Google サービスでドメインを使用する方法を選ぶ際は、次のオプションを検討してください。
- 単一の ID - 1 つのドメインにすべてのユーザーをプロビジョニングします。
- マルチドメイン - プライマリ ドメインとセカンダリ ドメインの両方にアカウントをプロビジョニングできます。
- 個別のアカウント(非推奨) - 複数の Google アカウントにユーザーを分散できます。
オプションの比較
以下で、それぞれのドメイン設計における長所と短所、機能比較を一覧に示します。
長所と短所長所 | 短所 | |
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単一の ID |
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マルチドメイン |
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個別のアカウント(非推奨) |
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注:
- どのドメイン設計の場合も、エイリアスは顧客のニーズに基づき、必要に応じて設定します。
- 単一の ID と個別のアカウントの設計の場合、セカンダリ ドメインは顧客のニーズに基づき、必要に応じて設定します。
- マルチドメインでのサポート内容について詳しくは、こちらをご覧ください。
単一の ID | マルチドメイン | 個別のアカウント | |
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管理者向け | |||
単一の管理コンソール | 可 | はい | 不可 |
ドメイン間でユーザーを移行する際の費用 | 低 | 低 | 高 |
必要な同期ツールのインスタンス(例: GADS、GAPS、GCC) | 1 つ | 1 つ | 複数 |
ドメインを統合する場合に名前空間が競合する可能性 | あり | × | なし |
マルチドメインの複雑さの有無 | なし | あり | なし |
ユーザーの操作性 | |||
共有カレンダー リソースの予約の一元管理 | 可 | はい | 不可 |
同僚間のコラボレーション機能 | 最適 | 最適 | 制限あり |
企業の単一の GAL | 可 | 可 | 困難 |
同僚間のメールの委任 | 可 | 可 | 制限あり |
ユーザーがセカンダリ ドメインに外部 ID を持てるかどうか(例: メール、カレンダーへの招待状、ドキュメント共有メールの送信) | メールのみ | 可 | ○ |