Windows プリント サーバーでの Google クラウド プリントの設定
Windows プリント サーバーや、印刷ジョブ ルーティングに使用するその他の Windows マシンがある場合、Google クラウド プリント コネクタを Windows サービスとして実行できます。これにより、組織のユーザーは Chrome 端末やその他のウェブ対応端末から組織の従来のプリンタで印刷することができます。コネクタをサービスとして実行することにより、クラウド プリントが組織のサーバーで常時稼動することになります。これは、現在の印刷ソリューションと併用することができます。
注: 従来のプリンタで印刷するには、Windows 向け Google クラウド プリント サービスを実行しているマシンにログインする必要があります。
始める前に
Windows 向け Google クラウド プリント サービスをインストールする前に、次の点をご確認ください。
- 少なくとも一部のビジネス プリンタが Google クラウド プリントに対応していない。
- Windows プリント サーバーや 24 時間体制で印刷ジョブ ルーティングに使用するその他の Windows パソコンがある。
- Google Chrome 27+ がすべてのユーザーにインストールされているコネクタは別のユーザーとして実行し、Chrome へのアクセスが可能である必要があります。Chrome は %programfiles%\Google\Chrome にインストールします。
サポートされるプラットフォーム
Google クラウド プリントをご利用いただけるプラットフォームについては、こちらの記事をご覧ください。
Windows 向け Google クラウド プリント サービスのインストール
- Google Chrome をダウンロードしてインストールします。
- こちらの手順に沿ってプリンタを追加、設定します。
- 目的のプリンタを使用できる状態にあることを管理ページで確認します。
Windows 向け Google Cloud Print Service のアンインストール
Windows 向け Google Cloud Print Service をアンインストールするには Windows のコントロール パネルを開き、Google クラウド プリント サービスをアンインストールします。
困ったときに
- 設定ユーティリティを使用して(設定の手順 2 以降)、サービスを開始、停止、登録、登録解除できます。
- サービスの登録時にログ記録を有効にすることができます。Windows 7 の場合、ログは「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Google\Cloud Print Service\chrome_debug.log」に保存されます。
よくあるご質問
Google クラウド プリント サービスを Windows 2008 または 2012 サーバーにインストールする場合、ドメイン管理者(Domain Admins グループのメンバー)ではなくローカル管理者(Local Admins グループのメンバー)のアカウントが必要ですか?Windows の印刷共有の参照と印刷を行う権限が必要です。ローカルで接続されているプリンタの場合は、ローカル管理者のアカウントが適しています。ネットワーク プリンタの場合は、印刷ジョブの送信と削除を行うために必要な権限がすべて必要です。
この記事の手順で設定したクラウド プリントは、Windows 向け Google クラウド プリント サービスの設定で指定したアカウントで実行されます。
Windows サービスまたはユーザー アカウントです。
いいえ、ポート 5222 は送信用にのみ開く必要があります。
443 TCP(HTTPS)は次の URL への接続に使用されます。
https://www.googleapis.com/*
https://accounts.google.com/*
https://www.google.com/cloudprint/*
5222 TCP(XMPP、STARTTLS を使用)は次の URL への持続的接続に使用されます。
talk.google.com
ポート 5222 はプリント サーバーのみに必要です。パソコンや Chromebook は https:443 を使って Google に印刷ジョブを送信します。