組織からユーザーを削除する

この記事は、企業、学校、その他の団体でユーザー アカウントを管理する G Suite 管理者、または、Cloud Identity 管理者を対象としています。個人の Google アカウントをご自身で削除する方法については、こちらの記事をご覧ください。

ユーザーが組織を離れる場合、G Suite 管理者はそのユーザーのアカウントを削除することができます。アカウントを削除するにあたり、そのユーザーが所有しているファイルやデータのオーナー権限を別のユーザーに移行することができます。削除対象のユーザーが所有していないファイルに影響はありません。オーナー権限を他のユーザーに移行しなかったコンテンツは削除されます。

ユーザーを削除した場合

削除されたユーザーは組織の G Suite サービスにアクセスできなくなり、次のデータが削除されます。

  • G Suite のデータ - すべてのファイル形式、Gmail、カレンダーのデータ(共有カレンダーを除く)。
  • サイトのページ - 以前の Google サイトでそのユーザーが作成したページを除きます。管理者は以前の Google サイトのページを削除できます。ドメインの従来のサイトの編集をご覧ください。
  • Google Vault - そのユーザーの Vault データは、保持の設定や記録保持(リティゲーション ホールド)の適用状況にかかわらず、30 日後にすべて削除されます。削除された状態のデータは、削除から 20 日以内であれば復元できます。削除されたデータはすぐに消去できます。Google Vault に関するよくある質問をご覧ください。
  • Google Play - そのユーザーの Google Play デベロッパー アカウント。一部のアプリは別のデベロッパー アカウントに移管できます。詳細については、別のデベロッパー アカウントへのアプリの移行をご覧ください。
  • Google Cloud Platform(GCP)- 削除されたユーザーは GCP リソースにアクセスできません。削除されたユーザーに対する Identity and Access Management(IAM)ポリシーの拘束力は、関連付けられたリソースで最長 30 日間継続します。ユーザーが GCP 組織のメンバーでない場合、プロジェクトは孤立状態になります。詳しくは、プロジェクト リソースの停止と孤立をご覧ください。
  • ブランド アカウントのアセット - YouTube チャンネルなど、オーナー権限が 1 人のユーザーだけにあるアセット。他にもオーナーがいる場合、アセットは別のオーナーの G Suite アカウントに譲渡されます。そのユーザーが唯一のオーナーである場合は、ユーザーを削除する前に新しいオーナーを選任することをおすすめします。詳しくは、ブランド アカウントの管理をご覧ください。
  • YouTube の動画などコアサービス以外のサービスのコンテンツ - YouTube の動画や Blogger のブログなど、コアサービス以外のサービスのユーザー コンテンツ。
  • Cloud Identity - そのユーザーのすべてのデータ。
  • Classroom - G Suite for Education アカウントを削除すると、教師や生徒は Classroom やドライブを使用できなくなります。
  • Google グループ - 削除されたユーザーはグループのサービスにアクセスできなくなりますが、作成したグループは、そのユーザーが唯一のメンバーであっても削除されません。

上記のサービスでユーザーデータの書き出しやオーナー権限の移行を行う方法について詳しくは、下記の「ユーザーを削除する前に」をご覧ください。削除するユーザーの G Suite ライセンスを再利用するには、そのユーザーのアカウントが G Suite から完全に削除されるまで待つ必要があります。削除が完了するまでに数時間ほどかかることがあります。

ユーザーを削除する前に

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本当に削除する必要があるかどうかを確かめる
  • 上記の「ユーザーを削除した場合」をご確認ください。
  • 競合するアカウントを解決しようとしているのであれば、アカウントを削除することは適切な対処法ではありません。そのユーザーが G Suite のメールやカレンダー、その他のサービスを使用している場合にアカウントが削除されると、そのユーザーはデータを失い、サービスにもアクセスできなくなります。 競合するアカウントとはをご覧ください。
  • チームメンバーのユーザー名を変更することが目的であれば、アカウントを削除する必要はありません。そのユーザーのエイリアス(ニックネーム)を作成し、その名前を使用してメールアドレスを設定できます。ユーザー名の変更をご覧ください。
メールを移行する

