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モバイルの詳細管理を設定する

この機能に対応しているエディション: Frontline StarterFrontline Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Endpoint Education Upgrade、Enterprise EssentialsEnterprise Essentials Plus、G Suite Basic、G Suite Business、Cloud Identity Premium。 エディションの比較

管理者は、詳細管理を使用することで、組織のデータへのアクセスをより細かく管理することができます。詳細管理により、ロック画面通知などのモバイル デバイス機能の制限、デバイスの暗号化の強制、Android デバイス / iPhone / iPad 上のアプリの管理、デバイスからのデータワイプを行えます。

要件

  • 対象のデバイスはモバイルの詳細管理に対応している必要があります。デバイス要件についての記事をご確認ください。
  • iPhone と iPad を管理するには、Apple プッシュ証明書を設定するをご覧ください。
  • モバイルの詳細管理を設定できるのは、各デバイスにつき 1 つの Google アカウントのみです。
  • ユーザーは、モバイルの詳細管理をサポートするライセンスを所持している必要があります。モバイルの詳細管理をサポートしないライセンスを所持しているユーザーに対してモバイルの詳細管理を有効にした場合、モバイルの基本管理でサポートされる設定のみがそのユーザーのデバイスに適用されます。
  • ユーザー登録: 管理者が詳細管理を有効にすると、ユーザーは各自のデバイスを管理するための Device Policy アプリのインストールを求められます。
    • Android ユーザーは、アプリを手動でインストールせず、画面上の指示に沿って操作してください。詳しくは、Android デバイスで Google Workspace を設定するをご覧ください。ご利用のデバイスが仕事用プロファイルに対応している場合は、インストール時に仕事用プロファイルの設定を促すメッセージが表示されます。
    • iPhone と iPad のユーザーは、設定プロファイルのインストールも求められる場合があります。管理クライアントと、管理クライアントによるユーザー情報の取り扱いについて詳しくは、モバイルのトレーニングとヘルプをご覧ください。

ステップ 1. 詳細管理を有効にする

開始する前に: 特定のユーザーに設定を適用するには、対象のユーザーのアカウントを組織部門に追加します。
  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで [メニュー] 次に [デバイス]次に[モバイルとエンドポイント]次に [設定] 次に [ユニバーサル] の順に移動します。
  3. [全般] 次に [モバイル管理] をクリックします。
  4. 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  5. モバイルの詳細管理を有効にします。
    • サポート対象のすべてのモバイル デバイスに詳細管理を適用し、Apple プッシュ証明書を設定するには、[詳細] を選択します。Apple プッシュ証明書が設定されていない場合、管理対象が iOS デバイスでなくても、このオプションを使用することはできません。
    • 特定のプラットフォームに対して詳細管理を有効にする場合、または管理対象が iOS でない場合は、[カスタム] を選択します。次に、目的のプラットフォームの [詳細] を選択します。Apple プッシュ証明書が設定されていない場合、iOS デバイスに対して [詳細] を選択することはできません。
  6. [保存] をクリックします。子組織部門が作成済みの場合は、親組織部門の設定を継承またはオーバーライドできることがあります。
  7. モバイルでの同期を有効にする必要があるとのメッセージが表示されたら、[モバイルでの同期に移動] をクリックします。仕事用データの同期を許可するデバイスのチェックボックスをオンにして、[保存] をクリックします。
  8. iOS デバイスとアプリを管理する場合は、Apple プッシュ証明書を作成します。この証明書は毎年更新する必要があります。

ステップ 2. パスワードと承認の要件を設定する

開始する前に: 組織のユーザーに、各自が仕事で使用しているモバイル デバイスが管理対象となることを伝え、パスワードの要件など、管理者が設定するポリシーについて周知します。

  1. 管理対象モバイル デバイスのパスワード要件を設定します。パスワードの長さ、特殊文字の使用、有効期限に関する設定を行うことができます。
  2. 仕事用データにアクセスする前にデバイスを選別するには、モバイル デバイスに対する管理者の承認を必須にします。

ステップ 3. 会社所有のモバイル デバイスを設定する

会社所有のデバイスをお持ちでない場合は、この手順をスキップしてください。

Android の場合

iPhone および iPad の場合

ステップ 4. 組織のデータを保護する

組織のデータの安全性を高めるには、必要に応じて組織の詳細管理設定を使用します。

推奨設定

一般設定(すべてのモバイル デバイス)

  • 不正使用されたデバイスをブロックする
  • デバイスの暗号化を必須にする

Android の設定

  • 指定した期間内に同期しないデバイスを自動ワイプする
  • Android CTS に準拠していないデバイスをブロックする
  • アプリケーション確認の無効化を許可しない
  • USB ファイル転送を許可しない
  • 提供元不明アプリを許可しない
  • ロック画面で通知の詳細表示を許可しない
  • 信頼エージェントを許可しない(ロック画面の設定)

iOS の設定

  • ロック画面で通知の詳細表示を許可しない
  • 管理対象アプリに iCloud データの保存を許可しない
  • デバイスのバックアップを許可した場合にバックアップの暗号化を必須とする

次のステップ


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