Marketplace アプリが G Suite のデータを使用する方法

G Suite Marketplace で公開され、管理コンソールを通して入手可能なサードパーティ製アプリは、さまざまな方法で G Suite のデータと統合されます。

以降のセクションでは、それぞれの統合ポイントについて説明し、詳細情報のリンクを示します。

メールの統合

メールと統合するアプリは、Gmail のデータにアクセスします。

メールの統合によく使用される方法としては、サイドバー ガジェットとコンテキスト ガジェットの 2 つがあります。

サイドバー ガジェットとは HTML と JavaScript のシンプルなウェブ アプリケーションであり、Gmail の左側のウィンドウ枠に埋め込むことができます。Gmail への機能追加や、コンテンツ リッチなデータ表示が可能になります。

コンテキスト ガジェットは、メール メッセージの内容に基づいてウェブから情報を取得します。たとえば、メッセージ内のリンクに基づいて内容のプレビューを表示します。

コンテキスト ガジェットでは以下の API が使用されます。

  • Extractor API: メール内でコンテキストの手がかりを検出し、ガジェットを呼び出すコンテンツの種類を判断し、そのコンテンツをガジェットに渡します。詳細
  • IMAP over OAuth API: Gmail では IMAP プロトコルによるメールへのアクセスと送信がサポートされています。ガジェットでこの API を使用すると、OAuth 経由で Gmail に IMAP アクセスできます。詳細
  • GMAIL Atom Feeds API: ウェブサイト、ブログ、Gmail の更新情報をフィードします。詳細

コンテキスト ガジェットを使用するアプリケーションをインストールする場合は、メールの内容に応じてガジェットの表示が変化する可能性についてユーザーに通知しておくことをおすすめします。

ドメイン管理者は、ガジェットをインストールする前に慎重に評価する必要があります。詳細

アプリと Gmail との統合について詳しくは、https://developers.google.com/gmail/ をご覧ください。

カレンダーの統合

カレンダーと統合するアプリは、Google カレンダーのデータ(招待状や予定など)にアクセスします。

アプリは Google Calendar DATA API を使用して、カレンダーの編集、カレンダーの予定の作成と削除、招待状の送信などを行うことができます。詳細

Google+ の統合
Google+ と統合するアプリは、Google+ のデータ(投稿、コメント、サークルなど)にアクセスします。アプリは Google+ API を使用して、投稿をストリームに書き込むことができます。読み取りが可能なものとしては、一般公開の投稿、ドメイン限定の投稿、サークル限定の投稿、投稿へのコメント、特定ユーザーのサークルの名前と各サークルでのメンバーシップ、ユーザーのサークルすべてのメンバーをひとまとめにしたリスト(サークルの情報を含まない)があります。詳細
Google アプリ ランチャー

Google アプリ ランチャーと統合するアプリは、G Suite の [もっと見る] メニューに表示されます。

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シングル サインオン

アプリをシングル サインオンと統合すると、ユーザーが G Suite の認証情報を使用してそのアプリに安全にログインできるようになります。これにはいくつかの方法があります。

OAuth2 : シンプルかつ標準的な方法でセキュリティで保護された認可を実現するオープン プロトコルです。管理コンソールから入手可能な新しいアプリはすべて、シングル サインオンに OAuth2 を使用します。詳細

G Suite 向け OpenID 連携ログイン サービス: G Suite ユーザー アカウントを使用してサードパーティのウェブサイトに安全にログインできるようになります。詳細

SAML シングル サインオン: 保護されたウェブドメイン間でユーザー認証、認可データを交換できます。SAML を使用すると、オンライン サービス プロバイダのユーザーがセキュリティで保護されたコンテンツにアクセスしようとするときに、別のオンライン ID プロバイダと通信してユーザーを認証することができます。詳細

Google ドライブ

Google ドライブと統合するアプリは、Google ドライブのファイル(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど)とともに保存されたユーザーデータにプログラムからアクセスして操作することができます。たとえば、次のことが可能です。

  • 特定のキーワード、カテゴリ、メタデータに一致するドキュメントを取得する
  • ドキュメントやフォルダの共有権限を変更する
  • ドキュメントの変更履歴を確認、ダウンロード、公開する
  • ドキュメントを書き出す
  • ローカルのドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、PDF のオンライン バックアップを作成する
  • フォルダを作成してドキュメントやフォルダをフォルダに移動する

統合を実装するには Google ドライブ SDK を使用します。詳細

連絡先

連絡先と統合するアプリは、Contacts Data API を使用して Gmail の連絡先にアクセスし、編集します。詳細

Marketplace アプリとの統合のサポート

Marketplace にある独立系ソフトウェア ベンダー(ISV)が作成した、Google のサービスと統合されるアプリケーションは、「サポート対象」と「サポート対象外」の 2 つに分けられます。

サポート対象

Marketplace アプリ本来の目的に Google の一般公開 API が使用されている場合は、そのアプリのサポートとサービスを Google が G Suite API 利用規約を通して行います。

サポート対象外

Marketplace アプリのうち、さまざまな HTML ページ、Cookie、JavaScript、HTTP URI、HTTPS URI などに見られる要素や属性を使用しているにすぎないものは、G Suite API 利用規約によるサポートの対象ではありません。

Google は、Google のサービスとのイノベーションと統合をすべて歓迎しますが、このような実装タイプを使用する Marketplace アプリが常に適切に動作するとは限らないことにご注意ください。

Google では、お客様が期待するサービス、拡張性、可用性、イノベーションを実現するために、サービスを柔軟に随時変更してきました。特定のサービスに対して大幅な変更を加える場合は、外部アプリケーションとの統合ができる限り可能となるように機能を提供することにも努めています。

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