ユーザーのメールを別のアカウントに移行したい場合は、アカウントを削除する前に移行します。移行しない場合、メールはすべて削除され、取得できなくなります。詳細については、DMS を使用して G Suite アカウント間でメールを移行するをご覧ください。

重要なファイルやデータを譲渡する

譲渡できるのは、削除対象のユーザーが所有するファイルとデータに限られます。データの譲渡先のユーザーが新しいオーナーになります。削除対象のユーザーが所有していないファイルに影響はありません。他のユーザーに譲渡していないコンテンツは削除されます。Google ドライブのファイルは 20 日後に削除されます。

データを譲渡する方法は次のとおりです。

共有カレンダーを譲渡する

ユーザーのメイン カレンダーは 20 日後に削除されます。共有カレンダーは削除されません。共有カレンダーのオーナー権限を移行するには、その共有カレンダーについての変更および共有の管理権限を別のユーザーに付与します。他のユーザーとカレンダーを共有するをご覧ください。

ユーザーのメールアドレスから自動返信とメール転送が行われるように設定する
  1. Google 管理コンソールにログインし、ユーザーのパスワードを再設定する手順を行います。
  2. そのユーザーとしてログインします。
  3. Gmail で、メールの転送を設定します。Gmail のメールを他のアカウントに自動転送するをご覧ください。
  4. 自動返信メッセージを設定します。不在通知をオンまたはオフにするをご覧ください。

たとえば、自動返信メールの件名に「このアドレスは現在使われておりませんが、メールは拝受し、新しいアドレスに転送いたしました。」と入力します。

G Suite のビジネス用メールがあるかどうか確認する

G Suite のビジネス用メールをお申し込みの場合をご覧ください。

警告: 個人用 Gmail アカウントを使って G Suite のビジネス用メールアドレスを申し込んだユーザーのアカウントを削除した場合、削除されたユーザーは、個人のアカウントにアクセスできなくなります。そのユーザーが Google Domains でアカウントのドメインを購入していた場合は、ドメインの管理もできなくなります。引き続き利用するには、別の Google Domains アカウントにドメインを移行します。

クラスのオーナー権限を譲渡する

Classroom で教師を削除する場合は、他の教師にクラスのオーナー権限を移行できます。詳しくは、クラスのオーナー権限を譲渡するをご覧ください。

ユーザーの削除

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないアカウント)でログインしてください。

  2. 管理コンソールのホームページから、[ユーザー] にアクセスします。
  3. (省略可)1 人のユーザーを削除するには:
    1. [ユーザー] のリストで目的のユーザーを探します。詳しくは、ユーザー アカウントの検索をご覧ください。
    2. 削除するユーザーにカーソルを合わせて [その他] 次に [ユーザーを削除] をクリックします。
  4. (省略可)複数のユーザーを削除するには:
    1. [ユーザー] のリストから、削除する各ユーザーのチェックボックスをオンにします。
    2. ページの上部にある、[その他] 次に [選択したユーザーを削除] をクリックします。

      ヒント: すべてのユーザーが同じ組織部門に属している場合は、左側でその組織部門を選択するとユーザーを見つけやすくなります。

  5. 特権管理者ではなく代理管理者の場合は、アカウントを削除した場合の影響について理解したうえでチェックボックスをオンにしてください。
  6. (省略可。特権管理者のみ)ユーザー コンテンツのオーナー権限を移行するには:
    1. 目的のオプションごとに、横にあるチェックボックスをオンにします。
    2. [移行先] ボックスに、ファイルを譲渡するユーザー名またはメールアドレスの最初の数文字を入力します。目的のアカウントが表示されたら、そのアカウントを選択します。
  7. [ユーザーを削除] をクリックします。

データの移行とアカウントの削除が完了すると、[会社プロフィール次に [プロフィール] 次に [連絡先情報] で指定されている連絡先にメールが届きます。

削除したユーザーを復元する

削除後 20 日間は、削除したアカウントを復元できます。最近削除したユーザーを復元するをご覧ください。

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