Gmail のメール ルーティング用のメールサーバーを追加する

Gmail は、通常は直接配信に設定されています。直接配信では、ドメイン内のユーザーのすべてのメッセージが Gmail の受信トレイに送信されます。直接配信の設定の説明については、Google Workspace で Gmail を有効にするをご覧ください。

特に自社のメールサーバーを管理している場合は、他のメール配信オプションの設定が必要になることがああります。たとえば、オンプレミスのメールサーバーに Microsoft Exchange のメッセージを配信する場合です。その他のメール配信オプションを設定するには、まず [ルートを追加] 設定を使用してオンプレミス サーバーのメールルートを追加する必要があります。

メールのルーティングについて詳しくは、メールのルーティングと配信についての記事をご覧ください。

ドメインのメールルートを追加する

始める前に: 以下の手順では、メール配信を行うメールサーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。ドメインの新しいメールルートを追加する際には、この情報を準備しておきます。サーバーのホスト名または IP アドレスがわからない場合は、サーバー プロバイダにお問い合わせいただくか、サーバーのサポート情報をご確認ください。

  1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

  2. メニュー アイコン  次に [アプリ] > [Google Workspace] > [Gmail] > [ホスト] にアクセスします。

    アクセスするには Gmail の「設定」管理者権限が必要です。

  3. [ルートを追加] をクリックします。
  4.  [メールのルートを追加] ボックスで、次の手順を行います。
     
    設定オプション 手順
    名前 新しいメールルートの名前または説明を入力します。このフィールドが空の場合は、新しい設定を保存できません。
    メールサーバーの指定
    1. メニュー アイコン をクリックして、ホスト オプション([単一のホスト] または [複数のホスト])を選択します。
    2. [ホスト オプション] メニューで、サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
      • [単一ホスト] を選択した場合は、サーバーのホスト名(推奨)または IP アドレスを入力します。ポート番号を入力します(25、587、または 1024~65535 の範囲の値)。
      • [複数のホスト] を選択した場合は、ロード バランシングとバックアップ用の、複数のプライマリ ホストとセカンダリ ホストを指定します。[プライマリ] ホストと [セカンダリ] ホストのテーブルに、サーバーのホスト名(推奨)または IP アドレスを入力します。

        追加するサーバーの負荷の合計は、各テーブルで合計 100% になるようにする必要があります。たとえば、[プライマリ] ホストのテーブルで、2 つのホストを追加した場合は、各サーバーの [負荷(%)] フィールドに「50」と入力します。

    注: ポート 465 はサポートされていません。

    オプション
    1. 新しいルート用のオプションを選択します。新しいルートでは、推奨されるオプションがデフォルトでオンになっています。
      • ホストで MX ルックアップを実行する - 入力したドメインに関連付けられているホストに配信します。ドメインを入力した場合は、このチェックボックスをオンにしてホスト MX レコードを検証し、ドメイン MX レコードのサーバーに配信します。メールサーバーを入力した場合は、このチェックボックスをオフのままにします。
      • セキュアなトランスポート(TLS)を使用する(推奨) - 送信側のメールサーバーと受信側のメールサーバーの間で、Transport Layer Security(TLS)を使用してメールを暗号化します。
      • CA 署名済み証明書を使用する(推奨) - クライアント SMTP サーバーは、Google が信頼する認証局によって署名された証明書を提示する必要があります。
      • 証明書のホスト名を検証する(推奨) - 受信ホスト名が SMTP サーバーから提示された証明書と一致することを確認します。
    2. 追加したサーバーへの接続を確認するには、[TLS 接続をテスト] をクリックします。
  5. [メールのルートを追加] ボックスの下部にある [保存] をクリックします。

変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細

行った変更は管理コンソールの監査ログで確認できます。

「証明書を検証できませんでした」というエラーが表示される

[TLS 接続をテスト] をクリックして証明書の検証エラーが発生した場合は、新しいメールルートを保存できたとしても、組織から送信されたメールは返送されます。

エラーを解決するには、次の方法をお試しください。

  • メールサーバーに複数のホスト名がある場合は、サーバーの証明書に記載されたホスト名を使用していることを確認します。
  • ルート上のメールサーバーにアクセスできる場合は、信頼できる認証局からの新しい証明書をインストールします。新しい証明書に正しいホスト名が設定されていることを確認します。
  • サードパーティのメールリレー サービスを使用している場合は、このエラーについてサービス プロバイダに問い合わせます。
  • 次の 1 つ以上のチェックボックスをオフにします。
    • セキュアなトランスポート(TLS)を使用する
    • CA の署名がある証明書を必須とする
    • 証明書のホスト名を検証する

    重要: 接続を検証できるように、これらのオプションはできる限りオンにしておくことをおすすめします。


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