ドライブ コンテンツをサードパーティ サービスと連携させると、ドキュメントを別のプラットフォームから共有したり更新したりできるようになります。
管理者は、サードパーティ サービスによるドライブへのデータアクセスを無効にしたうえで、サポート対象のプラットフォームに対して特定のアプリを有効にすることで、連携を管理できます。たとえば、次のようにします。
- Google Workspace の API 権限(OAuth ベースのアクセス)を使用して、Drive API のスコープを無効にする。
- 組織でサポートされているプラットフォーム(ウェブ、Android、iOS)に対して、特定のアプリからのアクセスをホワイトリストに登録する。
Slack との連携を管理する
Google ドライブと Slack の連携により、次のような機能をご利用いただけるようになります。
- Google ドキュメント、スライド、スプレッドシートの新規ファイルを、Slack から作成できます。
- Google ドライブから既存のファイルを直接読み込んだり、ファイルへのリンクを任意のチャンネルやダイレクト メッセージに貼り付けたりできます。
- ファイル名を忘れてしまった場合でも、Slack で検索することで簡単に目的のファイルを見つけることができます。Slack では、共有するすべての Google ドライブ ファイルのコンテンツが自動的にインデックス登録されます。
- 版の履歴やユーザーのアクセス権を気にすることなく、ファイルを共有したり管理したりできます。
- Google ドライブでイベント(コメント、アクセス リクエスト、新たなファイル共有など)が発生すると、Google ドライブからダイレクト メッセージが届きます。
詳しくは、Slack のドキュメントをご覧ください。
Slack によるユーザーのドライブ コンテンツへのアクセスを管理するには、サードパーティ サービスによるドライブへのアクセスを完全に無効にしてから、必要に応じて、組織でご使用のプラットフォームに対して Slack アプリをホワイトリストに登録することをおすすめします。
- 完全に Drive API のスコープを無効にします。サードパーティ製アプリは、ユーザーのドライブのコンテンツにアクセスできなくなります。
- Slack アプリをホワイトリストに登録して、Slack のユーザーがドライブのコンテンツにアクセスできるようにします。この操作は、アプリのプラットフォームごとに行います。