Meet ハードウェア デバイスを登録すると、Meet ハードウェア ライセンスが割り当てられ、管理コンソールのデバイスリストに追加されます。ユーザーによるデバイスの登録を許可することも、必要な権限を持つ管理者による登録のみを許可することもできます。
目次
- 始める前に
- ChromeOS デバイスを登録する - Google Meet ハードウェア キットや Chromebase の場合。これには、Desk 27 デバイスと Board 65 デバイスが含まれます。
- ChromeOS 以外のデバイスを登録する - Poly Studio X や Logitech デバイスの場合。
- デバイスを登録できるユーザーを限定する
- 登録に関する問題のトラブルシューティング
始める前に
デバイスの登録の準備をまだ行っていない場合は、次の手順に沿って行います。
- 管理者アカウントで admin.google.com にログインし、最新の Google Meet ハードウェア利用規約に同意します。
- 管理コンソールで、組織のドメインの所有権を証明します(まだ行っていない場合)。
- 登録するデバイスごとに Meet ハードウェア ライセンスがあることを確認します。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
- メニュー > [デバイス] > [Google Meet ハードウェア] > [デバイス] に移動します。
左側の [その他] の [ライセンス管理] セクションに、使用中のライセンス数が表示されます。 - ライセンスが足りない場合は、Meet ハードウェア ライセンスを購入してください。
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- (省略可)Desk 27 デバイスと Board 65 デバイスでは、デバイスでシングル サインオン(SSO)を使用するかどうかを決定します。詳しくは、Chrome OS デバイスに SAML シングル サインオンを設定するをご覧ください。
- (省略可)デバイスを先にデプロビジョニングせずに再登録すると、管理コンソールで新しいデバイス ID とレコードが作成されます。古いレコードが残っているため、ライセンスを解放するには、そのレコードをプロビジョニング解除する必要があります。古いレコードの設定が自動的に新しいレコードに引き継がれることはありません。以前に登録した ChromeOS ベースの Meet デバイスを再登録するには、デバイスを再登録するをご覧ください。
ChromeOS デバイスを登録する
Desk 27 と Board 65 は ChromeOS デバイスです。ChromeOS デバイスを登録する手順は次のとおりです。
- 電源ボタンを押してデバイスの電源を入れます。
- (省略可)デバイスに USB キーボードを接続します。
USB キーボードを使用せずにデバイスを登録することはできますが、仮想キーボードはタッチスクリーンに表示されません。 - 画面の設定で、以下を選択します。
- 言語
- キーボード レイアウト
- タイムゾーン
- ネットワーク
- (省略可)設定オプションをカスタマイズします。
- 設定プロセスのユーザー補助機能をカスタマイズするには、[ユーザー補助機能] をクリックして項目を設定します。
- デバイスから Google に情報を送信できるようにするには、[診断と使用状況のデータを Google に自動送信して Chrome OS の機能向上に役立てる] をクリックします。報告される内容について詳しくは、すべてのデバイスの設定を変更するのエラー報告の項目をご覧ください。
- ハードウェアのセキュリティ機能を設定するには、[システム セキュリティの設定] をクリックします。機能について詳しくは、セキュア モジュールについてをご覧ください。
- Chrome OS の利用規約を確認し、同意します。
- Google Workspace アカウントのメールアドレスとパスワードを使ってログインします。
- デバイスを登録できるユーザーが制限されている組織で、Workspace アカウントが特権管理者アカウントでない場合は、Google Meet ハードウェアの登録の管理者権限が付与されていることを確認してください。詳しくは、ロールの割り当てと権限を表示するをご覧ください。
- 2 段階認証プロセスが有効になっている場合は、USB-A セキュリティ キーまたはワンタイム パスワード(OTP)を使用してログインします。
- 登録が完了したら、[完了] をクリックします。
- Google Meet ハードウェアの画面が表示されたら、画面の指示に沿ってカメラ、マイク、スピーカーをテストします。
ヒント: テストで動画が表示されない場合や音声が聞こえない場合は、カメラ、マイク、スピーカーの接続をご確認ください。いったんケーブルを外してもう一度接続すると問題が解消することがあります。
次のステップ: Meet ハードウェアにカレンダーを割り当てて、ハードウェアが会議に自動的に追加されるようにします。
ChromeOS 以外のデバイスを登録する
Poly Studio X や Logitech デバイスなどの ChromeOS 以外のデバイスを登録する手順は次のとおりです。
- デバイスの電源をオンにします。
- タッチ コントローラがデバイスとオンラインでペア設定されていることを確認します。設定されていない場合は、先に進む前にペア設定する必要があります。
- Poly Studio X デバイスの場合は、システム ウェブ インターフェースにアクセスしてペア設定します。
- Logitech デバイスの場合は、会議室デバイスの設定にアクセスしてペア設定のステータスを確認します。
ペア設定が完了した後は、Google Meet をプロバイダとして選択します。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
- メニュー アイコン
[デバイス]
[Google Meet ハードウェア]
[デバイス] の順に移動します。
- ページの左下にある [その他] セクションで、[コードを使用してデバイスを登録] をクリックし、Logitech デバイスまたは Poly デバイスに表示されるコードを入力します。
次のステップ: Meet ハードウェアにカレンダーを割り当てて、ハードウェアが会議に自動的に追加されるようにします。
Meet ハードウェア デバイスを登録できるユーザーを限定する
管理者は、デバイスを登録できるユーザーを制限できます。こうすることで、権限のないユーザーによって Meet ハードウェアのライセンスが使用されるのを防止できます。これらの設定を更新しても、すでに登録されているデバイスには影響しません。
デバイスを登録できるユーザーを管理するには:
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
-
Go to Menu
Devices > Google Meet hardware > Settings.
Some features may require having the Meet hardware Manage organizational unit settings privilege.
- [サービスの設定] をクリックし、[登録権限が必要] をオンにして、[保存] をクリックします。
- Google Meet ハードウェアの登録の権限を持つカスタムの管理者ロールを作成または編集します。
- ユーザーによるデバイスの登録を許可するには、ロールを割り当てます。
登録に関する問題のトラブルシューティング
問題 | 解決方法 |
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利用可能なライセンスが不足している |
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デバイスの登録が許可されていないアカウント | Meet ハードウェア デバイスを登録できるユーザーを制限するのステップ 4 と 5 に沿って、Google Meet ハードウェアを登録するために必要な権限をアカウントに付与するよう、Google Workspace 管理者に依頼します。 |
管理コンソールの [デバイス] で [Google Meet ハードウェア] がグレー表示になり、画面に 403 forbidden エラーが表示される | Meet ハードウェア デバイスを登録できるユーザーを制限するのステップ 4 と 5 に沿って、Google Meet ハードウェアを登録するために必要な権限をアカウントに付与するよう、Google Workspace 管理者に依頼します。 |
登録後にデバイスにエラー画面が表示される | デバイスに搭載されている ChromeOS のバージョンが古く、更新が必要であることを示します。この処理には数時間かかることがあります。デバイスの更新後、デバイスを再起動すると、問題は解決します。 |
サポートされていないデバイス |
お使いのデバイスが引き続きサポートされているかどうかは、サポートが終了したデバイスに関する情報でご確認ください。 ChromeOS を搭載した Chromebox または Chromebase を、標準のビデオ会議システムに変換することはできません。 |