボリューム ライセンス版の Outlook 2016 は、OAuth をサポートしていません。
  • Gmail アカウントから Outlook に接続すると、新しいログインが検出されたことを示す警告メッセージが受信トレイに届くことがありますが、これは想定された動作です。

Windows の Outlook で Gmail を設定する

Windows で Outlook をお使いの場合は、Microsoft Office サポートサイトの Gmail アカウントを Outlook に追加する(Outlook for Windows)をご覧ください。

Mac の Outlook で Gmail を設定する

Mac で Outlook をお使いの場合は、Microsoft Office サポートサイトの Gmail アカウントを Outlook に追加する(Outlook for Mac)をご覧ください。

Apple Mail で Gmail を設定する

Mail モバイルアプリで Gmail を設定する

モバイル デバイスで Mail をお使いの場合は、Apple サポートサイトの iPhone、iPad、iPod touch でメール アカウントを追加するの手順に沿って操作します。

重要: メール プロバイダを選択するよう求められたら、[Google] を選択します。

Mac の Mail で Gmail を設定する

Apple Mail 9.3 以降を搭載した Mac で Gmail を設定する手順を次に示します。

重要: バージョン 9.3 より前のバージョンの Apple Mail を使用している場合は、他のメール クライアントで Gmail を設定するの手順に沿って操作してください。

  1. パソコンで Apple Mail を開きます。
  2. [メール] 次に [アカウントを追加] をクリックします。
  3. [Google] を選択し、[続ける] をクリックします。

  4. メッセージが表示されたら、[Safari を開く] をクリックして、Google によって認証が完了されるようにします。

  5. Google の [ログイン] ウィンドウで Google Workspace の Gmail メールアドレスを入力し、[次へ] をクリックします。

  6. Google の [ようこそ] ウィンドウでパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。メッセージが表示されたら、[許可] を選択してアカウントに権限を付与します。
  7. [このアカウントで使用するアプリケーションを選択してください] で [メール] チェックボックスをオンにして、[完了] をクリックします。

旧バージョンの Outlook や他のメール クライアントで Gmail を設定する

重要: Gmail との組み合わせには、OAuth に対応しているメール クライアントのみ使用することをおすすめします。OAuth に対応していないメール クライアントにリンクすると Google アカウントの安全性が低下します。

OAuth に対応していない旧バージョンの Outlook や他のメール クライアントで Gmail を使用する必要がある場合は、このセクションの手順に沿って操作します。

OAuth に対応していないメール クライアントの例を次に示します。

  • Outlook 2016 より前のバージョンの Outlook
  • Mail 8.3 より前のバージョンの Apple iOS Mail
  • Mail 9.3 より前のバージョンの Apple Mail

すべて開く   |   すべて閉じる

手順 1: 安全性の低いアプリを有効にする

OAuth に対応していない旧バージョンの Outlook などのメール クライアントを使用するには、安全性の低いアプリを有効にします。

重要: 現在 Google では、安全性の低いアプリによる Google Workspace アカウントへのアクセスを無効にする措置を進めています。無効になると、新規ユーザーは OAuth をサポートしていないメール クライアントで Gmail を使用できなくなります。

 手順 2: アプリ パスワードを作成して使用する

この手順は、確認コードを受け付けないメール クライアントにログインするのに 2 段階認証プロセスが必要なユーザーのみを対象としています。そうしたユーザーがメール クライアントにアクセスするには、アプリケーション固有のパスワードが必要です。
該当するユーザーには、アプリ パスワードを作成して使用するよう指示します。
手順 3: Gmail で IMAP を有効にする

ユーザーの各 Gmail アカウントで IMAP を有効にするよう指示します。

  1. Gmailで、右上にある設定アイコン  次に [すべての設定を表示] をクリックします。
  2. 上部にある [メール転送と POP/IMAP] タブをクリックします。
  3. [IMAP アクセス] の [IMAP を有効にする] をオンにします。
  4. 下部の [変更を保存] をクリックします。

手順 4: 旧バージョンの Outlook で Gmail を設定する

重要:

  • 以下に示されているメールアドレスとドメインは一例です。実際にお使いのメールアドレスとドメインに置き換えてください。
  • 以下の手順とスクリーンショットに示されているのは旧バージョンの Outlook ですが、これらの手順の値は他のメール クライアントでも使用できます。
  • 詳しくは、Gmail を他のメール クライアントと同期するための設定に関する記事をご覧ください。
  1. [アカウントの追加] をクリックします。

  2. [自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)] をオンにし、[次へ] をクリックします。

  3. [POP または IMAP] をオンにし、[次へ] をクリックします。

  4. [アカウントの追加] ウィンドウで、次の値を入力します。
    • 名前: Google Workspace の Gmail アカウントで使用する名前
    • メールアドレス: Google Workspace の Gmail アドレス
    • アカウントの種類: IMAP
    • 受信メール サーバー: imap.gmail.com
    • 送信メール サーバー(SMTP): smtp.gmail.com
    • ユーザー名: Google Workspace の Gmail アドレス
    • パスワード: Google Workspace の Gmail パスワード

    次に、[詳細設定] をクリックします。

  5. [インターネット電子メール設定] の [全般] タブに、次の値を入力します。
    • メール アカウント: Google Workspace の Gmail アドレス
    • (省略可)組織: 会社名または学校名
    • (省略可)返信電子メール: 返信用メールアドレス(自分のメールアドレスと異なる場合)

    次に、[送信サーバー] タブをクリックします。

  6. [送信サーバー] タブで、次の操作を行います。
    • [送信サーバー(SMTP)は認証が必要] チェックボックスをオンにします。
    • [受信メールサーバーと同じ設定を使用する] をオンにします。

    次に、[詳細設定] タブをクリックします。

  7. [詳細設定] タブで、次の値を入力します。
    • 受信サーバー(IMAP): 993
      • 使用する暗号化接続の種類: SSL
    • 送信サーバー(SMTP): 587
      • 使用する暗号化接続の種類: TLS

    注: 送信サーバー(SMTP)の暗号化接続の種類を [SSL] に変更する場合は、[送信サーバー(SMTP)] 欄に「465」(587 ではない)と入力します。

    次に、[OK] をクリックします。

Outlook で設定がテストされ、アカウントが正しく設定されるとメッセージが表示されます。

関連トピック


Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。
検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
1349566731488087736
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
73010
false
false