設定マネージャーは、ステップ バイ ステップで Google Cloud Directory Sync (GCDS)に関する作業を行うことができるユーザー インターフェースです。設定マネージャーを使って、同期を作成、テスト、実行することができます。
設定マネージャーでできること
- Google アカウントと LDAP サーバーへの接続を設定し、テストする。
- 同期するユーザーやグループなどのデータを設定する。
- ユーザーやグループなどのデータを同期対象から除外するルールを設定する。
- 通知とロギングを設定する。
- 同期をシミュレートして設定内容を検証する。
- 手動で同期を実行する。
設定のヒント
- 64 ビットと互換性のあるサーバーに GCDS をインストールする場合は、64 ビット版の GCDS を使用してください。大量のデータの同期が必要なときは、64 ビット版のほうが他の版よりもパフォーマンスに優れています。
- LDAP サーバーには最小の権限を持つユーザーでアクセスしてください。LDAP ディレクトリに対して読み取り権限しかない LDAP ユーザーでも、GCDS の設定は可能です。設定で許可されている場合は、LDAP ユーザーを匿名にすることもできます。
- Microsoft Active Directory サーバーまたは OpenLDAP で GCDS をご使用の場合は、設定マネージャーのデフォルト値を使うほうが簡単です。
- 実際に同期する前に、シミュレーションを行ってください。GCDS をアップグレードするときや設定を変更するときは、再度シミュレーションが必要になります。シミュレーションは、アカウントの削除やユーザーの制限を誤って行わないために必要な作業です。
- 同期を行う前に、ユーザールールを少なくとも 1 つは追加しておく必要があります。GCDS でグループを同期するだけの場合でもユーザールールの追加は必要です。ルールがないと同期を行えません。
同期の設定を開始する
設定マネージャーを使用した同期の設定をご参照ください。
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