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ユーザーが自分の Gmail アカウントへのアクセスを委任できるようにする

この記事は、組織で各ユーザーの Gmail の委任を設定する Google Workspace 管理者を対象としています。ユーザー自身が Gmail アカウントに代理人を追加する方法については、こちらを参照してください:メールを委任する、メールで共同作業する 

組織(職場や学校など)の管理者は、ユーザーが各自の Gmail アカウントへのアクセス権を委任できるかどうかを管理できます。すべてのユーザーがアカウントを委任できるように設定することも、特定部門のユーザーのみが委任を設定できるようにすることも可能です。 たとえば、以下の設定が可能です。

  • 秘書を Gmail アカウントに代理人として追加し、自分の代わりにメールを閲覧、送信できるようにする。
  • Google グループで、営業部門などのグループを代理人として追加し、そのグループのメンバー全員が 1 つの Gmail アカウントにアクセスできるようにする。

ユーザーがアクセス権を委任できるのは、ドメインや組織部門に関係なく、同じ組織内の別のユーザーのみです。

委任の上限と制限事項

  • [ユーザーが自分のメールボックスへのアクセス権を Google グループに付与できるようにする] オプション: このオプションを使用するには、委任アカウントの組織部門と各グループ メンバーの組織部門に対して有効にする必要があります。このオプションが有効になっていない組織部門に属するグループ メンバーは、委任されたアカウントにはアクセスできません。
  • 一般的な使用状況において、1 つの Gmail アカウントに同時にアクセスできる代理人は 40 人です。平均よりも高い頻度で使用している代理人がいる場合や、
  • Gmail に頻繁にアクセスしている自動処理がある場合は、この数が下がる可能性があります。Gmail に頻繁にアクセスする API やブラウザの拡張機能がこのような自動処理に該当します。
  • 1 つの Gmail アカウントでサポートされる固有の代理人数は、最大 1,000 人です。Google グループにおけるグループも 1 人の代理人として制限にカウントされます。
  • 代理人が委任されたアカウントで Gmail の検索バーを使用している場合、オートコンプリートは有効になりません。
  • Gmail アカウントの上限が、委任によって引き上げられることはありません。代理人が設定されている Gmail アカウントにも、通常の Gmail アカウントと同じ制限とポリシーが適用されます。詳しくは、Gmail の制限とポリシーをご覧ください。

ユーザーに対して Gmail の委任を有効にする

開始する前に: 特定のユーザーに設定を適用するには、対象のユーザーのアカウントを組織部門に追加します。
  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Gmail] 次に [ユーザー設定] にアクセスします。
  3. 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  4. [メールの委任] をクリックします。
  5. [ドメインの他のユーザーにメールボックスへのアクセスを委任できるようにする] チェックボックスをオンにします。
  6. (省略可)委任者のアカウントから送信される代理メッセージに含める送信者情報を委任者自身が指定できるようにするには、[ユーザーにこの設定のカスタマイズを許可] チェックボックスをオンにします。
  7. 代理人が送信するメールに含めるデフォルトの送信者情報に関するオプションを選択します。
    • アカウントの所有者およびメールを送信した受任者を表示する - メッセージには、Gmail アカウントの所有者および代理人のメールアドレスが含まれます。
    • アカウント所有者のみを表示する - メッセージには、Gmail アカウント所有者のみのメールアドレスが含まれます。受任者のメールアドレスは記載されません。
  8. (省略可)ユーザーが Google グループにおけるグループを代理人として追加できるようにするには、[ユーザーが自分のメールボックスへのアクセス権を Google グループに付与できるようにする] チェックボックスをオンにします。
  9. [保存] をクリックします。子組織部門が作成済みの場合は、親組織部門の設定を継承またはオーバーライドできることがあります。
  10. (省略可)別の組織部門に対しても Gmail の委任を有効にするには、手順 3〜9 を繰り返します。

変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細

ユーザーに自分のアカウントの代理人を設定してもらう

委任機能が有効になると、ユーザーは各自の Gmail 設定から代理人を割り当てられるようになります。指定された代理人は、ユーザーに代わってメールを閲覧、送信、受信できます。  

詳細情報が必要なユーザーには、メールを委任する、メールで共同作業するを参照するよう案内してください。

Gmail の委任を無効にする

次の手順を行うと、組織内のユーザーに対して Gmail の委任が無効になります。アカウントから代理人を削除する方法については、こちらを参照 してください。

委任を無効にすると、組織内のすべての委任関係が無効になりますが、削除されることはありません。委任を再度有効にすると、以前に使用していた委任関係が直ちに有効になります。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Gmail] 次に [ユーザー設定] にアクセスします。
  3. 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  4. [メールの委任] をクリックします。
  5. [ドメインの他のユーザーにメールボックスへのアクセスを委任できるようにする] チェックボックスをオフにします。
  6. [保存] をクリックします。子組織部門が作成済みの場合は、親組織部門の設定を継承またはオーバーライドできることがあります。
  7. (省略可)他の組織部門に対して Gmail の委任を無効にするには、手順 3~6 を繰り返します。

変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細

組織全体での委任の管理

大規模な組織のデベロッパーは、組織内の任意のアカウントの委任を Gmail API を使用して管理できます(プログラミングの知識が必要です)。詳しくは、委任の管理をご覧ください。

 

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